2005年07月16日 かなり似ているこの形状でいくら？
「100：14」新規登録会員00239 木村様からドイツ製ギターに関する情報が寄せられた。以下にその内容の一部ご紹介しよう。
そもそも倉庫番様のＨＰに辿り着いたきっかけは、かれこれ1年以上前に「ギターのリペアー」「レストア」関連にてインターネット検索を致しましたところ、倉庫番様のＨＰがヒットした事だったと記憶しております。それ以後は、更新されるのを楽しみに毎日欠かさずチェックしております。
その影響からか、私も「Ｋｒａｋｅｎ Ｆｌａｇｍａｎ」が非常に気に入りまして、「Ｋ＃０４１００１１」と「Ｋ＃０５１００４８」の二本を、ストリングネットさんからオークションにて購入させて戴きました。
「Ｋ＃０４１００１１」の方は従来の仕様で、水色のキルトメイプルトップ、マホ・バックに、マホ＆ローズ５ＰＣＳネック、エボニー指盤にはドルフィンのインレイが踊るど派手なやつです。コンデンサーをロシア製のビタＱ（＝これは倉庫番様がホームページに書かれる約１ヶ月前にオークションにて入手しておりました）に交換し、ビクズビーのトレモロを付けております。
「Ｋ＃０５１００４８」の方は、倉庫番様の言う新機軸シリーズにあたると思いますが、ネック、ボディー共にタイガーアイのフレイムメイプル１ＰＣ（＝ネックヒールには継ぎがありますが）で、やっぱり結構派手です（笑）ちなみに倉庫番様のギターとは異なり、ネックはかなり薄くなっております。
どちらも非常に気に入っており、代わりばんこに弾いております。
倉庫番様も書かれておりましたが、確かに新機軸のＦｌａｇｍａｎは音のヌケが良くなった感じですね。
もっとも、私のギター２本は材も、ピックアップも異なるのでその影響の方が強いとは思いますが・・・。
ともあれ、今後弾きこむ事によってどんな音になって行くのかが本当に楽しみです。
倉庫番様の「Ｋ＃０５１００４７」も綺麗でいいですね、機会があれば是非弾かせて下さい。
又、是永様等プロの方がそのギターを弾いて、どのような感想を持たれるかも非常に興味がありますので、機会があれば「独断倉庫」の方にて発表して戴けると嬉しいです。
ところで、倉庫番様は「ニック・フーバー（Ｎｉｋ Ｈｕｂｅｒ）」というドイツのギター製作家を御存知ですか？
私は最近知ったのですが、この方が造っている「ドルフィン（Ｄｏｌｐｈｉｎｅ）」というモデルのギター、パッと見が「Ｋｒａｋｅｎ Ｆｌａｇｍａｎ」にそっくりなのでございます。
最近その宣伝を見た時に、私は「Ｋｒａｋｅｎ」の宣伝かと思ったほどでございます。
更に、値段を見てビックリ！何と日本での定価「￥１，０２９，０００．－」！
（輸入取扱いは「荒井貿易（アリア）」で、実売価格は「￥８００，０００．－」程度のようです。）
確かにペグを除きオール・ハンドメイドのようですが、材も特別なものではないし、「Ｆｌａｇｍａｎ」との価格差に呆然としてしまった次第でございます。
「だから何？」と言われると困るのですが、「独断倉庫」のネタにでもして戴ければと思い書かせて戴きました。
御興味があれば、ニック・フーバー・ギターのＨＰアドレスを下記に記しておきますので御確認下さい。
http://www.nikhuber-guitars.de/startframeset.html
確かに似た形状のギターである。ニック・フーバーって知らなかったなあ・・・。気になるので二つのギターを並べて観た！
Dolphine
Kraken仕様は別として二つのシェイプはかなり近いモノを感じる。ニック・フーパーのWEBをチェックしたが、作家っぽい感じの細部の造り込みだったなあ。TOP材も美しいキルト材が使われている。ある程度よい材を使ったからと言っても、この価格の違いは何だろうか？Kraken だって真っ当な材を使っているはずなのだが。
ギターの販売価格は作者が勝手に決めれば良いし、その価格で買うかどうかは消費者が決める事だ。私が文句を言える筋合いではない。だが、上の画像で言えば二つのギターは、定価ベースで約 100：14 の価格差があるのだ。何が基準になって定価が導き出されているのだろうか？この疑問は単に高いモノが変えない者のひがみか？
とはいえ、一度 ニック・フーパーのDolphineも触ってみたいなとは思う本日である！
本日の結論
どちらがどちらを真似たとか言う話ではなくて、
この業界は似たもんが多いよね～！
機能が同じだからそりゃあ似るよなあ！------------------------------
「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。
GO TO HOME PAGE
