桜風的関増速

2005年04月10日 早く速くなってほしかったのだ!




「コストパフォーマンス」

気持ちよい風が部屋の中へ吹き込んで来る穏やかな日だ。桜の花びらが散り始め、マンションの中庭全面に広がっている。近所を車で走ると、これほどまでに桜の樹が多く植えられているのかと驚くほどだ。マンションの八重桜は今日が満開。その八重桜の前の部屋はベランダから桜全体が眺められるいいポジションだ。毎年部屋の中から窓いっぱいに咲き誇る桜で花見が出来るのは、マンションを売る場合プラスポイントになるのだろうか?なんてな事を毎年この頃に感じるなあ!

珍しく、朝っぱらからゴミ捨てを行っていた。先日買ったギターやギターケースが運ばれて来たときに入っていた、ダンボールやパッキン用の新聞紙が大量にこの1週間玄関先に放置してあった。で、そろそろ妻の怒りが爆発する頃だろうと、顔色をうかがいつつ午前中に片付けたのだ。スッキリ!そして、その理由はもう一つあった。

登録会員00215関様が本日遊びに来られる予定があったのだ。もちろん新規入荷のギターの数々を弾き倒しにこられるのだ。迎え入れるためにはそれなりに玄関先を片付けなければならない。もっとも、こんなイベントがないとゴミをサクサク片付けるための「オヤジのモチベーション」は盛りあがらないのだがね。

てなバタバタをやっている最中に、新たなる情報が入って来た!

当家に入っているインターネット用の回線は18Mbpsである。今まで自宅で使うにはこれ充分と思っていたのだが、このところ世間では100Mbps回線が安く提供され始めた。ところが、当マンションは玄関先までは光ファイバー回線が来ているのだが、 建造が古いために館内配線がメタルのままなのだ。そうなると簡単に光フィバーの館内導入が出来ないため、VDSLという技術でここ2年ほどインターネット回線を確保していたのだ。

当初は加入者が少なかったので、回線の使用者が重なる時間帯が少なく、18Mbpsでもな〜んにも問題なく使えていたのだが、この数ヶ月は深夜になると突然回線が込み始め、かつての「ロクヨンロクヨンイチニッパ」の時代が蘇って来たのである!いかん!なんとかしなければ!といくつかのプロバイダを次候補に探し始めていた昨今だった・・・。

今朝、郵便受けに入っていたパンフレットを見つけて驚いた!今まで使っていたプロバイダがなんと料金値下げを発表し、さらに回線スピードも100Mbpsにアップするというのだ!なんぢゃこりゃ〜?技術的にVDSLでも100Mbpsが可能になったようだな。そりゃあそうだよなあ。あれだけ他社が100Mbps戦争を仕掛けて来ているのだから、すぐに今までのユーザーは離れてしまうだろうし・・・。

で、そこには気になる点があった。今まで使っていた回線のために私が購入したモデムは、100Mbpsに回線変更すると使えなくなってしまうのだ!おいおい!またモデムを買えってのかよ!と困惑していた時、料金表をじっくり読んで納得した。

今までの月間使用料金は3,864円 (モデム別)だったのだが、次からは3,129円(モデムレンタル込み)になるのだ!料金が安くなって、モデムも込みで回線スピードが5.55倍になれば切り替え無い理由が見当たらない!コストパフォーマンスが急激に上昇しているのだ!5月に工事をするようなので、今から申し込んでおけば連休明けには使えるようになるのか?話が上手すぎるが、このご時世だから、プロバイダも背に腹は代えられないのか?よ〜しさっそく申し込んでやる〜〜〜!!!てなことで100Mbpsの切り替え申し込み用紙は午前中に発送完了したぞ〜!

そしてメインイベントの関様登場だ!

13時過ぎにご家族3名揃っておいでいただいた。今日は暑かったので、とりあえずお茶代わりに「白熊」をお出しした。皆さんお好きなようでさっそく冷たい夏の風物詩を味わu。もちろん私も楽しむのであった。その後は奥様と娘さんは、当家の妻と手乗り白文鳥「ラッキー」に相手をしてもらって、関さんと私は個室にこもって試奏会で「ギター談義」である。


BugsGear のラッカーフニッシュモデル(ピックアップ付き)


Kraken Flagman


Devid Thomas McNaught Vintage Single Cut

いずれのギターにも満足のご様子だったが、まずはBugsGearのコストパフォーマンスに驚かれていた。だが、関様の体格からすると、このボディーサイズは小さすぎたようだ。Kraken Flagmanでは装飾のシェルインレイの派手さや仕上げの丁寧さに驚かれていた。サウンドにも納得。そしてやはりKraken のコストパフォーマンスにも関様は大納得なのである!韓国パワー恐るべし。

そして、最後に試奏されたDTMにはもっと驚かれていたなあ。関様も初めて触られたDTMだが、弾き始めてすぐに別格だと気付かれたようだ。「これはいい!弾きやすいしバランスがいいし!」と激賛であった。プロミュージシャンに試奏をお願いしたときにいつも感じるのは、的確で「予断の無い率直な感想」がすぐに飛び出してくる事だ。プロにとって生産国や価格が問題なのではない。重要なのは「出て来るサウンド」の善し悪しなのだ。とはいえ、高い楽器はいい音がする確率が高いのは当たり前だがね。

安くて良いギターを供給するには、人件費の問題が大きいだろう。現時点で技術力と人件費のバランスがある程度とれているのが韓国なのだろうな。韓国にもそろそろ日本のギターキッズ達「あこがれのブランド」が生まれてよろしいのでは?と思う昨今である。




本日の結論
インターネット回線は、マンション館内がメタルでは100Mbpsが限界なのだろうか?
これから先もっと速くなれるのだろうか?

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