突発的足指腫
2004年12月07日 腫れ上がった足小指の原因は!
 



「医師の判断が告げられる瞬間がやってきた!」

あれほど盛り上がった「アブラガニ・パーティー」の翌朝、12月6日(月)起床した時点でとんでもない事態が待っていた!

上の画像をじっくりご覧いただきたい。私の左足指先の画像である。左足小指から付け根付近まで腫れ上がり、痛々しい様子が見て取れる。指だけではなく、足の厚みも増えている。「50%増量(当社比)」って感じの黄色い○の中なのである!

熱を持ち、立ち上がると激痛が走った。そろりそろりと室内を歩いてみたが、こりゃあとても長距離を歩ける状態ではない。困った・・・ううむ・・・もちろん腫れ上がっているのだから靴も履けない。足をやられると身動きが取れなくなるので、勤務は難しくなる。駅の階段を上るなんてのは絶望的だ!早々に「本日休業」決定!

近所の整形外科が開くのを待って、病院に向かった。マンションの階段を下りるのに遅々たる進みである。一歩一歩が激痛との戦いなのだ。病院待合室は老人でいっぱいだった!30分ほど待たされて、診察室に入ると、医師は「どうされましたか?」と定番の質問である。

靴下を脱ぎ患部を見せた。

医師 「腫れていますねえ!どこかにぶつけましたか?」
私  「まったくそんな記憶はありません」
医師 「昨日か、一昨日にお酒を飲み過ぎたとかありませんか?」
私  「私はお酒を一滴も飲みませんので」
医師 「そうですか・・・爪を切ったとか?」
私  「それもありません」
医師 「見た目には膿みもなさそうだし・・・」
私  「でしょう?じっとしていればほとんど痛みもないんです」
医師 「えっ?そうなんですか・・・」
私  「通風の痛みは知っているので、全く違う感じです」
医師 「うううむ・・・分からないですねえ・・・」
私  「つまり健康的な腫れ具合ってことですかね〜!」
医師 「わははは・・・血液検査とレントゲンを撮りましょう!」

次に呼ばれたのは、血液の採血である。実はここにも新たな敵が待っていた!

看護婦「右腕と左腕どちらからがいいですか?」
私  「どちらでもいいんですが、血管が細くて見つけにくいので・・・」
看護婦「あらら・・・本当ですね〜!」
私  「初心者看護婦さんには採血でいじめられるんですよ!」
看護婦「わっこんなに見つけにくいと・・・私もいじめちゃいそうですね〜!」
私  「やめてくださいよ〜!」

左腕は丹念な血管チェックの後、却下されてしまった。次は右腕。だがここもまた念入りな血管捜査が続き、ようやく1か所見つけ出された。

看護婦「普通はこんなところから採血しませんが・・・点滴なんかは大変ですね!」

しかし言葉とは裏腹に、その看護婦は手際よく、一回で採血針を血管に命中させる事が出来た。さすがにベテランの技である。採血はいつもこうあって欲しいものだ!

レントゲンは両足を比較するためにそれぞれ2枚撮影した。30分後、再び診察室に呼ばれた。医師の目の前には「医療用レントゲン画像モニタ」が置かれていた。これは初めて目にする装置だ。私の足のレントゲン画像が大きく表示されている。レントゲン写真を直接見るのではなく、いったんデジタル化した画像である。拡大、コントラスト調整等できるので患部をチェックしやすい。フォトショップで見ている感じだ。

医師は、デジタル画像を見ながら丹念に解説を加え始めた。どちらかといえば、医師自身が原因を発見するためにチェックしている感じだった。チェクポイント1か所ごとに解説は続いた・・・。

医師「小指の骨が少し内側に向いていますね・・・でもこれは関係ないでしょう」
私 「昔からですので、今までは問題なかったですよ」
医師「左右の足を比べると、明らかに左が腫れているのが分かります」
私 (みりゃわかるって!)
医師「骨にも異常は見られません。尿酸結晶もありませんねえ」
私 「でも腫れていると・・・」

医師は医学書を取り出し、足の解剖画像の解説部分を開き、細かな解説をはじめたのだった・・・。血管、脂肪層、皮膚、筋、等解説されるのはよいのだが・・・で・・・どうなのよ?何が原因なのだ?そして、いよいよ医師の判断が告げられる瞬間がやってきた!

医師「今の説明でお分かりの通り、現時点では足の腫れの原因がつかめません・・・」
私 「そうですか・・・(あらら!)」
医師「とりあえず、湿布をして足を高い位置に置いて安静にしていて下さい。
   それに炎症の薬と鎮痛剤を出しますので、 朝昼晩に服用してください。
   原因が何であれ、当面同じ処置になりますので


医師はすまなさそうな顔で「この説明でよろしいでしょうか?」と最後に付け加えた。よろしいも何も、原因が分からなければ対処のしようがない。まいったねえ〜!8日になれば血液検査の結果も出るのでその際に、新たな原因が見つかるかもしれないなあ!

再度、現状を書いておこう。

●足をぶつけた記憶は無い。
●水虫も無い。
●毛根から細菌が入った可能性は低い(膿みが無い)
●通風の痛みは全くない。
●骨に異常は見つからない。
●関節もきれいである。
●尿酸結晶の発生も観られない。
●でも・・・腫れている!




8日には衝撃の真実が明らかになるのだろうか?
怖いような楽しみのような・・・。以下、次号に続く!



本日の結論
足首から上は健康なので、じ〜っと休んでいるのが辛いぞ〜!

------------------------------

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE