携帯的車道具
2004年06月28日 こんな道具を手に入れてみた・・・!
 

解決策になるのか?


「思いがけない言葉が」

車を運転中に携帯電話を使用するのは非常に危険であると、人々は認知しているはずなのだが、街行く車の中で携帯電話を使用している状況を頻繁に眼にする。電話を掛けながら運転するだけではなく、メールを打ちながら運転しているケースにも頻繁に出くわす。ひょっとして、あれはゲームをしているのかも知れないがなあ・・・。

すでに皆様御存知の通り、そんな「運転中携帯電話使用者」に鉄槌を下すべく道交法の改正が行われた。かなりハードな罰則規定だ。解りやすく書くと以下の通りである

2004年8月より走行時の携帯電話等の使用に関する罰則が 法改正されます。
自動車や原動機付自転車の運転中に、携帯電話等を手で持って運転したり、
メールの送信等を行ったりした者は、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられます。
(行政処分の基礎点数2点)


私が運転中に電話を使用するケースはほとんどない。だが・・・まれに掛かってくることがある。しかも出ないわけにはいかない。さて、それはどのような場合か?通常、私と娘は最寄りの駅まで妻に車で送り迎えをしてもらっている。ところが、休みの日や妻の体調が悪い時には、私が娘を送り迎えすることになる。

夜の迎えの際には電車の到着時刻に合わせて家を出るのだが、道が渋滞していたり家を出遅れたりしてしばし待たせてしまうことがある。待つ身としては「なんで遅いんだよ!」と苛つくのは当たり前だ。そこで待人は「どうしたの?」と迎えに走っている車に電話を掛けることになる。運転していても事情が分かっているだけに、つい携帯電話を走行中に受けてしまうことになる。この現象は私だけでなく、妻も日々同じ状況であることに変わりはない。

しかし!緊急事態になっても「法律的」に電話を受けられないとなると困ってしまう。そんな時はどうするのか?法律には抜け道がある。「手に持って」が重要なポイントなのだ・・・通話をしてはダメだとは書いてない。携帯電話を手に持たなければセーフとなる!そこで台頭してきたのが「車載用ハンズフリーグッズ」だ。車に搭載し、携帯電話をセットすれば、携帯電話を手に持たなくても通話ができる装置だ。

これを手に入れよう!と思いはじめたのは先週の事だった。まずビ●クカメラの携帯電話コーナーでチェックしたところ、まったく存在していなかった。あららら・・・・。次に調べたのがWEBオークションの出品物。ここには大量に出品してあった。値段は100円から数千円までと、かなりの開きがあった。

数百円の安いものは「イヤホンタイプのマイク付きレシーバー」である。携帯電話のイヤホンジャックに差し込んで使う。これでも十分の機能を持つのだが、ずっと片耳にイヤホンを突っ込みっぱなしというのはいささか鬱陶しい。運転中ずっと片耳が塞がりっぱなしなのはそれなりに危険だ。長時間になるとなおさら嫌なものだ。しかも、私はすでに1本持っているので、買う必要が無い。

真っ当なものは、ほとんどが定価1万円〜1.5万円程度の商品のようだ。物色してみると、意外な事実が判明した。「車載用ハンズフリーグッズ」にもいくつかの根本的な仕様の違いがあったのだ。ほとんどの商品は「携帯のイヤホンジャック」にケーブルを繋いで、外付けのスピーカーとマイクで会話させる方式である。高い商品になると、掛かってきた場合には自動的に受信し、通話がきれると自動的に回線を切るオートマチック型のものがある。これは便利そうだ!当家はこのタイプにするか?

だが・・・ここで早くも挫折する私であった!私と娘はFOMAを使っている。FOMAに付いているイヤホンジャックは、通常のミニピン型ではないのだ!四角く平べったい形状をしている。つまり!一般的な「車載用ハンズフリーグッズ」が採用しているジャック形状じゃないのだ!うっへ〜〜〜!!!どれもこれも使えねえぢゃん!まいったな〜〜〜!!!

さらに、他の商品を探して行くと・・・何だこれは?とちょっと変わった仕様のブツを発見した。イヤホンジャックを使用しないタイプがあったのだ!以下の画像をよ〜〜〜く観ていただきたい。右側にクリップのようなパーツが存在している。これは携帯電話の受話用スピーカーから直接音声を拾うピックアップなのだ。つまり、イヤホンジャックを使用しないので、どんなタイプの携帯電話にでも使用できる商品である。


商品名「SUPER HANDS FREE」

この装置の電源はシガーライターである。12V車〜24V車のどちらでも使用可能だ。この機種はオート受信は出来ない。電話が掛かってきたら受信ボタンを押す必要がある。切断時も自分でボタンを押す必要があるがかなり有力な候補だ!よし!他も探してみよう!捜索続行〜!だが、早くも結果を書けば、他の機種でFOMAと通常の携帯電話の両方が使える機種は見つからなかったのだ!これで他の選択肢は無くなった・・・。

かくして、6月25日夜にオークションで「SUPER HANDS FREE」を落札。落札価格は2,200円。送料、代引手数料等入れて3,465円である。これで5万円の罰金を払わなくて済むのなら安いものだ。そして早くもブツは28日午前中に届けられた。構造は解りやすい。セッティングにも問題は無さそうだ。後は実践使用で問題点を洗い出すとするか!といっても、洗い出したところで今さらどうにもならないのだが・・・。

話は変わる。6月27日(日)朝の出来事だ。
娘が出社時刻となった。そこでいつもの朝なら妻が娘を駅まで送って行くのだが、私は休みだったので、爽やかな朝の気持ちよさに「送って行こうか」と口走ったのであった!だが、そこに思いがけない言葉が娘から返ってきたのである!

「俺が送って行こうか?」

「お母さんの方がいい!」

「なんでだよ?」


「お父さんは駅まで到着するのが遅いんだもん!
 それに車酔いするし・・・」


もう二度と送ってやんね〜ぞ〜〜〜!!!


本日の結論
商品名「SUPER HANDS FREE」略すと「スーフリ」か・・・。

 

------------------------------

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE