雑事的盛合記
2004年06月25日 ネタが浮かばない日々が続き・・・!
 

これも原因の一つだと思うが・・・。


「視認性良く」

このところ、頭の中に「解決できないモヤモヤ」がいくつか積み重なり、なかなかネタをひねり出す力が湧いてこない・・・。これもまた季節的な「軽鬱」か?と感じているのだが、いまいち実態が自分自身でもよく理解できない状況だ。ネタとして組み立てるには、それなりの思考時間がかかる。さらに、それを文字として定着させる物理的時間も必要だ。現時点ではその時間の確保が出来ないのだ!正確に書けば「時間はある」が「なかなか確保する気にならない」というところか・・・。いずれにしろ、自分自身が面白がっていないとネタにしにくいのだ。テンションが下がっているとなにごとも面白がれないよな・・・。

そんな状況なので、なんとか目の前に転がっているいくつかの小ネタを羅列してみる。

小ネタその1

今週の「トリビアの泉」で紹介されていた事実である。御覧になった方も多いだろうが、御存じない方々のために掲載しておこう。台湾出身歌手「一青窈(ひととよう) 」のヒット曲「もらい泣き」の再生スピードを80%にすると「平井 堅」が歌っているように聞こえる。というものだった。番組の中で再生されたその歌声は、まさに「平井 堅」が歌っているように聞こえた。驚きである!ファルセットの使い方、ビブラートの使い方がまさしく「平井 堅」なのであった。

ただ、番組では「平井 堅」の顔の画像をだしていたので、視覚的な影響もいくぶんあったのではないかと思うのだが、それにしても歌声が似ていた!で、翌朝出社してみると、社内でもその話で盛り上がっていた。だが「トリビアの泉」を観ていなかった社員は「うっそ〜!聞きたい!」と悔しがっていたのであった。しまいには、コンピュータに取り込んで自分で確認する!とも言い出していたのだが・・・。

昨夜になり、娘がここを観て!とURL を送ってきた。アクセスしてみると、ふははは!!!上記のネタを実際にFlashで作ったものが出現したのだ!確かに「平井 堅」に聞こえるのだが、テレビの中から流れてきたものとは微妙に雰囲気が違っていた。音声圧縮の違いによるものだろうな。だが、雰囲気は御理解いただけると思うので、以下のURLで御確認いただきたい!

http://web.archive.org/web/20030617062448/www.ne.jp/asahi/ahiga/ahiga/swf_hirai.swf


小ネタその2

最近はテレビのマジック特番や番組のコーナーでマジックを眼にする機会が多くなった。私も昔からマジックを見るのは好きで、特にカードマジックは道具が手軽に手に入るだけに気になる存在であった。以前にも書いたのだが、マジックは騙される愉しみと共に、謎を解く愉しみもある。ミステリー本の推理や、クイズを解くのと同じで「どうなってんだ?」と謎を解明する愉しみの方が私には大きいのだ!

先日も最近話題の某マジシャンがカードマジックを番組で披露していた時、当家の妻と娘が「すごい!すごい!」を連発していた。ふっふっふ・・・確かにカードさばきは見事である!上手い!だが娘よ、その一連の動きの中にやや不自然な行為があるのを感じないのか?実は家族には今まで黙っていたが、私もいくつかの同じマジックができるのだぞ!しかし、番組が終わってもその事実を私は口にしなかった・・・。

そして、数日前の事。娘が友だちと飲んで夜遅く帰ってきた。帰宅するなり、娘は友だちからカードマジックを見せられたと報告してきた。上手くて吃驚したとしきりに誉めるのであった。そして、私に「どうやってんのかな?」と聞いてきたのだ。その時起こった現象を聞いてみると・・・。ふははは〜〜〜!!!初歩中の初歩のマジックだった。では、私がそれを再現してみよう!と夜中のマジック大会になってしまった!

その時私は、娘の友だちが行ったものと同じ現象を、全く違うトリックで行ってみせることにした。驚く娘であった!さらに、勢いづいた私は、先日テレビで行われていて「妻と娘が驚いていたカードマジック」を続けざまに披露したのである!呆然とする娘であった!「ええ〜〜〜!!!」スッゴイ!おと〜さんスッゴイ !」と、久々に世帯主としての権威が復活する兆しが見えたのである!

さあ、そこで権威を維持するためにも、そろそろ次の新しいネタを仕入れなければならない。とWEBを探していたところ・・・私が知らないカード・マジックのネタを販売していた。「RICOCHET」という題名がつけられていた。

「RICOCHET」
・ 一組のデックの中から4枚のA札と4枚のK札を探します。
・ 4枚のK札はテーブルの上に裏向きにおきます。
・ 手に持っているA札を数えるたびにK札に変わっていきます。
・ 最後のA札もすべてK札に変わってしまいます。
・ もちろんテーブルの上のカードは4枚ともK札です。
  とその時、手に持っていたAからKに変わった札が元のA札に変わっています。
  一瞬の出来事でしかも観客は目の前で見ていたはずです。
・ 最後はA札もK札も改めることが出来ます。ビジュアル的にすばらしいカードマジックです。


*「改める」とは、仕掛けのないカードであるとお客に示すこと。

QuickTimeの動画で披露されていたが、かなり面白い現象だ!このように動画で紹介されている場合、まず1回目は驚愕する!のだが、何度か繰り返し観ていると「マジックの仕掛け」がおぼろげに見えてくる時がある。今回も例外ではなかった。3回目を観ている最中に、そのトリックの全貌が突然判明したのだ!快感である!スッキリした〜〜〜!!!しか〜し!理屈が分かったからといっても、実際にやるにはやや練習を必要とするテクニックだ。さあ、皆様も下のWEBを観て「マジックの謎解き」に挑戦していただきたい!

http://www.penguinmagic.com/watchmoviehigh.php?productID=2047


小ネタその3

5月中旬からジャズ・ギターの個人レッスンに通いはじめたのは、すでに皆様御存知の通りである。そこで思ってもいなかった現実に出くわした。老眼による「教材の視認性」の問題が浮かび上がってきたのだ。遠近両用眼鏡の使用者は、細かな文字や数字が羅列された教材と、手元のギターの指板を見比べながら次々にコードを押さえる動作がやりにくいのだ。なかなか練習がはかどらない状況が続いた・・・。

解決策として考えられることはただ一つ。教材を自分なりに解り易くアレンジすればよいのだ!さらに、視認性良く大きめに仕上げなければならない。かくして教材作成の日々が続いた。出来上がってみると・・・ふっふっふ・・・これは見やすく理解しやすい!見事な教材が出来た。そこで、先生には悪いのだが、3回目のレッスンの際に「自分用にこんな教材を作ってみました。内容が間違っていないか確認してもらえませんか?」と申し出てみた。すると先生は「えっ!これを作られたんですか?こんな生徒さんは初めてです!すばらしい〜!わかりやすいですね!他の生徒さんにも使わせたいのでコピーをいただいてよろしいですか?」と思わぬ結果となったのであった!さらに、一部手直しの指摘も受けより完成度は高まったのである!

だが・・・だがしかし!ここに私の勘違いが始まっていたのである!解りやすい教材が揃ったことと、実際の腕前が上がることは必ずしもリンクしないのである!教科書が解りやすくなった分だけ「自分に対する言い訳」も出来ないのだ。ただひたすら特訓するしか「近道」はない。なのに、教科書を自作したことでなんだか「練習」もはかどっているような錯角に陥ったのである!教科書を作っている暇があったら、その時間を特訓にあてるべきなのだ!

いかんいかん!練習しなければと気はあせるものの現実にはなかなかまとまった時間が取れず、上達は遅れて行くばかり・・・。そして、今週水曜日に突然「あら?この曲ってこんなことなんじゃないか?」と自作の教材を観ているうちに気付いた。その気になってレッスン曲を聞きながら楽譜を眺めていると、確かに私が理解したことと一致していた。

ふ〜〜〜たったこれだけのことに、何週間かかっていたのだろうか?先生に言わせれば「おいおい!今頃気付いたのかよ〜!」だろうが、この気付き具合は、先ほど書いた「マジックの謎解き」にも通じる感覚だったのだ!よ〜し!これで一気に練習がはかどるぞ!と思い、ギターを握りしめたのだ・・・が・・・理屈で解ることと、実際に指を動かすことには大きな隔たりがあった!直前に理解したことが現実には出来ないのである!?悲しい程に「壁」が私の前に立ちはだかっているのだ!では、その最大の壁とは何か?

レッスン初日の一番最初に習ったコード「G7(13)」がそれだ!頻繁に出てくるコードだが、どうやっても上手く押さえられないのだ!特に薬指が中指側に寄ってしまい、正しい位置に納まらず、音が怪しくなってしまうのだ!ううむ・・・ううむ・・・いつまでこの状態が続くのだろうか?お近くにギターがある方は、是非このコードを押さえて試していただきたい!


X印の弦はミュートして音が出ないようにしなければならない。



本日の結論
「視認性良く」のつもりで「しにんせいよく」と打ったら「死人性欲」と変換されたぞ〜!なんぢゃ〜!

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