貢物的蕎麦飴

2002年12月08日 本年最後の貢ぎ物になるのか?



「その影響は大きいだろう」

先日、シーバードライブで久々にお会いした登録会員00017曽我部様から、ライブの際に手渡された貢ぎ物がある。「そば飴」がその商品である。なぜこの飴を貢ぎ物にされたのか?「断言しているところがネタとして面白いと思いました!」曽我部様はそう言うのである。何が断言されているのか?それでは検証してみよう!

それではパッケージの表に書かれている文字を書き出してみよう。
まずは表面-----

昔より当家に伝わる健康食品
砂糖不入 健康食品


そばのエキスのカタマリで美味 そば飴

そばを煮た後の汁は体に色々と云われています。
その原そばに麦芽を作用さしたエキスを固型化したものです。
大人、老人に向いた飴 肉好きなお子様が欠かせぬ飴



以下裏面-----

本社の製品は全部特許庁に申請してあります


そばを煮た後の汁(そば汁)を飲めば色々なものによいと昔から云われています。。ザルそば一杯が何百円もしますが、このそば飴は原そばを原料として麦芽を作用さし そのエキスを固形化したもので飴と云うよりも固形エキスと云った方がよいでしょう。下記分析表の通り貴重な成分が入っていますのでどうか毎日御常用下さって健康をお楽しみください。

◎砂糖は絶対入っていません

◎中の粉は精製ぶどう糖です。そのまま召し上がってもよいしお料理にでもお使い下さい。

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以上のような文章が表示されているパッケージである。
簡単に書けばそば汁を固めたと云う事だな。健康食品として素晴らしい商品のようだ。で、パッケージ上の「断言している部分」にお気付きだろうか?「砂糖は絶対はいっていません」と書いてあるのだ。「絶対」と断言して書かなければならない理由は何だろうか?邪推すると「砂糖」を敵視しているようにも感じられるのだが・・・。

さらに「大人、老人に向いた飴 肉好きなお子様が欠かせぬ飴」とも書かれている。これまたかなりユニークな表現である。結局誰でもいいってことじゃないのか〜?パッケージの文章を読んでいるうちにもう一つ気付いた事があった。表面には「固型化」と表示されているのに裏面は「固形化」と書かれている。ワープロソフトで変換する限りは「こけいか」は「固形化」としか変換されない。この違いにメーカーは気付いているのだろうか?

それではいよいよ試食である!

口の中に放り込んでみると「そば」の味がする。粉っぽく感じる。当たり前だがここに一つの特徴が現れている。甘味をほとんど感じないのだ。飴の概念とは少し違っている感じだ。噛み締めると柔らかく形状が崩れはじめる。まだ甘味はあまり感じないが、何度か噛んでいくうちに少しずつ甘味が出てくる。米を長く噛んでいると甘くなってくるあの味覚だ。

さて、立続けにもう1個食べてみよう。先ほど食べた事で味に馴れて来たのか、今度は早めに甘味を感じる。かといってその甘味はほんのりしたモノでしかない。だがその甘味は食後もずっと続いている。面白い後味だ。穏やかな中に感じる自然な甘味はジャンクフードにはない味だ。さらにもう1個食べてみる。最初は「あれ?」と思ったが何個か口にするうちクセになりそうな気配がして来た。なかなか旨いぞ〜〜〜!!!久々に「飴」をしゃぶったなあ〜〜〜!!!何年ぶりだろう?

だが〜〜〜!!!この飴に関してこれだけは気を付けなければならない。これほどに「そば濃縮タイプ」の飴であればその影響は大きいだろう。私は「そばアレルギー」の知人が目の前でぶっ倒れるところを目撃した経験がある。緊急入院となり24時間の点滴を受ける事態となった。どうか一つ「そばアレルギー」の方々に差し上げるような危険な事は避けていただきたい!

登録会員00017曽我部様ごちそうさま〜〜〜!!!



本日の結論
袋に書いてある日本語が何となく変だなあ!

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