2002年10月24日 賛否両論！
パッケージはこのようにフツ〜！
「早急に何か対策を考えなければならんぞ！」 10月24日に帰宅してみると、又しても貢ぎ物が届いていた。贈り主は先日「貢道 初段」を取得されたばかりの、レギュラー「ミツギスト」とでも呼びたくなる登録会員00013ごるごぢゃ様であった。お仕事で信州へ行かれたようだ。「信濃路の痔は痛い！」と先日「貢ぎ物予告メール」が届いていたばかりだ。ただし、何が届くか書いてなかった。
信州名物といえば何だろうか？まず最初に浮かぶのが「蕎麦」であろう。「蕎麦」だとすれば乾麺では無く「自分で打て！」とばかりに「蕎麦粉」が送りつけられる可能性は否めない。だが・・・それは登録会員00013ごるごぢゃ様のテイストではない。なんか・・・もっと「毒を含んだ笑い」が潜む貢ぎ物を送りつけるようでなければ「貢道段位」は取得できないのだ！（なんだよそりゃあ？）
まずは小さいパッケージから開いてみた。ん？なんだ？おおお〜〜〜！！！当家で日々愛用している「ピリッと食べるとうがらしふりかけ」ではないか〜！熱々の御飯に振り掛けて食べると、それだけでオカズは必要無いくらい旨いふりかけである！もちろんカプサイシンがたっぷりなので辛〜い！
カプサイシン含有で「痩身効果」があるとも言われているが、あまりの旨さについつい米を食い過ぎるので、ダイエット効果はあまり期待しない方が良い商品だ！在庫が切れていたのでとても嬉しい貢ぎ物である！だが・・・当家にとっては「ピリッと食べるとうがらしふりかけ」はフツ〜の商品である。インパクトは弱いなあ・・・。
さあ！次は大きい方のパッケージを開いてみよう！
うっ・・・これは・・・ううむ・・・なかなかの「癖もの」が出現したでないか〜！ わはははは〜〜〜！！！信州の虫三昧である！こりゃもう虫の食い放題である！見事な「貢ぎ物攻撃であ〜る！」って・・・誉めて良いのだろうか？試しに妻に見せて反応を観た。嫌な表情をし顔を背けたではないか！おいおい！まだ缶は開けていないぞ〜！パッケージを見せただけじゃね〜かよ！
次に娘にも見せたところ、これまた鬼を観るような嫌悪感たっぷりの表情で拒否をしてくれたのである！おまえら親子で勘違いしてねえか？これらは貴重なタンパク源なのだぞ！「かつて信州ではウンヌンカンヌン」と蘊蓄をタレまくったところで聞いてはくれないだろうが、目をつぶって食ってみれば香ばしい珍味が味わえるのだぞ〜〜〜！！！
私にはウケている貢ぎ物なのだが、このまんまだと妻子にとっては単なるイヤガラセの貢ぎ物になってしまうなあ！早急に何か対策を考えなければならんぞ！さ〜てどうする？ど〜する？
「いなご」は名前のまんまバッタのあの「いなご」だ。大発生すると農作物が大打撃をうけてしまうヤバイ昆虫である。せっせと捕獲し人々が食う事は「安定した農業の未来」を担う事でもある（そうか〜？）大いに食いまくろうではないか〜！って、そんなに食えねえよな・・・。「ざざむし」はトビケラ類川虫の幼虫である。蜂の子はクロスズメバチの幼虫の事。全部が大和煮にしてある。つまり「佃煮」ってえことだね！そうなると「醤油味」がメインである。そうか・・・それぞれの缶は30g〜40g程度しか入っていないので、たいした量ではない。このまま食うよりは調味料にした方が良いだろうなあ。
炊き込み御飯の具にするのはどうだろうか？白い米粒の間に見えかくれする「いなご」「ざざむし」「蜂の子」がたっぷり！ううむ・・・想像するに、どうも絵柄がグロっぽいなあ・・・。私は平気なのだが・・・。妻子が・・・妻子が・・・。御飯ものよりはオムレツに混入させた方が衝撃度が少ないかなあ・・・。イカンイカン！消極的になってどうするのだ！食虫文化として正々堂々と勝負すべきではないのか〜？
よ〜し！それではスパゲティーにしよう！信州の自然をたっぷりからめた「三種の虫のスパゲティー信州風」ってのはどうだ？オリーブオイルでニンニクやトウガラシと共にさっといためた大和煮の虫達を麺にからめ、トッピングにもたっぷり虫達の姿がみえってえ寸法だ！だが・・・そうなると白いスパゲティーの麺まで「真田虫」や「ギョウ虫」に見えてくるかも知れないなあ・・・。うっへ〜〜〜・・・・・・。
本日の結論
この「三種の虫のスパゲティー信州風」はお昼に喰ううべきである！「虫食」（ちゅうしょく）------------------------------
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