貢物的酸蚯蚓

2002年09月30日 貢ぎ物段位保持者の今回はコレ!



「スッパさ200%(当社比)」

当WEB名物の「貢ぎ物」は、貰いモノでありながら失礼にも送り主の選択眼がシビアに評価されるのである!

今回もまた「貢ぎ物」に果敢に挑戦されたのは「貢ぎ物道」唯一の有段者として御活躍中である登録会員0095 小澤様からであった。「自称 貢ぎ物王」の立場に君臨している方である(そうか〜?)いつものごとく、近鉄エクスプレスが届けてくれた。届いた品はアメリカで見つけて購入されたと聞いたが、ついつい日本人がお土産に買いがちな商品なのだね。何を隠そうこの私も遠い昔に買った経験があるのさ!ワハハハ・・・。

「SOUR WORMS」がその商品名だ。日本語に直訳すれば「酸性虫」か?もっとエレガントに訳せば「酸っぱいミミズ達」だろうか。「月9」のタイトルみたいだなあ〜!(えっ?)ブツは上の画像で御確認いただきたい。触った感じはブニョブニョとしていて、まさにミミズ系の太め地中生物の感触だ。色はかなり毒々しくポップである。食品とするには色っぽすぎるなあ。

この「SOUR WORMS」はフルーツ風味のようだ。果物の酸味がするのだろう。お菓子の種類で言えば「グミ」か?だろうなあ。グミに関しては、明らかに日本製品が優位に立っている。今まで口にした外国製のグミは香料が強すぎたり、固すぎたりでどうも馴染めなかった。知り合いに聞いてみると、みなさん「外国製グミはどうもねえ・・・」との評価である。以前、アメリカに在住だった登録会員00005しりこん清水様に 、日本製グミをお送りしたところ現地のアメリカ人に「日本のグミは旨い!」と好評であったようだ。

ところで「ミミズ形状」の食品はアメリカで何種類も見るのだが、日本でも作っているのだろうか?釣り道具「上州屋」の片隅では「ワーム」をたくさん目にする事ができるが、これは魚向けの疑似餌であって人類向けに生産されているのでは無い。決して趣味の良いデザインではないのに何故アメリカではこれほどまでに量産されているのだろうか?アメリカ人は「ミミズ好き」が多いのか?(そんなこたあねえだろう?)

「ミミズ」に対する日本人とアメリカ人の感覚の違いはどの程度あるのだろうか?是非知りたいところだ。

数年前、やはり貢ぎ物で「グミ」が中国は上海から送られて来た事があった。そして、そのデザインにぶったまげる事になった。なんと「歯グキ」デザインなのだ。リアルな歯茎のピンクに白い歯並び、入れ歯を小さくしたものだと御想像いただきたい。上海で売られていたが、製造地は「ドイツ」だった。ベンツを作る国が「歯グキ」グミも作るのである!なんてこったい!

「グミ」は柔軟性があり、成形もしやすいのだろうか?ミミズの結構精密な形状が再現されている。触った感じも「ブニョブニョ」でなかなか怪しい感覚。指先が 嬉しい柔らかさだ。上品に言えば「ふくよかな耳たぶ」の感触。ちょっと大人っぽく言えば「乳首の柔らかさ」だね。

それではいよいよ試食会を開くとしよう!

まずは、登録会員であり部下でもある女子2名に「SOUR WORMS」を提示した。「ナニコレ〜!気持わる〜い!」当然の反応である。色も毒々しいし、抵抗感があるのが判る。だが、これは「試食会」なのである!その感情を殺して「貢ぎ物評価」をしなければならないのだ!行くぞ〜〜〜!!!

パッケージを破り中身を取り出した。ううう・・・やはり感触が・・・ウレシイぞ〜〜〜!!!それでは口に放り込んでみよう!んんん・・・んんん・・・なに?この味!うおおお〜〜〜!!!スッパ〜〜〜!!!酸っぱいぞ〜〜〜!!!まさに「酸っぱいミミズ達」そのものである!

「酸っぱいミミズ達」というからには1本づつ食ってては意味がないだろう。複数本まとめて食べてみることにした。うおおお〜〜〜!!!酸っぱさ倍増である!スッパさ200%(当社比)てな具合だ。嫌な味ではないがとにかく酸っぱい。参加者の1名がつぶやいた「トイレみたい・・・」確かに、フルーティーなトイレ芳香剤の香がする。ううむ・・・このあたりのフレーバー感覚がアメリカ的だなあ!

 


試食会の最中にもうひとり本社から女子社員がやってきた。彼女にも食ってもらおうか!すると・・・「キャ〜〜〜!!!」つまんだだけでその感触に驚くのであった!「ミミズは苦手なんですぅ〜!」それでもガンバレ!と応援し、無理矢理食ってもらった。そして彼女は言った「釣りの餌のワームの味がしますぅ〜!」 おいおい!食った事があるのかよ〜〜〜!!!





本日の結論
アメリカでこのグミはどれほどの売り上げがあるのだろうか?!

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