店員的安価板

2002年09月09日 突然声をかけられてドキドキ!



「明日もう一度出直そう!」

街中で突然、親交がない方に親し気に声をかけられたことはあるだろうか?

9月9日お昼に、会社近所のカメラ屋に出かけた。カメラ屋といっても最近は電気製品もかなり置いてある。私の目的は「DVD生板」である。ワゴンセールで1枚290円の品が置いてあるのだ。で、覗いてみるとそれがない!「DVD-RW」は在庫があったが「DVD-R」が残っていないのだ。先週まであれ程置いてあったのに・・・。とジッと恨めし気にワゴンを眺めていたら・・・。

1人の店員がスッと近付いて来て、私の横に立った。そして「ホームページ観てますよ!」と耳元で告げるのであった!なに〜?なんだと〜?この店員は私も顔を知っているが・・・買い物の際金銭授受でしか言葉を交わした事がない私に向かって「ホームページ観てますよ!」と告げたのである!何故だ〜?

「えっ?どうやって私だと分かったんですか?」店員は言った「モナミカメラで検索したらヒットしたんですよ!」と2年前に書いたネタの話をし始めた。おおお〜〜〜!!!そうかそうか!あのネタか!この店で買ったビデオテープの話を書いたのだったな!ちなみに「モナミカメラ」で検索すると確かにそのページがヒットした。

「ほとんど毎日更新されてますよね!」とも言うのである。ううむ・・・この店員も連日アクセスしているのか・・・。恐るべし、近くの他人である!ところで、DVD-Rはどうなったのだろうか?店員に聞いてみた。すると、意外な答え「買い占められたんですよ!」なに?DVD-Rが買い占められた〜?確かにこれは安い品である。だが、買い占められるほど世の中ではDVDを作りたい人が増えて来たのか?

「最近やたらにDVD-Rが売れるんですよ!」そうか・・・このところ発売されるPCやMacにはDVDレコーダーが搭載されているからなあ・・・。私だってその所為で生板を手に入れようとしているのだから、同じようなものか。そのような人口が急激に増えて来たんだろうなあ・・・。自分で撮影した映像を自宅で編集し、タイトルを入れDVDに焼きつける環境が誰にでも手に入る時代になったのだ。

VHSは全世界に普及したが、編集機材までは長い間素人に普及しなかった。インターネットのおかげでスチール映像の配信が気軽にできるようになったので、素人が次に狙うのはでかいデータのムービー。そして昨今、DVカメラとPCのおかげで、自分の作品の焼きつけ配付が気軽にできるようになったのだ。

DVD生板もついこの前まで1000円程度だった。なかなか気軽に配るワケには行かなかった。ところが、ブランドによっては290円にまで下がったのである。小銭を持ったマニアックなおっさん達は一気に加速するのである!この価格もやがては100円となり、ダイソーにも並ぶのだろうなあ・・・。

ところで、この290円DVD-R生板はどうなったのだろうか?もうメーカー在庫は完全に切れてしまったのだろうか?再度聞いてみた、すると店員は明るくこういうのである「追加でDVD-Rを仕入れましたから、明日か明後日には入荷しますよ!」そうかそうか!それでは、明日もう一度出直そう!って・・・当家には現在、DVD-R生板の在庫が20枚もあるのだが・・・。

さ〜〜〜て、プライベート・ムービーを撮影する為にいよいよ「デジタルビデオカメラ」が欲しくなって来た!現在、財力は枯渇しているが、このような状態に追い込まれると「物欲」は沸いて来るのである!貧乏人ほど「欲求」は強いのである!だが・・・一抹の不安がある。手に入れて「デジタルビデオカメラ」を本当にきっちり使うのだろうか?あれ程ギターを集めていながらほとんど弾かない私なのだ。「デジタルビデオカメラ」が本当に必要なのか?活用できるのか?自分でもヒジョ〜〜〜に疑問視している最中である!




本日の結論
実は、先週金曜日に行ったSEABIRDジャズライブは、
密かにムービーを撮影し「DVD焼きつけ」が終了しているのだ!

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