減量的完了近

2002年09月06日 再び減量加速を始める日々である!


まいう〜!とのたまう ホンジャマカ石塚氏

「それってルール違反じゃん!」

人生には、厳しく自分を律しなければならない次期がある。倫理的な事であれば「世間が許るさねえからな〜!」と納得し、渇望しつつもキッチリ諦めきれるのだが、こと体重の増加については、なかなかコントロールしにくい事実がある。それは律すべき内容が「倫理」に基づくのでは無く「美意識」がメインになるからだ。美意識は自分の心の持ち様でいくらで安易に変化する。

「美意識」の基準を人はどの辺りに持つのか?例えばホンジャマカ石塚氏の美意識は、あの体格からも分かる通り、太い事に対して寛容である。いや!彼の場合「太い事が必然」の美意識である。これは「職業」ないしは「食業」に由来する体形であるとも言える。彼が痩せ細ったら現在のポジションを喪失するのは明らかである。ホンジャマカ石塚氏にとっての健康な体形はあれだとは彼自身も思っていないのだろうが「食業」が要求する標準体型があれなのだろうな。

さて、私自身が「俺もそろそろ自分を律しないとヤッベ〜よな!」と感じ始めたのは2002年3月末の朝だった。シャワーを浴び体重計に乗ってみると「80kg」に達していたのだ!これは私の人生最大の体重であった!まさか私の体重がそこまで達するとは夢にも思わなかったのである。調べてみると身長対比で「肥満」扱いの体重なのだ。だが、到達してしまったのは事実である。「おいおい!ウソだろう〜?」と何度体重計に乗り直しても結果は同じであった!

体形の変化とともに日々少しずつ増えて行く体重は、一日の変化が少ないだけに、なかなか是正しようと決心するのは難しい。人はきっかけを待つのである!大ショックを受ける程のきっかけさえあれば「美意識」ではなく「自己倫理」の世界へ突入出来るのである!幸いというか、不幸と言うか、私にはそれが3月末の「80kg」という驚異的数字であった。そしてスイッチ・オン!減量への長い旅路についたのであった!

すでに何度も御報告している通り、4月から開始した減量作戦は「理論値」に基づき、厳密に行ったつもりであった。しかしその「理論値」は私が勝手に造り出した「本年度の売上げ目標」みたいなもので、確固たる医学的データに基づいたものでは無かった。例えば「1日100g痩せる事ができれば100日で10kg減量が可能」というような荒っぽい理屈であった。

では私は1日100g痩せる事ができるのか?無理では無いだろうがほとんど運動しない私にとって、それは無茶な気がした。そこで目標値を下げる事にした。1日70g程度ではどうだろうか?ううむ・・・あんまり変わらないか?それでは1日あたり50gではどうだ?200日で10kgか・・・。これなら出来そうな気がするが、イメージとして200日は長いなあ・・・。

などとウダウダ考えているうちに、取りあえず目標を立てようと「6か月で10kg減量」の決心をしたのであった。当初は分母が大きいので、日々体重の減少が観てとれるほどの勢いだった。だが、減量の壁は開始後1か月目のゴールデンウイークにやって来た。実家に帰省した私は日々「御馳走腹一杯攻撃」を受けたのである!これは私に対する絨毯爆撃行為と言えるだろう。せっかく減り始めた体重が半分程戻ってしまったのだ。イカンイカン!イカンゾ〜!

その後、気を取り直し再び減量との戦いを始めた。真面目な戦いは夢や希望を現実のモノとする。しばらく順調に進み7月末74kgまでに到達!6kg減も成功したのである!ふっふっふ・・・これはいける!9月末までに行けるぞ〜〜〜!!!8月に2kgそして9月に2kgの減量ができれば問題なく目標値に達するのである!行け〜〜〜!!!いくんだ〜〜〜!!!が、ここで問題が生じた。

8月上旬のあまりの猛暑である。会社設置のクーラーが過熱し過ぎて停まってしまう程の猛暑である。日々の気温は36度を示していた。そんな時、私は何をしなければならないのか?仕事を続ける為には「体調管理」は必須である。汗も大量に出る!ミネラル分の補給は重要だ!そこで昼飯をたっぷり摂取する事にした。定食モリモリ!生卵を丼飯にブッカケすすり込むのであった!

そんな食欲旺盛の日々が私の体調維持に役立った。夏ばてを全くしなかったのだ。体調すこぶるよし!体調はすこぶるだが、反して減量はすこぶるでは無い・・・。日々体重は維持されるばかりで、なかなか減少を見せなかった。最終目標の9月末は近付いている!いささか焦る私であった。そして、8月末になった。測定すると少しは減量効果が出ていたようで、73.5kg になっていた。8月の月間減量は0.5kgである。これで9月への積み残しが3.5kgとなった。

1か月で3.5kg減量は意識を集中すれば可能だろう。数カ月続けては難しいが、とにかく9月だけ!と信じ込めれば大丈夫である。日々の目標を再び117g減にリセットした。ボクシングの選手に比べれば楽なものだが・・・。一日の食事の総量をある程度減らせればなんとかなるだろう!9月に入りさっそく減量を加速した。昼飯を極端に少なくしたのだ。夜ももちろん少なめにする。だが、その分だけ朝食は必ずある程度の量を口にする事にした。

5日が過ぎた9月5日20時頃、帰宅した私は夕食前にシャワーを浴び体重計に乗ってみた。ふっ・・・ふっふっふ・・・わははは〜〜〜!!!この5日間の効果が早くも出始めたのだ!その時点で71.8kgに到達していたのだ〜〜〜!!!5日間で1.7kgの減量とは、減り過ぎではないか?と思える程、とてつもない成果である!つまり4月からの減量が8.2kgに達したのである!いけ〜〜〜!!!このまま行け〜〜〜!!!あとわずか1.8kgで目標達成だぞ〜〜〜!!!

さて、ここでクイズである!一見大成功に見える今回の文章の中で、明らかに「それってルール違反じゃん!」と思われる表記がある。推理小説でいえば「列車時刻表のトリック」みたいな部分のことだ。さ〜てどこだろうか?お気付きになっただろうか?


タネを明かそう!それは体重測定の時刻なのである!体重は一日のうちでもかなり変化する。正確な体重の変化を測定するならば、測定時刻を決め、日々その時刻に計測しなければ意味はない。4月から私が採用していた計測時刻は、朝のシャワー後すぐである。にもかかわらず私は9月5日の「帰宅直後」に計測したのであった。これは何を意味するのか?

実は、一日のうちで帰宅直後の夕食前が一番体重が軽いのだ。朝食と少しだけ摂取した昼飯が消化され、エネルギーとなり体温へ変化し発散されていくと、確実に体重が減少しているのである。ここで計測しなくていつ計測しろと言うのだ〜!(だれも言ってね〜よ!)

9月6日朝、いつものようにシャワーの後、体重を定時計測してみた。72.4kgである!うおおお〜〜〜!!!夕べのカレーライスが一晩で600gも増加させたぞ! 目標値までまだ2.4kg残っているのだぞ〜〜〜!!!残された日々は、やっぱり1日100g減量を目標としなければ到達できない!これからしばらく、タンパク質メインの食生活へと切り替えよ〜っと!今日からは体重計測は帰宅直後にやることにしたぞ〜〜!!!(なんか・・・逃げてないか〜?)




本日の結論
ところで「帰宅直後」と「朝の起床直後」では、医学的見地からどちらが正しい体重と言えるのだろうか?

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