2002年08月15日 うおおお〜〜〜！又してもバカをやった〜〜〜！
Patrick Eggle Guitars Toni Iommi model
「この感覚を何に例えれば良いのだろうか？」 以前からヤフーオークションで見かけていたギターがあった。Patrick Eggle GuitarsのToni Iommi modelだ。私の知る限り2回程出品されていた。いずれも落札されることは無く、何時の間にかオークションから消えていた。そもそもこのギターを知るきっかけとなったのは、イギリス在住の登録会員00161 青木様がギター職人Patrick James Eggleの工房に遊びに行った事に始まる。私はそれまでPatrick Eggle Guitarsのギターを見た事も無く、全く知らない存在だった。
Patrick Eggle Guitarsはメーカー名であり、Patrick James Eggleは作家個人名である。
そのうちに、登録会員00138 チャージ田宮様から「これがPatrick Eggle Guitarsのギターだ！」と画像が送られて来た。なんだかP.R.S.をずんぐりムックリさせたようなデザインのギターだった。私の考えていたデザインと全く違っていた。私がこれを手に入れる事は無いだろうなあ。と思いつつ、ふと疑問が浮かんだ。Patrick Eggle GuitarsとPatrick James Eggle のギターは同じなのか？その関係は？
個人ギター作家が大量生産出来るわけも無い。やがてその謎は解明された。 Patrick Eggle Guitars はPatric James Eggleが創始者であるが、経営陣と方針に差が生じPatrick James EggleはPatrick Eggle Guitarsから抜けたのであった。
Patrick Eggle Guitar
そんな事実を知りつつ、8月13日夜にヤフーオークションにアクセスしてみたところ、Patrick Eggle GuitarsのToni Iommi modelが又しても出品されているのを発見した。うおおお〜〜〜！！！まだ売れていなかったのか〜〜〜！！！さらに、前回の出品時より20％も価格が下げてあった。しかも「未使用品」と書かれている上に「送料込み」とまで書かれているのだ。オークションの手数料3％も込みなのだ。しかも、私がそれを発見した時点でオークション終了10分前だったのだ。ううむ・・・よっぽど売りたいのだろうなあ・・・。今回も何故売れなかったのだろうか？
まず、日本のギターキッズにとってメーカーがメジャーでは無い。さらにToni Iommi modelなのだ！Iommiは「ブラック・サバス」のギタリストである。日本風に言えば「世紀魔II」的バンドのギタリストである。ヘビメタか？ヘビーロックか？そのリフには強烈な個性がありスキモノにはかなり評価されているようだが、私はまだ一度も聴いたことが無いのだ！（威張るなよ〜！）さらに！Toni Iommiと言えば、トレードマークは下の画像のようにSGシェイプなのである！なのに今回のPatrick Eggle GuitarsのToni Iommi modelはシェイプが全く違うのだ！そんなギターが売れるはずねえよな〜！（そこまで言うなよ〜！）
Toni Iommi
私にはその時点でToni Iommiに対する先入観は全くなかった。やがてギターの画像をジッと見ているうちに締めきり4分前となった。その瞬間であった！私は急激にこのギターに触れてみたくなったのである！「弾きたい」のではなく「触れたい」のである。この感覚を何に例えれば良いのだろうか？突然沸き上がるリビドーとでも言うのか？雑誌のグラビア水着ギャルの画像を見て「触れてみたい！」と思うようなものか？
いずれにせよ、私の指先は瞬間的にキーボードに向かい入札の金額を叩き込み、アクセスパスワードを入れてしまったのである！不遇なギターへの救済処置なのか〜〜〜？？？そして待つこと4分「おめでとうございます」の落札メールがヤフーオークションから届いてしまったのだ〜！うおおお〜〜〜！！！又してもギターバカ状態の復活である！Patrick Eggle GuitarsのToni Iommi model を購入するはめになったのだ〜！
その後すぐに出品者と連絡が取れた。すると・・・なんということだ！先方は岐阜県大垣市在住でプロの「ギターリペアマン」であり、ギターショップを経営していることが判明したのだ！さらに「お好みのゲージをお知らせいただければ、それにあわせてギターを調整して納品いたします」と連絡があったのだ。嬉しい申し出である。これは安心できる取り引きだぞ〜〜〜！！！
多分17日に当家に届くはずである。その日ガックリくるか？ニッコリ笑うのか？詳しい情報は再度お送りいたそう！って書きつつ、実はすでに支払いの段階でドタバタがあったのだ〜〜〜！！！気になる「その後」は次号を待たれよ〜！
本日の結論
Toni Iommi はサウスポーである。しかしこのギターは右利き用だ。
このギターをメーカーは Toni Iommi Model であると言い切って良いのだろうか？------------------------------
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