題紙的逆貢物

2002年07月11日 使いたい方はいらっしゃるのか!




このように貼られているシールの事なのだ!

「そろそろ正体を明かそうか!」

かつて、家庭用ビデオはβマックスとVHSの熾烈な戦いが繰り広げられていた。その戦いはVHSの勝利に終わり、その後「VHS時代」が長く続いている。最近になり、HDやDVDによる録画機器が出現して来た。DVDの生ディスクが安くなれば、VHSは消えて行く運命にあるのだろうか?

私の勤務先では、VHSの生テープが大量に在庫されている。映像のチェック用なのだが、このテープには一つの特徴がある。ノーブランドなのだ。当社では様々なスポンサーの仕事を引き受けている。その為、特定のメーカーのテープを使うわけには行かないのだ。パッケージは真っ白だし、カセットそのものにもメーカー名やブランド名は書かれていない。

かといって、その中身は怪しいものでは無い。確固たるメーカーが作っている事は確かなのだ。そもそも、ビデオテープを作る技術はかなり高度なものだ。設備投資も大変なのだ。そうなると、ビデオの生テープを製造している会社はかなり限られてくる。 世界的にみてもほんのわずかである。

世の中に出ているビデオテープのブランドは、実はメーカーは出所一緒のケースが多い。A社、B社、C社、と大手メーカーの名前を出しても、いずれもD社にOEMで作ってもらっているのだ。これは、テープだけの現象では無い。電化製品全般に言える事なのだ。

ギターだってそうだ。ギターはどう言うわけ「USA製」が喜ばれるが、アメリカの有名ブランドも実は日本や韓国の工場でアルバイトのおばちゃん達が作っている。さらにA社、B社、C社はすべてD社で作っているし、日本のブランドだって韓国や台湾で作っている。だが、それらは堂々とアメリカ製として売られていたり、日本製として売られている。

ミネラルウォーターだってそうだ。様々なブランドのモノを1社が製産しているのは有名な話だ。つまり飲み比べたところで、中身は一緒の商品が多いってえことだね。 世界はグローバリズムが進み、製造技術は賃金の安い地域に伝授されていく。コンピュータはすでに、その生産地が云々される事は無くなったなあ。

いかんいかん!話がずれ始めている!元に戻そう。VHSの話だった。

VHSテープを購入すると、添付されているのがタイトルシールだ。通常のモノだと、メーカー名やブランド名が隅っこに入れてあるが、当社のテープに添付されているシールにはそれが無い。ほぼ真っ白状態なのである。ノーブランドなので当たり前なのだが・・・。ところがである!このノーブランドシールはあまり使われる事が無いのだ。

最近はテプラできっちりタイトルを作って貼り込む為、そのような現象が起こってしまう。ノーブランドテープを大量購入すると、タイトルシールも大量に添付されてくる。しかし使われない。その結果、長年に渡り蓄積されたダンボール一杯のタイトルシールが残留するのである。

何を長々と書いているのかそろそろ正体を明かそうか!
ハッキリ言って、この大量のVHS用ノーブランドシールがそろそろ邪魔になってきたのだ!となると、ある時期が来たら廃棄処分するのは予測出来る事態である。私はこのような状況に際し「もったいね〜!」と思う性分である。しか〜し、自分で使うにはあまりにも大量である。かといって他には使い道も無いシールである。そこで、一計を案じた。誰か欲しい人はいる?

もし欲しい人がいたら適量をお贈りするぞ!ちなみに、1パックにVHS100個分のシールが入っている。お一人様4パックセットにしてお贈りしよう!つまり400個分のシールである(適量か〜?)手始めに登録会員2名様限定としてみようか。「啓示倉庫」にVHSシールが欲しいと書き込んでいただきたい!先着順で2名様に差し上げる事にしよう!もし希望者が多ければ結果を見て対策を立てるとしようかね!

ちなみに、当家まで引き取りに来る事が可能であれば 、上の人数には含まないので遠慮なく申し込まれよ!



本日の結論
今回の問題は、欲しい人が存在するかどうかだなあ〜!

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「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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