海鳥的顔多数


2002年07月06日 こんな場面で浮かぶのは!




「松本はほんのわずかに首を横に振ったのである!」

かつて、ディズニーが「白雪姫」のアニメーションを製作した際、白雪姫の顔の表情を柔らかく明るく作る為に、本物の頬紅を使って、一枚一枚丹念に色付けしたのは有名な事実である。女性スタッフのアイディアであったと言う。確かに、男だけではそんな発想にはならなかったのだろうなあ・・・。もし、それが男の発想であったら・・・その男とはあまり付き合いたく無いなあ・・・。てな話はどうでもよくて、毎月第一金曜日のジャズライブの話をしよう!

クソ暑い1日の締めは「月例 シーバード・ライブ」に出撃した。渋谷から歩くと、イヤになるほどジットリ汗ばむのである。シーバードに辿り着いてまずは「水を下さい!」と発注してしまった。値段がつけられていない「水道水」だけを発注する客は歓迎されないのは分かっているのだが、これからの季節こんな客が増えるぞ〜!もちろん「いつものヤツ!」も発注したので安心するように!

客の出足は遅かった。ついでにバンドメンバーの出足も遅かった!(はあ〜?)てなことで、ドラム抜き、ギター抜きでライブはスタートした。これはこれでありだね。しか〜し、聴いているうちに本日はネタが無いことに気付いた。笑えるネタはどこに転がっているのだ?ジャズライブで毎回「笑えるネタ」を捜している私の態度も問題あるのだが・・・。

困った時は取りあえず写真を撮っておくに限る。テーマも決めずにかなりのカットを撮影した。そのうちボンヤリと撮影内容が一つの方向性を示し始めた。ふふふ・・・そうかそうか・・・それではそのスジで仕上げるとするか〜〜〜!!!てなことで、今回は演奏の全貌では無く、顔のアップのみとしてみた。しかもかなりブラシたりボカシたりしてあるのだが・・・。こんなもので本日はお許しいただきたい!

 

 



 

 

ライブの最中には、メンバー達のあうんの呼吸を見ることがある。この日、それを見たのはライブの終わりも近付いたある曲の時だった。ジャズライブでは常に「ソロを回す」展開となる。その曲はまず「サックス」からスタートして「ギター」「ピアノ」と進み、それぞれのアドリブの腕を見せつけるのだが、そろそろ「ベース」に行くか?と思われた時、和田リーダーがベース松本に向かって「行く?」とまゆげの動きでサインを送ったのだ。

だが!だがである!その瞬間、ベース松本はほんのわずかに首を横に振ったのである!おおお〜〜〜!!!このベースはリーダーに楯突くのか〜〜〜!!!それは、野球でキャッチャーのサインに対し、拒否するピッチャーのあの首の動きである。だが、野球ほどの大きな動きでは無かった。微妙な感じの本人達にしか感じられない動きであった。私はそれを見のがさなかったのだ。ふっふっふ・・・。だてに、レギュラーお客を勤めているのではないのだ〜!(だからどうした?)

新しい曲をやる時には、スタート前にメンバー間の確認がこれまた瞬間的に行われる。たいていは一言で済んでしまうのだが、例えばこんな風だ。「フォービート?」「フォービート!ボサ!」 これで意志が通じた瞬間に小声でカウントが始まり曲はスタートする。鮨屋でいえば「マグロは?」「ネギトロ!手巻で!」と頼めばすぐに出てくるのと同じようなものか?(違うんじゃね〜か〜?)

だが・・・この日「フォービート?」と聞こえた瞬間に、私も反応してしまったのである!情けないことだが、その時ダジャレが浮かんでしまったのだ!最近ネタをすぐに忘れてしまうので、あわててそのダジャレをメモした私だった!曲の途中で突然立ち上がり、手帳を引っ張り出し何かを書き留めている私の動きは、店内の方々に不振な行動であると思われたのだろうな・・・。

そこで本日のライブの締めとしては、そのダジャレを書き記さなくてはならないだろうなあ!

「白雪姫と7人のフォービート」



本日の結論
こんなダジャレを想い浮かべてしまう自分が理解できない・・・。

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