貢物的玉子汁

2002年06月02日 穏やかな味で満ち足りる!



「1日平均製造弁当数は40,000食である!」

先日、久々の貢ぎ物が届いた。妙に軽い封筒を開いてみると、登録会員00095 小澤様から届けられたものは「玉子屋の玉子スープ」と「八丈島の明日葉飴」の2種類である。又しても八丈島の物産である。前回の貢ぎ物で「くさや煎餅」を登録会員00095 小澤様から届けていただいたが、あれ以来「くさや」にはまってしまい食い続けている。昨日も八丈島から「青ムロアジくさや」が空輸便で届いたばかりだ。うまいぞ〜!

「玉子屋の玉子スープ」は「魚屋の魚スープ」と同じ意味では無い。「魚屋」は一般名詞なのだが、この場合の「玉子屋」はちゃんとした企業名である。東京方面のビジネスマンには有名な会社なのだ。東京以外の方々に「玉子屋」の実体を御紹介しておこう。

東京には「会社」が集中している。そこには膨大な数の従業員が働いている。そして、彼等には食事が必要となる。大会社ともなれば、社員食堂を運営しているが、そんな恵まれた会社は数少ない。昼食時間はほぼ12時〜13時に集中しているので、会社周辺の食堂、レストランはその時間帯には大混乱することになる。

さらに、会社周辺の食堂メニューは年月を経ると共に食い飽きてくる。たまには違うものも食いたくなる。それに東京は概ね飯代が高いし、吉野家やマクドナルドが値段を下げても、そう毎日行くわけにもなあ・・・。サラリーマンは毎日の昼飯を考えるだけでも面倒臭いことになるのだ。

最近は「弁当屋」が人気である。店で待ち時間を潰すこともない。軽自動車の屋台弁当屋も都内には多く出回っているようだ。そんな昼食情勢の中、惨然と輝いている「弁当会の巨漢」が「玉子屋」なのだ。

「玉子屋」の1日平均製造弁当数は40,000食である!驚くべき数字なのだ!朝9時〜10時の間に電話かファックスで注文を受けて昼飯に間に合うようにデリバリーするのだ。御飯とおかずが別になった2箱でワンセットになっている。けっこう豪華なおかずの詰め合わせなのだが、価格は450円程度なのだ。私はまだ購入したことが無いので、正確な値段は知らないが安い!毎日注文を受けて40,000食も作り、デリバリーし続ける企業努力には凄まじいものがあるなあ!

この価格が維持できるのは、大量仕入れの大量販売だからだ。さらに、弁当箱は回収して何度も使うので、その箱代が節約できている。弁当箱の回収は単に価格を下げる為だけでは無く、そこに残されたオカズをチェックすることで、反省会のネタを拾うことにも役立っている。なかなか真面目な企業なのである!

話は長くなったが、そんな「玉子屋」が作っている「玉子スープ」を本日朝に飲んでみた。薄味で穏やかな中に椎茸の香りが強く漂っている。昆布ダシとカツオダシもその裏に潜んでいた。なかなか旨いスープだ。お昼の弁当にこれを足すことで、食生活はグンと豪華になりそうだ。ごちそうさま〜!

そして、もうひと品が「あしたば飴」であった。「明日葉」の粉末が練りこんである飴だ。「伝説の野菜 八丈島の明日葉」と印刷されているが、伝説とはなんぞや?

恐怖のセルライトを分解! する特有成分カルコンが含有 されるのは、
世界中の野菜の中で 唯一『 明日葉 』 だけ!

『アシタバ』とは八丈島に自生するセリ科の植物で、今日、葉を摘んでも明日には新芽が伸びることから、『明日葉』と呼ばれています。黒潮寄せ光り輝く海に囲まれた、オゾンと太陽いっぱいのこの島では、古くから常食山菜として珍重されています。 『明日葉』には各種ビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、有機ゲルマニュウムの含有率の高さとその滋養・強壮の効能に至っては、日本テレビ・お昼の『おもいっきりテレビ!』で紹介され、一躍日本中に、この八丈島の奇跡の薬草が知れ渡ることとなり、引きも切らぬ注文が相次いで生産が追いつかない状況です。


この飴をなめると健康になれそうな気がするなあ!「明日葉」は野草とある。となれば八丈島では自生していることになる。島に行って野宿しながら、バリバリ食うのもいいかなあ・・・。

登録会員00095 小澤様は今回の貢物で3連続となった。前回「茶帯」を認定しておいたが、今回の業績により、いよいよ貢物道プロの域に近付いた為「貢物道 黒帯一段」として認定すると、本日開催された「貢物道審議会」で決議された。今後も「貢物道」をさらに極められんことを祈って「逆貢ぎ物」をお贈りすることにしよう!何を贈るかは本人だけが知ることになる!しばし、待たれよ〜!



本日の結論
そろそろ八丈島に遊びに行きたいな〜!

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