2002年05月15日 さてと・・・どんな理屈をつけて手に入れる？
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Ovation N768-4
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Martin D-45 SQ
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2002年05月15日 さてと・・・どんな理屈をつけて手に入れる？
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Ovation N768-4
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Martin D-45 SQ
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「私自身のモチベーションの問題だな！」 50歳になった私は、その記念としてギターを買うぞ〜！と昨日宣言してしまった。だが、これは「嫁き遅れた女性」が「今年こそ結婚するぞ〜！」と口走るのに似ている。問題は相手なのだ。一口にギターを買うと言っても選択肢は山のように存在する。いったい何を選ぶのか？どこで手に入れるのか？
いつもであればオークションで格安のブツが出るのを待ち、アリ地獄の如くジッと身を潜め落札時間を待つのである。だが・・・このところ食指が動くような物件が出てこない。私は「ギターが欲しい」のか？それとも「買い物をしたい！」のか？その境目が良く分からなくなっている感じがする。
実は半年前から無性にアコースティックギターが欲しくなっていた。ではターゲットを何にするのか？自分でもよく解らない状態が続いていたのだが、やっと私が欲しがる条件が見えてきたのであった。それは「欲しい！」と思った何本かのギターの画像を見ているうちに気付いたのだが「アバロン・パーフリング」の存在であった。
アバロンはアワビのこと。パーフリングはボディー周囲の縁飾りのことだ。つまり、アワビ貝を薄く細く削りだし、ギターのボディー周囲にビッチリ装飾として填め込んだモノを「アバロン・パーフリング」と言うのだ。では何故アワビ貝なのか？実物を見ていただければすぐにご理解いただけるのだが、とても美しい輝きを持っているのだ。観る角度によりそれは七色に輝くのである。ゴ〜ジャス！まさにこの言葉がピッタリの素材なのだ！
「アバロン・パーフリング」の美しいギターの代表は「Martin D-45」だ。表も裏もサイドもそこまでやるか！というほど見事な象嵌が施されている。その為価格もかなり高い。一番安いタイプでも定価105万円だ。欲しいことは欲しいが手に入れても弾くことを躊躇するのは明らかだし、私には高すぎる。プロがステージで使うのなら良いのだろうが、私が持っていたところで何ともならんのではないか？との疑問が大きい。非常〜に大きい！
そうなると気兼ねなく弾けて、なおかつ「アバロン・パーフリング」の美しいギターはないのか？と探すことにした。そして見つけたのが「Ovation N768 ELITE クラフツマンモデル」である。これは中尾貿易が「日本仕様」としてKaman に発注した限定製産特注品ギターだ。日本でしか販売されなかったのは言うまでもない。定価40万円である。やっぱり高いなあ！新品はもう販売されていないので、手に入れるには安い中古品を探すしかない。
「Ovation N768」はスプルースTOPなので、生音でも充分な音量があり、他のOvationに比べて音質が柔らかいようだ。私が今までWEBで発見した「Ovation N768」には2種類あった。「Ovation N768-4」と「Ovation N768-7」だ。その違いはなんだろうか？下の画像を見ていただきたい。こちらは「Ovation N768-7」だ。色がブラウンサーバーストになっている。
しかし、私はアコースティックギターのサンバーストなるカラーリングがどうも好きになれない。ソリッドエレキだとそうでもないのだが・・・。そんなわけでナチュラルカラーの「Ovation N768-4」を半年間探していたのである。なかなかオークションに出てこない「Ovation N768」だが、たまに出てくるのはブラウンサンバーストの「Ovation N768-7」ばかり。現在もこちらが出品されている！
てなことで、限定品なのだからもう無理だろうと諦めきっていた昨日「Ovation N768-4」をついに発見したのである！オークションではない。某ギターショップのWEBに掲載されていたのだ。しかもまだ仕入れたばかりのようだった。早速問い合わせてみると、状態がかなり良い中古品で、まだ在庫品として残っているという。ううむ・・・50歳になったその日に半年探していたギターが見つかったと言うことは・・・私に買って欲しいと言っているようなモノである！（そうか〜？）
Ovation N768-4
次は私自身のモチベーションの問題だな！欲求が盛り上がれば「買いに走る！」可能性大である！だが、最近こうも思うのである「買ってどうする？」そう自分に問いかけると・・・シオシオと興奮は衰退し「まあ・・・いいか・・・」と投げやりになりがちなのだ。さあ！どうなる！どうする？と、まだ迷い続けている私である！この迷いが楽しい時間でもあるが・・・！いよいよ買おうと、思いきってギターショップに電話したところ・・・
本日定休日だと！ ケッ！
本日の結論
ありがちなオチである！ （結局、買わないのね！）
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