食品的添加物

2002年04月12日 こいつを使った料理は・・・?


「どうせならポルシェに是非お使い頂きたい!」

ニオイはするのに姿は見えず、ほんにお前は屁のような・・・

以前に頂いていた貢ぎ物を失念していたので、慌てて御紹介することにした。まずは、上の画像を観ていただこう。商品名は「マツタケエッセンス」となっている。裏面をチェックしてみよう。「食品添加物」「火気厳禁」「香料製剤」「成分重量 プロピレングリコール65% エタノール20%」「使用基準 本品は着香の目的以外には使用できません」と書いてあった。

上の画像はほぼ実物大だ。わずか30gの小ビンである。エタノールが入っているので火気厳禁は理解できる。この商品は「マツタケの香を着ける」目的で製造されている。当たり前の商品のように思えるが、私には疑問がフツフツと沸き出してくるのであった。

「マツタケエッセンス」が販売されている現実は「使用者」がいることを物語っている。さて、そこでまず気になるのが「いったい誰がマツタケエッセンスを使っているのだ?どのように使っているのだ?」という疑問である。使うとすればマツタケ料理に決まっているが、本物のマツタケを使った料理ではこれは必要無い。だが、マツタケが入っていない料理に使うと不自然だ。まっとうな料理人が使うとは思えない香料に思える。どうもイメージとして掴み難いユーザー層なのだ。

可能性として唯一考えられるのは、外国産の香りの薄いマツタケを使った料理に振り掛けて、香りをプラスするという場合だ。こうなるとマツタケの歯ごたえがあるので香りが不自然には感じられない。でもなあ・・・「マツタケエッセンス」が販売され、商売として成立しているのだから、相当量が出回っていると考えられる。私はいったいどこで「成分重量 プロピレングリコール65% エタノール20%」を口に入れているのだろうか?

さらに疑問は深まる。私は目の前の「マツタケエッセンス」をどう使えば良いのだろうか?わざわざ香りの薄いマツタケを買って来て振り掛けるのも変だしなあ。自分で「マツタケエッセンス」入の料理を作って食うのはマゾヒスティックな行為に思えるしなあ。

実はバニラエッセンスも同じような存在である。同じメーカーでバニラエッセンスも製造しているはずだ。しかし、なんとなくバニラエッセンスは許せるが「マツタケエッセンス」は許せない気がするのは、私の偏見と言うものだろうか?

さて、発想を全く変えてみるとどうなるのだろうか?トイレの芳香剤の代わりに小皿に「マツタケエッセンス」を数滴たらしておくとどうだろうか。旨そうなニオイのトイレが出来上がりそうな気がするなあ。車の芳香剤として使う手もありそうだ。どうせならポルシェに是非お使い頂きたい!高級感漂うこと請け合いだ〜〜〜!!!(って、使わねえよ!)

さらに疑問の追加がある。「使用基準 本品は着香の目的以外には使用できません」と書いてあるのだが「使用できません」とはどのような意味か?「着香」の目的以外使うことが不可能だと言うのか?そんなこたあないだろうが!使おうと思ったら何が何でも使ってやるぞ〜〜〜!!!(使ってどうするよ!)で、「着香」以外の目的とはいったい何を想定しているのだろうか?非常に気になるなあ・・・。

てなことで、現在私が持て余している「マツタケエッセンス」の「着香の目的以外使用」とはどのような使用方法が考えられるのだろうか?思いつかれた方がいたら是非、「啓示倉庫」へ書き込んでいただきたい!見事な「着香の目的以外使用」を御披露していただいた方には「マツタケエッセンス」を進呈することにしよう!ただし1名様だけね!



本日の結論
「マツタケエッセンス」をガソリンタンクに入れると、排気ガスが香ばしくなりそうだ!

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「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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