例年的青年館

2002年03月13日 ここは一つチャリティーに協力するか!


2002年3月16日(土)13:00 〜 16:00 日本青年館 地下ホール


「待ってるからね!」

「JACチヤリティー・オークション」がいよいよ開催される時期になった。もうすでに3年になる。今年で4回目のイベントだ。御存知で無い方々の為にその実体をお知らせしておこう。昨年も同じような事を書いた気がするが、もう一度書くとしようか。「JAC」とは、日本テレビコマーシャル制作者連盟の略称である。決して「ジャパン・アクション・クラブ」の略称では無い。

私は永年、テレビコマーシャルの制作にたずさわって来た。現在も合成編集の世界に身を投じている。テレビコマーシャルの世界は制作時に膨大な消費や消耗をする。短期間に何千万円もの制作費を使ってしまう仕事なのだ。そして、多くのタレントが出演している。タレントの体型にあわせオリジナルデザインのコスチュームを作ったり、小道具を作る事が頻繁にある。さらにブランドモノのコスチュームが使われる事も多い。

そうやって準備されたコスチュームや小道具は、撮影が終了すれば必要無くなる。その後は基本的に、会社の倉庫で1年間保存され処分されて行く事になる。だが、それらのコスチュームを欲しがる人々もいる。tanabe.tvを御覧の登録会員の方々には年に数度だけそのような「レアモノ」を差し上げる機会を提供してるのだが、それは私の周りにある品々でしか無い。

東京に存在するコマーシャル制作プロダクションの数は多い。そして、コマーシャル制作会社の団体である「JAC」は立ち上がった!4年前の事である。各社で眠っているコスチュームや小道具を集め、年に一度「JACチヤリティー・オークション」を開催し、広く多くの方々に買っていただこうと!そして、その売り上げを「骨髄移植推進財団」へ寄付しようと考えたのである!

集まった品々は、マニアックなものが多い。興味ない方々にとっては「なんだよこれ?」と笑ってしまうようなモノでも、マニアにとっては「お宝」となるのだ。ここ2年に渡りこのオークションで人気がある某女性タレントのコスチュームは、大入札合戦になりグングン価格は上昇!ついに55万円まで到達したのである!その人物は他の物も買っていたので、トータルで100万円に近い出費だった。たかがコスチューム。されどコスチュームである。欲しい方々にはタマランのである!もちろん落札した男性が着用出来るサイズでは無い。

女性の入札者はほぼ自分が着用する前提で入札するので、かなり慎重である。男性は悲しい事に「収集」という癖がある。自分が使用できなくても入札をしてしまうのだ。私も例外では無い。それゆえに「オークション」が成立しているのだが・・・。女性と言えども「ケイン・コスギ」着用のコスチュームは奪い合いになっていたなあ!

当初の2回はアノタレントが司会をしていた。「ミニにタコ」とほざいたり「おじさんの風呂場」を覗いたりしてしまった、悲しいアイツだ。そして、昨年は「ラサール石井」が司会をしていた。現場で見る限り「ラサール石井」の方がオークション司会者としては的確であると感じたなあ。あのちょっと冷めた感じがいいぞ!


これが昨年のオークションでのラサール石井氏


で、このイベントは私の手からいったん離れた。昨年まで私がいた部署で仕切っていたので、責任者としては毎回会場に出向き、来場者の案内を行っていたのだ。今年は出向の身の上なので呼ばれる事も無いと安心し切っていたのだが・・・。昨日、ついに呼び出しがかかってしまった。今年も手伝ってくれと言うのである。ううむ・・・。しかたがねえなあ・・・。業界は人材不足か〜?

そんなわけで今年もまた私は日本青年館で、受付周りのアレコレを手伝う事になったのである。このイベントには入場券が必要である。しかし!私が行く以上は「田辺さんに招待されました!」と言っていただければフリーパスとするのである!私がその時いなくても受付にはそう言い含めておくので大丈夫だ!遠慮せずかかって来なさい!待ってるからね!今年は(財)日本ユニセフ協会に寄付するぞ〜〜〜!!!

2002年3月16日(土)13:00 〜 16:00
日本青年館 地下ホール



本日の結論
とんでもなく安いものもアル!面白がって家族揃って遊びに来なさい!そして、買いなさい!

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