再演的六弦族

2002年02月04日 再びアノ熱狂の一夜がやってくる!


1965年来日時のザ・ベンチャーズ


「失禁しないように願う日々である!

あなたは現在何才だろうか?私は50才を目前にしているおっさんである。私の中学生時代の音楽は「加山雄三」「ベンチャーズ」「寺内タケシ」でスタートした。これらの音楽は「モズライトサウンド」でもある。てなことで、多感な時期に遭遇した音楽は今でもその影響を色濃く残している。50才前後の方々には「母の手料理」的な感覚の懐かしいモズライトサウンドなのである。

さて、三宿のレストラン&ライブ「ミトラサール」では、昨年秋「エレキナイト」と称し、ベンチャーズやスプートニクスサウンド炸裂の一夜があった。耳がジンジンする程の音圧を感じながらの数時間、たっぷりと楽しむ事が出来たのだった。あの熱狂の「おじさまライブ」が今年もやってくる。今週土曜日2月9日20時〜から3ステージである。もちろん今回も私は観客として参加するつもりだ!

若造が聞きに来ても楽しめないかも知れないが、おじさんたちがニコニコしながら聞き惚れる状況を観察しに行くのも一興ではないだろうか。出演バンドは「ダイヤモンド・ヘッズ」と「じゃどうず」だ。おじさまアマチュアバンドである。彼等の手慣れた演奏は本家ベンチャーズの全国行脚にも通じる律儀さに溢れている。

ジャズインプロビゼイションのように聴衆に緊張感を要求する演奏と違い、「エレキナイト」は予定調和を楽しむべきライブである。見事にレコードと同じように演奏を再現するのだ。アドリブがないので1曲あたりの演奏時間は短い。すぐに終わってしまう。そのため演奏曲数はやたらに多くなってしまうが、それもまた「エレキナイト」の楽しみなのだ!みんな集まれ〜!

さて、このような50才前後の方々向けのネタを書きつつ、ふと我が身を振り返ってみた。このところ、トイレに行くと尿の切れが悪くなっていると感じる。排尿直後はパンツもなんとなく湿気っぽい。これぞまさに、年令がそうさせるのである!老齢者用のパンパースが発売されている理由がやっと理解でき始めた感じだ。

今笑っているあなたは、他人事だと思っているだろうが、気がつけば、あなた自身もある朝突然そうなっているのだ。自分が老眼になったと気付いた時もそうだった。「えっ・・・おれって老眼?」と焦るのである。老いは避けられない。確実にやってくる。だが、肉体に比べ精神はなかなか衰えていないつもりだ。2002年の今でも充分にテケテケサウンドを楽しむ事ができるはずである。「ミトラサール」2月9日20時〜楽しみだぞ〜〜〜!!!



本日の結論
ベンチャーズサウンドに興奮して、当日は現場で失禁しないように願う日々である!

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