六弦的飛鳥標

2000年6月17日 てなことで「ロイヤルブルーPRS」が届いてしまったのだ!

 

このようシリアルナンバーは手書きなのだ! 右上の10は「極上」の意味!

「むしろ地味かも知れないな」

6月16日。皇太后が崩御されたとのニュースを聴きつつ帰宅してみれば、玄関先に厳重な梱包状態で届けられた荷物が置いてあった!夢にまで見た「ロイヤルブルーPRS」が届いたのだ。はるばる新潟からヤマト運輸が届けてくれたのである。通常であれば、まずは夕食をゆっくり食ってから梱包を解くのだが、今夜はそれを気持ちが許さなかった。手早く短パンとTシャツに着替えると梱包解体へ取りかかった!

なんという丁寧な梱包なのだ!今まで当家に届いた荷物の中で最高の梱包コンディションである!だが、包装がいくらよくても届いてしまえば意味はないな。しかも梱包のまま置いておくわけにはいかん!カッターナイフを取り出しばらすとしよう・・・。緩衝用プチプチを開くとそこにはギターケースが存在した。おろ?なんだ?こんなに小さいのか〜?イメージよりかなり小さめのハードケースの出現であった。しかも軽いぞ!


このように指板のポジションマークには鳥が飛んでいる!なんと豪華なのだ〜!

蓋を開くと、おおお!!!まさしく私が「80%入札の法則」で落札したあの「ロイヤルブルーPRS」が横たわっているではないか!ふふふふわははは〜〜〜!!!だが、ネックは大丈夫か?チェッ〜ック!問題ないぞ!折れてはいない(あたりまえだって〜の!)フレットはどうだ?さすがに使い込んでいるだけあって、ややフレットの減りがあるが、まあこれくらいなら問題はないだろう。これが年期ってえもんだな。だが、フレットのサビ具合が気になった。錆と言うよりも真鍮の曇りと言ったほうが良いだろうか。これではチョーキングできない!まずは弦を全部取り外し、フレットを磨き直すところから作業を開始した!マスキングテープで指板部分をカバーしつつ、コンパウンドで1本づつ丁寧に布で擦り続る。20分後フレットはピッカピカに磨き上がった。これで弦の滑りも指の滑りも問題ないだろう。

キズはどうだ?ほほう小さいすりキズがけっこうあるなあ。打痕も3箇所ある。ちゃんと使っていた中古だから当然だろう。問題はない。まあ、打痕はいずれ補修塗装に出すとして、小傷はコンパウンドで擦って消す事にしよう。ゴシゴシ・・・ついでにボディー全体もカル〜ク磨き上げた。これでピカピカだい!そうだそうだ!ブリッジも曇っているぞ!ここも磨いてやれ!ゴシゴシ!ゴシゴシ!うん!これで大丈夫だ!磨き終わったらブリッジを調整して弦高を好みの高さに下げてみた。

さてと、新しい弦を張ろう。弦は会社の帰りに買って来た「D'Addario」のXLである。.009 〜.042のセットだ。このギターはこれを使えとマニュアルで弦の太さが規定されているのだ!だが、私はこの弦を一度も使った事がなかった。さらにこのギターは弦の交換方法が特殊なのだ。クイックチェンジができる仕組みになっている。この方式の弦交換もこれまた初めての経験だ。

クイックチェンジの割には私が不馴れなのでなかなか進まない。理屈は非常によく分かる仕組みだ。素晴らしいアイディアである!慣れてくれば今までのやり方はカッタルク感じるだろうな!チューニングを済ませ、アンプにつないでみた。おおおお!!!!シャキッとした張りのある音が飛び出すではないか!これは素晴らしい!コントロールを切り替えて、全部のポジションで音を出してみた。んんん〜〜〜!ガリはない!まったく問題ないぞ!全フレットでも音を出してみた。完璧である!しかも弾き易い!かなりお気に入りになりそうな気配が漂ってきた!


ここまで問題はほとんどないな。かなり良い状態であると言えよう。しかし、先日来予想していた色「ロイヤルブルー」とボディーカラーが私の予想とかなり違うのだ!以前の画像は見やすいように画像処理をしていたので、かなりハデに見えていたが、実物を見るとかなりシックなカラーリングなのだ。むしろ地味かも知れないな。紫っぽいはずだったのだが、見た目は少し緑がかっている感じだ。では、デジカメを取り出して記念写真を撮るか!パシュッ!

おおお!!!なんということだ!デジカメで撮影された画像はハデなのである!これはどうした事だ?おおおそうか!このボディーの木目は実に複雑である。肉眼だけでは見えてこない模様が、ストロボの光で浮かび上がるってえ訳だな?となれば太陽光線にさらすとさらに美しく光輝くのだろうか?だが梅雨時でなかなかギンとした太陽光は当分の間は望めそうにもないな。梅雨明けが待ちどおしいぞ〜〜〜!!!

てなことで、しばらくはこいつをイジクリまわして 遊ぶ事にしよう!GIBSONにくらべて軽いのでかつぐのがかなり楽だ!足腰が弱って来たので助かるぞこりゃ〜〜〜!!!



本日の結論
来週はBS2で「サンタナライブ」がオンエアされる。6月22日22:45〜からだ。その時はこのPRSを握りしめながら拝聴するとしよう!!! 内容は先日の日本公演らしい。クラプトンの飛び入りシーンもあるのだろうか?

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