結論的貝螺鈿

2000年2月23日 おおお!!!展開は意外な方向に!

 
このあたりのパーツが全然違うようだ!

「最盛期には何種類かあったようで・・・!」

昨日、ゼマイティスギターのコピーモデルの中古値段をWEBで発見し、いささか気落ちした私であった。画像で見るかぎり、私の手元のモノとWEB上の画像はよく似ている。そりゃあそうであるコピーモデルなのだからな。だが、気落ちしただけで済ませて良いのだろうか?ここで再び中年探偵団はその活動を開始したのである!

「あの〜WEBで見たんですが・・・あのゼマイティスのコピーが¥35,000-と書いてありますが、あまりに安いので気になったのですが、これって元はいくらのギターなのでしょうか?」
「あれは¥70,000-が新品の値段だったと記憶しています」
「えっ?そんなに安いんですか〜?」
「最盛期には結構出回っていて、何種類が作られていましたよ。もっぱら無名のメーカーですが。でも、今は全く作られていないようですね。」

そうであったか!
そ〜〜〜であったか!!!

つまりこう言うことだな。ゼマイティスギターのコピーモデルは人気絶頂の時に何種類か製産されていたと。そして、それらにはスペック違いというか、グレード違いもあったに違いない。そうなると当然ながら値段の上下もあるってえわけだ。

それでは、昨夜見つけた¥35,000-物件の画像を再度じっくり見てみよう。ううむ・・・。昨夜は興奮していて気づかなかったが、WEBの粗い写真ではあるが、私のモノと明らかに違う点を発見したのだ。そいつのストップテールピースの横幅が広いのだ。弦のお尻を止めるパーツである。通常レスポールタイプのギターに使われているヤツのようだ。装飾の彫りもなさそうである。ううむ・・・ううむ・・・やはり明らかに違う仕様だ。

手元のゼマイティスギターのコピーモデルのパーツはアルミ削り出しに彫りがくっきり入っている。このパーツだけでも「高いんでないかい?」と北海弁で言いたくなるような感じがする。別に名古屋弁でも、九州弁でもいいのだが。ようするに、ストラトキャスターコピーモデルが「ピンキリ」あるように。ゼマイティスコピーモデルにも「ピンキリ」が存在すると言うことのようだ。そうか・・・そうであったか!!!

では、どの程度のピンキリがあったのだろう?WEBではそれらのデータが発見できなかったので、はっきりは言えないが、少なくとも私が手に入れたモノは新品で¥185,000-であったようだし、WEBに今出ているモノは新品時代¥70,000-だったようだ。

これくらいの価格幅はどんなコピーモデルにでも存在している。まあ、妥当な線であろうか。ということで、一応の納得と、私の所有しているゼマイティスギターコピーモデルの位置づけが確認できた。本日、WEB上のゼマイティスギターコピーモデルも買い取ってしまおうかとの暴挙に出る寸前であったが(おいおい!またかよ〜!)危うくその難を逃れることが出来た。情報を正しくつかまなければこれからの時代は生きて行けないぞ!(誰に向かって言ってるんだよ?)

てなことだから、昨夜一瞬意欲をそがれてしまったゼマイティスギターコピーモデル用「ハードケース」を買いに走ってみるかね!渋谷方面の楽器屋〜〜〜!!!今夜は遅くまで開けて待ってろよ〜〜〜!!!そんでもって、まけてくれよ〜〜〜!!!

これにて「●●的貝螺鈿」シリーズ全4話の終了!!!

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