細菌的誕生日

2021年05月19日 今年も遺影を撮った!



「こんな不快な表情をしている画像があってもいいだろう!」

ちょっと遅れたが、2021年05月14日は私の誕生日だった。1952年生まれだから69歳に成ったってことだ。もう棺桶に片足つっこんでいる年齢だな。世界中がコロナ渦で翻弄され続けている。いまだにオリンピックの開催も危ぶまれている。この69年間で一番苦しい惨めな誕生日なのかもしれない。昨年の誕生日にはここまで長引くとは思ってもいなかったのだが。

69歳ってことは来年に成れば自動的に70歳になるはずだ。生きていれば。自分が還暦を迎えたとき「えっ?俺が還暦!」と、とても不思議な感覚に成った。意識の上ではそのような年齢だとは気づいていなかったからだ。いまも「俺が69歳?」と不思議でならない。よく生きて来たもんだ。会社勤めすることもなく、家にこもって過ごす日々はコロナ渦前とそんなに変わりはしない。しかし、遠くへ出かけられないという理不尽さがそこはかとなく自分を包んでいる。今年は海外へも遊びに行く計画があったのだよ。

やがて、このコロナ渦の日々は「スペイン風邪」と同じ扱いで歴史の教科書に掲載されるのだろうな。世界がどう動いたかを、かつてのスペイン風邪の時代より詳しい情報の精査で分析研究され実態が明らかになるだろうね。

テレビの情報を見ていると、変異したウイルス名がインド株やイギリス株のように出てくる。なぜ素直に変異前ののものを「武漢ウイルス」または「中国株」と呼称しないのだろうか?出どころはほぼ特定されているのにそれが言えないのはWHOの中国忖度の結果だ。それは日本のマスコミも同じこと。「従来株」と読んでいる時点で笑ってしまうね。誰しも中国の武漢が世界で最初にロックダウンしたことは知っているのだからね。

誕生日の午前中、娘に写真を撮ってもらった。最近は春先や誕生日に「遺影用」と称して肖像写真を撮ってもらっている。こんな世の中だからいつ突然死するかもしれない。そんなとき無様な遺影では切ないからね。毎年撮り直すことで最新の遺影が準備できるってもんだ。幸いにして娘はプロカメラマンとして活躍している。メインはコスプレイヤー達の世界観をスタジオで作り込んで撮影している。結構評判が良いようで、最近では専門誌の解説ページに作例と撮影テクニックのページも持ったりしてね。

私が今年の誕生日にリクエストしたのは「ワイルド感」だった。そのために二週間ほど無精髭を伸ばし続けていた。遺影には使いにくいが、このような表情も私にはあるのだと残しておきたかったのだ。悪ぶっているのではなく、あくまでも表情だけの話だけどね。娘がマンション駐車場の隅っこに面白いスペースを見つけて「ここに立って腕組みをして!」と指示があり3分ほどで撮影は終わった。出来上がりを確認すると、娘と私が選んだ画像が一致した。それがこれだ。人生には「笑っている写真」が多く撮影されるけれど、こんな不快な表情をしている画像があってもいいだろう!




本日の結論
ワクチン注射は、まだお知らせも来ていない本日の川崎方面である。



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