潜血的内視鏡

2021年02月17月 二年ぶりに大腸内視鏡検査を受けた!


これから受ける方は御覧ください!


「パンツを少し破りますね!」

1月に受けた健康診断の結果、一つだけ引っ掛かったのが「便潜血」でした。つまり検便で血液の存在が観られたというわけ。ということは「癌」や「ポリープ」の可能性があるってことですね。この年令になればそれらが在っても仕方がないか・・・。などと思い、悲観はいたしませんでしたがね。

それよりも内視鏡検査の前日からの準備が面倒くさいという思いの方が強かったですね。朝から食事が特別なものとなります。消化の良いお粥とスープで朝と昼を食べ、おやつも少し、そして夜はポタージュスープのみ。これらは「ダルムスペース」という専用の食品があり、一日分がセットになっています。病院の売店で購入しました。そして寝る前の21時に腸を空っぽにする準備のための薬を飲みました。



検査当日朝は、5時半に起きて準備し、6時から下剤を飲み始めます。トータルで2リットルをゆっくり時間を掛けて飲み続けます。1リットルが終わったくらいから少しずつ便意がやってきます。1時間掛けて2リットルのみ終わる頃には、何度もトイレに駆け込むことになります。徐々に便は色が薄くなり、最終的にはほぼ水の状態になります。ここまでくれば内視鏡検査の準備が完了です。

10時15分の受付指定時刻に病院着。すぐに受け付けを済ませ検査の承諾書にサイン後、血圧を計って受付横のベンチでしばし呼び出しを待ちました。と・・・その時、受付の女性が近くまでやってきて「恐れ入りますが個人的なことをお伺いしてよろしいでしょうか?先程こちらにいらしてからの立ち居振る舞いがダンディーで素敵に見えたものですから・・・どのようなご職業をされているのでしょうか?」「えっ?ははは!単なる老人ですよ。朝っぱらからお褒めいただきありがとうございます!」と答えておきました。この時点で腸内は完全に空っぽになっています。

しばし待機した後、準備室へ通され、まずは着替えから。専用のガウンに専用のパンツです。紺色のパンツはお尻側に大きな穴が空いています。着替えたらさらに鎮静剤を投与する準備のために針を腕に刺されセット完了。直後に内視鏡検査室が空いたので案内されました。

そして、内視鏡検査室に入った瞬間「あら!前回と同じ女医さんだ・・・」と気づきましたが黙っていました。直後、看護師さんから「パンツを少し破りますね!」と後ろの穴を更に広げられベッドに横向きに寝かされ作業が始まりました。まずは鎮静剤の投与。直後に肛門から内視鏡をゴソゴソ入れ始めたときのこと。女医は「前回も私がやっていますね!」と言ったのです。えっ?肛門の形で二年前の私だとわかるのかい?・・・そんなことはないですね!私が通っている病院なので、今までのデータがモニターに映し出されているのでした。そこで私も「ええ、よく覚えていますよ!」と返したら「2年も前のことよく覚えていますね?」と言われたので「可愛い女医さんだな!と覚えていたんですよ(笑)」「あら〜!ありがとうございます!」しかし!!!この場面を文字ではなく映像で考えるとかなりシュールな状況でありますなあ!鎮静剤が効いていても内視鏡が動くたびに結構痛みは感じますが・・・。で、結果は問題なし!良かった〜!

無事に検査が終わり、まだ鎮静剤が効いているので車椅子に乗せられて休憩室へ移動です。15分ほど休んで麻酔が切れてきて開放となりました。


本日の結論
また次回もあの女医さんにお願いしたいな!

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