塩分的摂取量

2019年09月02日 塩分が少ないのでは?と思い始めて。



「燃料費がかなりかかるそうで」

塩について考えてみようかと。

まず、なぜ塩が気になったのかを書いてみましょう。9月に入っても暑い日は相変わらず。歩きまわれば大量の汗を流し、大量の水分を補給する生活が続いています。一日あたり2L〜3Lは飲んでいますよね。ところが・・・最近私が摂取している水分には、ほぼ塩分が含まれていないことに気づいたのです。

さらに、3月からの低糖質摂取生活が続いていることで、必然的にほぼ白米を食べなくなりました。すると当然のように塩分が少ない薄味の食事をする機会が多いですね。そうなんです!低糖質生活は塩分摂取も少なくなってしまうのです。私の場合はですがね。

塩分の摂取が少ないとどうなるのか?ミネラルの摂取が少なくなって体調がおかしくなります。もともと塩分摂取が日本人は多いと言われていて「減塩」が叫ばれていましたが、それはかつて専売公社が作っていた「食卓塩」に対する対策のようですね。あれは実は「塩化ナトリウム」であって海水塩とは程遠い塩です。必要なのは塩味でだけでなくミネラル成分なのですね。「食卓塩」にはそのミネラル分がほぼ入っていないと。

逆にミネラル分をたっぷり含んだ「海水塩」は多少多く摂取しても何ら問題ないとか。むしろ摂取量が少ないほうが危ないようですね。厚生労働省が推奨する一日あたりの塩分摂取量の上限値が徐々に下がってきていますが、どうもその数値は根拠が怪しいとも言われています。推奨塩分摂取量は。現在大人の男性で8gとしています。女性は7gですね。

実は、私の父は多くの病気を抱えていて67歳で亡くなりました。平成4年のことでした。直接の原因は前立腺がんでしたがね。振り返ってみると、父は常に減塩生活をしていました。理由は高血圧だったからですがね。ところが昨今塩に関する情報を拾い集めてみると、むしろ海水塩をちゃんと摂取するほうが血圧が安定するとの情報が。減塩しても血圧には効果があまりないとも。父は医師の指示を頑なに守る人でしたから、おそらく塩分不足、ミネラル不足でかなりダメージを受けていたのでは?と思うようになりました。

拷問の種類の一つに、牢屋に閉じ込めて塩分を与えないという刑罰があったそうです。2週間もすると体がふにゃふにゃになり立てなくなるとか。それほど塩の影響力が人に対してあるのだということですね。ということは、適切に必要な量の塩分を摂取しなければならないと。もちろんミネラル分が重要なのですが。

この夏の汗の量を考えると、減塩ではなくてむしろ多めに摂取したほうが良いのでは?と気づいた次第です。今日からちょっと気をつけて塩分摂取するようにしましょう!

ちなみに「伯方の塩」は主原料は日本の塩ではありません。メキシコとオーストラリアのきれいな海で作られた海水塩を日本の海水に溶かして濾過したものです。いちから日本の海水を煮てすべての塩を作ると、燃料費がかなりかかるそうで、メキシコやオーストラリアは塩田形式、太陽の熱で乾燥させるのでエネルギーの節約になりコストもかなり抑えられるとか。

さてと・・・どうやって適切な量の塩分を摂取しようかね?毎日数個食べているゆで卵に多めの塩をぶっかけましょうか!さらに、毎日1Lは飲んでいる無糖炭酸水に塩をひとつまみ入れて飲むというのもありだね。で、すぐにやってみました。

ゆで卵は塩コショウを少し多めにふりかけて食べてみましてこれは問題なし。塩分強めでしたがまあこの程度の量なら大丈夫でしょう。そして炭酸水はコップに注いで塩を二つまみほど入れました。ううむ・・・ギリギリOKかな?でもちょっと塩味が強すぎるかな?美味しく飲むにはちょっとつらいなあ・・・。半分ほど飲んだところで更に炭酸水を継ぎ足したところ程よい感じの塩味に。これなら毎日飲めますよ!摂取し過ぎに気をつけつつ、きちんとした量の塩を体に入れましょう!


本日の結論
親父は塩分が足りなかったから弱体化していったのだと気づいた本日でした!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE