北欧的来訪者

2019年06月13日 スウェーデンからの来訪者!


Mr. Michael Maksymenko テレビパーソナリティーだそうです。


「来るときは夏にしてね!」

久々の面会話です。

事の起こりは、5月末にアメリカの友人ギタリスト Henry Kaiser から突然届いたメールでした。彼の友人でスウェーデン在住のテレビパーソナリティーが日本へ遊びに行くので「会って昼食でもいかが?」との内容でした。その方の名前は Mr. Michael Maksymenko です。1990年代の終りに一緒にアルバムを作ったそうです。 Mr. Michael Maksymenko はドラムだったとか。

これはいつものことですが、Henry は自分の友人が日本へ行くと聞けばすぐに「日本に行ったら田辺と会いなさい!」と言っているようです。そして実際に今までに多くのミュージシャンや学者などにお会いしてきました。私自身も当初はドギマギしていたのですが、何度か繰り返すうちに「あっ!これは英会話の実践練習になる!」と気づいて率先して対応するように成りました。来訪者の希望を聞いて東京の案内をしたり、食べたいもののお店に連れて行ったりするのです。多くの場合は相手のホテルに会いに行くのですが、今回も汐留のホテルまでお昼の12時半待ち合わせで行きました。

ランチを一緒に楽しもうというプランだったので、Henry がおすすめの 土佐料理「赤坂 祢保希」 に行こうと思っていたら、同行の娘さんがベジタリアンであると判明。赤坂でカツオのたたきというわけには行かず、慌ててレストランを探しました。すると意外にも彼らの隣のホテルにオーガニックレストラン「CHAYA」が入っていたので、そこに決定。娘さんはベジタリアンでも特にきっちりやっている「ビーガン」でしたよ。


娘さんは「カッコイイTシャツ」でした!

私は電車に乗る前に、お土産を何にしようかと考えて「たい焼き」にしました。あんこと抹茶あんの二種類を詰め合わせてもらいました。ホテルロビーで顔合わせしてすぐに娘さんへ手渡したところ「たい焼き大好き!」との返事が。良かった!彼女はスウェーデンにある日本企業に努めているので、かなり日本語が堪能でした。しかし、そこはあえて彼女の日本語には頼らず拙い英語だけで押し通しました。そうしないと自分の勉強になりませんからね!そして今回もまた「俺の英語ヘタ・・・」と挫折感を味わうことに。とは言えほぼ通じていましたから問題はないんですけどね。

彼らは家族三人とおばさんを入れての4人旅。3週間の日本旅行だということでした。到着した頃は連日40度近い猛暑でとても辛かったと言っていました。そりゃそうですよね北欧から来てるんですから。幸いにも6月12日の面会日は涼しくて彼らも今日がベストの気温だと言っていましたね。

「CHAYA」はほぼベジタリアン・メインのオーガニックレストランですが、もちろんそうじゃない方も楽しめるランチが用意されていました。私は「焼きマグロのワンプレートランチ」に玄米が添えられていると知って「この玄米を外してもらえませんか?」と頼んだところ「大丈夫ですよ!それではその分をお野菜多めにしましょうか?」と提案されお願いしました。ここでもやはり糖質制限を続ける私です。

彼らは東京からスタートして、沖縄、京都、松山と楽しみながら最後にまた東京へ戻り、6月13日に帰国するということでした。異文化の日本を楽しみ、更にその中でも沖縄の音楽や文化が独特だったと面白がっていました。奥様はバンドでドラマーをやっているとか。ヨーロッパの国々をツアーするようです。 Mr. Michael Maksymenko も今は別のバンドでベースを弾いているとか。「君の作るペダルはベースでも使えるの?」と聞かれ「もちろん!すでに使っている方が何人もいますよ!」と答えておきました。彼のバンドのギタリストや友人にも勧めてみると言っていましたがね。

もちろん、私がペダルを作るようになった経緯や Henry との関係性についてもいろいろ聞かれましたけど、そういう質問に答えていくのもまた英会話実践学習の楽しみがあるわけで、時制がおかしくなったりしても、すぐに言い直せばOK的感覚で言いたい放題。自分の伝えたい内容が相手に伝わればそれでいいじゃないですか!と開き直ったりしてね。今回はあまりジョークを入れる暇がありませんでしたが、それでも少しは笑いを取れて嬉しかったですよ。

最後に、全員で記念写真を撮ろうということになってお店の外に出たら、誰も通行人がいなくてカメラマンを頼めない状態に・・・・。とそこへ中学三年の修学旅行生らしき男子集団が10名ほど現れたのでお願いしてみました。快く引き受けてくれて撮影完了!そのカメラマンをやってくれた学生に「この方々はスウェーデンから観光できているんですよ」と教えたらカメラマン少年はいきなり彼らに握手を求めていきました!面白い! Mr. Michael Maksymenko も握手のあとに「こうやるんだよ!」と言いつつハイタッチをしていましたね。


スウェーデンでも女子はやはりVサインか!

ここでお別れです。彼らは「是非スウェーデンに遊びに来て!」と言っていました。別れのときはいつもそうですね。私も彼らの国へ遊びに行きたいと思うのですがなかなかね。「来るときは夏にしてね!」と言っていましたがそりゃそうですよね。私も北欧へ冬に行くのは嫌です!

二時間ほどの面会時間でしたが、初対面の外国人たちと過ごすのはこの年になると精神的な刺激になっていいですよ。相手の言っている言葉を必死になって聴き取り、頭をフル回転させてそれに対応するというのは有り難い環境ですよね。いくら英会話を勉強しても実践できる場所がないと何の意味もありません。英会話は英語教師相手に話すことが目的ではありませんからね。こうやって世界中に知り合いが増えていくんですよ。Henry ありがとう!

帰り道はとても気持ちが軽くなって気分上々でした。足取りも楽だったので、東横線日吉駅から自宅まで歩いて帰りました。約45分です。往復トータルで12,000歩の散歩だったと思えば日々のノルマを果たしていつものとおりですね。帰宅時には心地よい疲労感と健康的な空腹感がありました。体を動かしましょう!


本日の結論
さて、次の異邦人はいつ来るのかな?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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