内部は複雑な配線だらけだ！
「これからもTOTOを使い続ける」
トイレについて考える。
先日、ウォシュレットのノズルが突然出なくなりちょっとパニック状態に陥りました。実は1か月ほど前から時々誤作動を起こしていたのですが、たいした影響はないとそのまま使い続けていました。そしてついにご臨終！このような瞬間は精神的に「なんで？なんでなんで？」と焦るばかり。生活への影響がさほどあるわけではないのにパニクるのはなぜ？まあ、PCの突然のクラッシュにも似ていますがね。
そもそも、1980年6月以前には存在していなかった「トイレ設置用肛門洗浄機」ですので、それ以前の生活に戻れば、こんなもの無くても平気なはずです。当家でも発売されて割合初期に最初のウォシュレットを取り付けました。まだまだ機能的には初期段階でしたので、便座が暖かくておしりが洗えるというだけで満足でした。初めて使った時は感動しましたね！
海外に行った際はほぼ諦めるべき商品ですので、海外ではそれを不満に思ったりはしませんよね。無くて当たり前ですから。でも一度日本へ帰ってくるともうこれなしでは生活できない状態に陥ります。特に自宅で使えない状態に陥ると不快でしょうがありません。
その昔郷里の宮崎にいた頃、小学校の低学年まではポットン便所に切った新聞紙の時代もありました。それがやがて「ちり紙」に代わりました。紙が柔らかくなって嬉しかったですね。そんな時代を過ごしてきたはずなのに、ウォシュレットのノズルが出ないだけでパニックに陥るお前は何者なのだ？と自分に問い掛けざるを得ないをえないと！
てなことで、マニュアルを引っ張り出しTOTOのサポートセンターに連絡。とりあえず、買い換えるか修理してもらうかの判断をしたいので、修理の金額を知りたいと言ったのですが「実際にチェックしてみないと金額が出せませんので、修理担当者から明朝直接ご連絡差し上げます」との返事。翌朝を待つことにしました。
ちなみに、当家に設置している機種は2014年の製品で、正価約20万円ほどだったようですが、それをディスカウントで買って約10万円だったと分かりました。しかも自力で設置！そうか、5年弱で故障か・・・。今まで4台ほどウォシュレットを使ってきましたが、いずれも修理したことはなく故障したら買い替えていました。で、今回は結構高めの価格だったので修理も視野に入れたと。
翌朝電話がかかってきました。「修理担当のXXです。ご予算の件ですが、チェックしてみないことには正確に出せません。ザックリ言って2万円程度でしょうか？」妻はそれを聴いて「修理して！」と反応したので「それでは修理をお願いします！いつ来れますか？」「これから出ますので10時までには着けるかと。そちらのマンションは何度も行っていますので場所はすぐに分かりますよ」これで一安心です。待つこと30分。
9時半ころに修理担当者が当家に到着。すぐにチェックしてもらうとスイッチのオンオフを何度か繰り返して「原因はほぼ特定できました」「えっもう？」「私達は医者みたいなもので、症状をみたらどの部分の故障かすぐに分かるんですよ！」なるほど！すぐにウォシュレットの分解開始です。
内部が見えてくると、かなり複雑に配線が走り回っていました。いわゆる「家電」状態ですね。特定した故障箇所は2か所らしく、ノズル部分ともう一つのコントロール部品を取り替えていました。「これなら1万4千円くらいですよ！」の声が修理担当者から聞こえてきました。
そこで聞いてみました。「昨日の連絡から、今朝の対応と修理に来ていただくまでの時間がかなり早くて助かったのですが修理体制はどうなっているんですか？」「TOTOは全国的に修理のための組織があるんです。私は契約なんですが、地元の多くの工務店と連携して、依頼があればどこでもすぐに駆けつけられる様になっているんですよ」なるほど・・・。一番大きなメーカーはそれなりに全国的な組織もデカイというわけね！
そうこうしているうちに、15分ほどでパーツの取り替えは完了。元通りに設置してすべて作業は完了。現金で約1万4千円を支払ってすぐに担当者は帰っていきました。明細書をチェックすると「高いだろうな・・・」と思っていた「出張費」は2,500円でした。えっ？こんなもん？他はパーツ代と交換技術料金でしたね。トータルで30分程度の出張とは言え、往復するわけですから出張費2,500円は安い！
こうして当家のトイレにおける平和はもとに戻ったのでありました。これからもTOTOを使い続ける決意をした当家でありました！
本日の結論
日本で買って海外で設置している方々は故障したらどうするんだろ？
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