夫婦的演奏会

2019年03月27日 夫婦で久しぶりに音楽鑑賞!

Bill Evans 30th ANNIVERSARY SUPER BAND with Robben Ford


「えっ?私のサイン?喜んで!

本日は、Blue Note Tokyo で「Bill Evans 30th ANNIVERSARY SUPER BAND」のライブを楽しんできました。通常であれば私が行くライブには、ほとんど妻は参加しません。ロック系やブルース系の大音量ライブが苦手なのです。以前一緒に行ったのはハワイアンでしたからね。

さて、今回もここに至るドタバタをご紹介!

「Bill Evans 30th ANNIVERSARY SUPER BAND」 のライブが有るのに気づいたは1か月ほど前でした。今回はゲストとして Robben Ford が参加しているので、ひょっとしてツアーマネージャーはいつもの Rick かもしれないと思っていました。そこで Rick に確認しようと思っていたのですが、ついついメールを書くのを忘れてしまい、そのまま放置してしまいました。

そして!いけねえいけねえ!とライブが迫った3月22日に気づいてメールを送ってみました。「今回のこのライブのツアーマネージャーはあなたですか?今週末日本に来ますか?」とね。するといつもならすぐ返事が来るはずなのですが・・・。なかなか送られてこず。よく考えたら私がメールを送った時は、彼らが日本へ移動中の飛行機の中だったようです。

ようやく返事があったのは、3月24日の昼でした。もうライブ初日です。「今回のツアーマネージャーは私です。昨日土曜日の夜に到着しました」その後やり取りがあって「招待しますので人数を」といつものパターンになり人数伝えたところ、なかなかOKの返事が来ませんでした。どうも、Bill Evans のツアーマネージメントは初めてだったので招待枠の調整が必要だったようです。3月27日のファーストステージをお願いしていたのですがね。

3月26日お昼になって、まだ連絡が来ていなかったので、なかなか手配が難しいのだろうと考え、こうメールしておきました。「ごめんなさい!招待の話は忘れてください!私は一人だけで当日券を買って入場します。ただ、お土産の焼酎をあなたと Robben に渡したいので、会えるようによろしくお願いします」すでに、その日の午前中に宮崎名産「赤霧島」と「黒霧島ペンタゴン」のセットを二つ購入して準備は整っていたのですよ。ちなみに彼らは焼酎好きで、前回差し上げた「赤霧島」の評判がとても良かったので今回も。


すると10分後に返信が届きました「実は、2席は確保できているのですが、追加で何席か取れるかなと調整していたところでした。それであれば2席でよろしいですね?お友達と来てください!明晩会えるのを楽しみにしていますよ!」との内容でした。おっと!そういう事情だったのですね!ありがたいことです。

で、いつも同行しているジャズ好きの橋本さんに連絡をとってみました。ところが!年度末のドタバタでとてもじゃないが今週はまったく身動きが取れないとの返事。ご本人も大変残念がっていました。

さてそうなると、もう一人だれとご一緒するか?と人選の始まりです。かなり多くの方の名前や顔が浮かびました。夕方になり妻と近所のレストランで食事しながら話していた時でした。ふと思ったことがありました。妻はまだ「Blue Note Tokyo」に一度も足を踏み入れた事がありません。私が年に数度通っているライブハウスを妻に知っておいてもらうのも良い機会だと思ったので「明日のライブはハードではないので楽しめるかもしれないよ。一緒に行かない?」と誘ってみたところ「そうねえ、行ってもいいわよ!」との返事。妻は Robben Ford が何者かも知らないのですがね。ただ、当家内にサイン入りの写真がたくさん飾ってあることだけは知っています。

かくして、3月27日16時少し前に出発です。車で行くか?電車で行くか?悩みましたが、電車を選びました。車で日吉駅に行き駐車場に停めて、妻がお腹が空いているというので軽く食事。その後、電車で会場に向かいました。パークアンドライドと言うやつですね。ただ、電車で行くとなると表参道駅から Blue Note Tokyo まで焼酎が重い・・・。900ml 瓶4本でトータル2升ですからね!


会場にたどり着いたのは17時30分。開場の時刻でした。招待なので受付で名乗りコースター型チケットを受け取って待ちます。50番でしたのでいつもより若い番号ですね。満席じゃないってことだなあ。いつものごとく場内へ案内されるのは一番最後ですね。



場内はほぼ90%の埋まり具合。舞台左側の Robben がよく見える位置の自由席に案内されて、しばし開演まで待ちました。やがて開演直前になり、マネージャー兼テックの Rick が Robben のギターを2本持ってステージに現れました。すばやくセッティングを開始。

近づいて声をかけます。「ご招待ありがとう!今日は妻と一緒です!これがお土産の焼酎セットです!」と Rick は「ハイ!田辺さん!チョット持ってください!」と日本語で返答。セッティングが終わって私達の席へ。挨拶をしていたら、Rick はすぐに呼び出されて「ショーが終わったらまた来ますよ!」と行ってしまいました。そりゃそうですよね!本番直前なんですから!

やがて Rick のアナウンスと共に、メンバーがステージ上へ登場。すぐに妻へ「ギターを今持ったのが、Robben Ford ね!家で写真をいっぱい見てるから知ってるでしょ?」「うん知ってる!あの髪型の汚い人ね!」って予想外の返事・・・なんちゅうこと言うの!

此処から先は Robben のギターサウンドは泣けるほど Robben でしたね。馴染みのあの音が響き渡っていました。テレキャスにアンプは Dumble キャビは Marshall でした。デラリバ も曲によって使い分けていましたね。とてつもなく心地良いサウンドでした。流石に名人揃いのスペシャルバンドです。もちろん Bill Evans のサックスもソプラノサックスも心地よくて、さすがに一流揃いのライブはトロケルような時間を過ごせました。そして終演。ちなみに、全部知らない曲ばかりでしたが大満足です!

残念ながら、今回はライブ後に楽屋面会に行けない条件だったので、席で待っていると Rick がやってきました。「どうでした?良かったでしょう?」「とても素晴らしいサウンドでした!」などとあれこれ話しているうちに「次回の来日はいつですか?」「八月には Larry と来るかもしれませんが、確定はしていません。11月にはまた Robben と来ますよ!」「じゃあ、次回またお会いしましょう!」 と約束をしてしまいました。

「ひとつお願いしていいですか?あなた のサインが欲しいんですが!」「えっ?私のサイン?喜んで!」と初めてマネージャー Rick のサインをいただきました!なかなか貴重でしょ?彼はもともとギタリストなんですよ。今は名マネージャーで名を馳せていますけどね。

最後に焼酎の贈呈です。二袋4本分をお渡ししつつ「バンドのメンバーでシェアしてくださいね!」「もちろん!ありがとう!またお会いしましょう!」最後に記念撮影をしてお別れです。



かくして、ドタバタのうちに妻と過ごした「 Bill Evans 30th ANNIVERSARY SUPER BAND 」の一夜は大満足のうちに幕を閉じました。初めて Blue Note Tokyo に足を踏み入れた妻でしたが、かなり気に入ってもらえたようです。

会場を出ると気候も良いので「よし渋谷駅まで歩こう!」とスタート。毎日1万歩程度は歩く習慣ができたので、何の苦もなく二人でずんずんと。以前と違って軽やかな気分でしたね!さて次回はいつになりますかね!


Mr. Rick Wheeler のサインです。


本日の結論
妻と二人のライブハウスデートは、なんとなく面白い!

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