親切的進行形

2019年03月12日 最近の動向をちょっとだけ!

Mr. Henry Kaiser in Hawaii this month.


メールのやり取りだけで成功するでしょうか?

このところ連日バタバタしていてまとまった時間が取れなかったので、更新もなかなか出来ずの状態が続いていました。今日も本来は作業を続けなければならないのですが、ちょと飽きたので一休みを兼ねて書いてみますね!

まずは、アメリカの友人ギタリスト Mr. Henry Kaiser の面白い面を。上の画像は、Henry から先週送られて来たものです。写っているのは Henry と野生のイルカたち。ハワイでのダイビングのシーンだそうです。幻想的と言うか、ラッセンの絵のような光景ですよね。カメラマンもなかなかの腕です。

奥さんの誕生日に、突然のサプライズで奥さんをハワイに連れて行ったそうです。奥さんはその計画を全く知らなかったので、当日感動で泣いていました!夫婦してダイビングが好きなので、本当に奥さんのためだけか?とも思えますがね(笑)そういうことにしておきましょう!

そしてもう一つ、Henry 絡みで。
昨日朝、弾駆動のオーダーを受けました。アメリカのサウスダコタ州からのメールでした。「どこで弾駆動の情報をしりましたか?」返信に書いて送ったら、送られてきた返信に書いてあったのは以下の文章でした。

Mr Tanabe 

Thank you so much for your prompt response. 

I heard about your pedal through Henry Kaiser. I do not know him personally, but I am a fan of his music. He's a vastly underrated guitar player - a personal favorite of mine. His vast knowledge of music from all across the globe is apparent in his unique and invigorating style. 

Thank you so much for making a Dumkudo for me. I look forward to using it. 

In Respect 

Andy

つまり、このオーダー者は Mr. Henry Kaiser の大ファンであると。ほほう!これは面白い!Larry や Robben からのオーダーは多いのですが、Henry のファンと書いてきたのはこれで二例目です。そこで、このメールをHenry 御本人へ転送してみました。すると・・・。すぐに Henry から以下のように返信がありました。

I will send him a couple of new CDs for a surprise in the mail.
( 私はサプライズで手紙に新作CDを数枚入れて彼に送りますよ!)

おおお!!!なんと優しいファン思いの Henry でしょうか!私も多分そうしてくれるだろうなと思いつつメール転送したんですけどね。対応してくれた Henry に感謝です。ここで、心理的なことを一つ。

私自身が、今までに様々なシーンで感動し感動させられてきました。一面識もないのに突然、Mr. Paul Jackson Jr. からメールが届いたり、予想もしていなかったのに突然 Larry が禅駆動を使っていると知らされたり、突然 Robben からオーダーが来たりと「突然前触れもなく」というのがポイントですよね。「えっ?なにが起こったのだ?」と一瞬慌てますが、その直後にじんわりと感動が押し寄せます。

ということで、オーダー者の Andy にはこの件は知らせず、彼に突然 Henry からの手紙とCDが届くことを楽しみに待っています。きっと驚いてくれるでしょうね。一週間後くらいには、私が送った弾駆動と Henry の CD がほぼ同時に到着すると予測しております。ワクワクしますねえ!

余計なお世話をしたという方もいるかも知れませんが・・・。
でもね、自分が嬉しかったことや驚いたことは、他の方たちにも経験してほしいですよね。そしてもう一つ今、進行中の件があります。2月に宮崎で会った方ですが、44歳の男性が「英語を喋れるようになりたい!」と言っていたのです。よくあるパターンで「言うだけでやらない」のであろうなと思っていました。

ところが御本人は「毎年8月に海外へ旅行に行きます。でも口から出る英語は This one! だけなんです」と状況を打破したいとおっしゃっていました。そこでちょっとお節介をすることに。本人は「英語に関しては幼稚園児です」と言い切っていましたので、私が英会話を学び始めたときに知った「私たちの時代に中学校で教えてくれなかったこと」をいくつか書いてメールで送ってみました。初心者がこれを知っておくと後で役に立つ内容です。

私自身も英会話未熟者ですが、未熟者だから覚えて嬉しかった事実や、超初心者がなにに躓くのか?をまだ覚えているのでそれを早めに取り除いてあげたかったのです。そしてこれは「本気度」を確認するためのメールでもありました。数回送ったところでかなり真剣な反応が出てきました。「これ知らんかったです!覚えておきべき内容です!」という反応が。そして英文の質問が送られてきて「ほほう!本気だったんですね! 」と当方も理解したので、メールでの情報「私たちの時代に中学校で教えてくれなかったこと」をメインとして毎日お送りしています。もう20回を越えました。

「お前ごときが偉そうに!」と思われるでしょ?これが意外にも、自分のために役立っているのですよ。他人に新しい知識を伝えようとすると、自分自身がその知識を正しく身に着けていなければなりませんね。書けばかくほど、私自身も英語の確認と復習をやることになるんです。論理的に初心者にもわかりやすく文章で説明するのは、結構疲れます。でも楽しいんですよ!御本人を知っているので、たとえ話が具体的にできてしまいます。ミュージシャンでもあるので、有名な曲の歌詞で説明すると一発でわかってもらえます。例えば、

Have you ever seen the rain?

この文章だけですと超初心者には手強いのですが、CCRの曲「雨を見たかい?」を知っていれば、超初心者でもメロディーと共に直ぐに口から Have you ever seen the rain? が出てくるんですよ。そして意味もすぐに分かると。

今のところ目標は「きちんと御礼が言えること」「きちんと挨拶できること」「イミグレで慌てないこと」「旅行先で This one! 以外の意思表示で買い物をすること」です。目標が低いでしょ?でも、これが英語環境がまったくない超初心者にとっては結構大変なんですよ。八月までに「英語への精神的壁」を取り除かなければなりませんから。御本人はすでに本気モードに入ったようです。さて、メールのやり取りだけで成功するでしょうか?これは私の新しい挑戦でもあります。


本日の結論
人が喜ぶ姿はこちらも嬉しくなります!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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