来日的六弦者


2018年11月19日 開演直前のドタバタだらけ!


2018年11月15日 Billboard Live Tokyo 2nd show!


「人生は明日何が起こるかわからない」

ちょっと長くなりそうだけど、先週のドタバタ具合を記録しておきます。
Larry Carlton と Paul Jackson Jr. がらみのドタバタです。

実に忙しい先週でした。まずは月曜日に映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行き、火曜日は母親が上京。水曜日は母親のリクエストで池袋サンシャイン水族館とレストランでお誕生会。その裏側で別のドタバタが始まっていました!

まずは、Larry Carlton ライブから。ライブの10日ほど前に、いつものツアーマネージャー Rick から Billboard Live Tokyo に招待できるよ!とメールを貰っていました。ただし、Rick は今回ヨーロッパツアーの Robben Ford に同行するので、日本には来られないと言っていました。手配はしておくので問題ない。ただし連絡は最終的に当日ぎりぎりになる可能性がある。と書いていました・・・。

11月15日東京 公演の初日セカンドをご招待のリクエストにしていました。 いつも友人を入れて4名のご招待を受けるので、以前から約束していたご夫妻と、この人物を連れて行ったら感動してくれるだろうと禅駆動ユーザーになったばかりの19歳東大生ギタリストにご連絡して当日を待ちました。

その Larry Carlton ライブ前日11月14日(水)のこと突然、Mr. Paul Jackson Jr. から「金曜日に東京でコンサートやるんだけど来てくれる?時間は大丈夫?」とメールが送られてきました。時間も場所も書いてありませんでしたが、ネットで調べてみると「東京国際フォーラムCホール」で開催される「EAST meets WEST 2018」というコンサートで、豪華ジャズ・フュージョンアーティストが集結!とポスターに書いてありました。11月12日に福岡、14日大阪、そして16日が東京というスケジュール。もちろん「OK! 友達も誘いたいので2席お願いします!」と返信。移動中なので多分当日ギリギリに返事が来るのだろうと思っていたら、5分後には「OK! チケット2枚取りました!お会いするのが楽しみです!楽屋で会いましょう!」 との返事が。これはスムーズに行きました!

以前から「 Paul Jackson Jr. が来日したら会わせてください!」と頼まれていたギタリスト山脇オサムさんにすぐ連絡をしてスケジュールを確保してもらい一安心。

それに先立つコンサートの Larry Carlton に関するご招待の最終確認メールが届かず、11月15日のお昼になってしまいました。さてどうしよう?と考えた後、昼前にBillboard のインフォメーションへ確認の電話をしてみました。すると、そこではスケジュールやチケット販売の話はできるけれど、ゲストリストの話は担当でないとわからないというのです。「午後に担当者が来るのでお電話でご連絡差し上げます」との返事。翌日Paul Jackson Jr. に渡すためのペダルを作りながら待ちました。

15時にその電話はかかってきました。「カドクラと申します。どのようなお問い合わせでしょうか?」担当の女性でした。事情を話しました「Rickから今日の招待を受けたのだけれど、当日になりまだ連絡がなくて困っている。そろそろ同行する方々に連絡したいのですがどうなってますか?」すると、どうもこのカドクラさんに連絡が通って居なかったようで「調べて再度ご連絡差し上げます。今しばらくお待ち下さい」と一旦切れました。やがて17時に再度カドクラさんからの電話「お待たせいたしました。メンバーに確認が取れました。4席ご用意いたしましたのでお越しくださいませ」ふう・・・やっと確認が取れましたよ。

しかし、ここで一つ気づくことが。私が何者であるかはカドクラさんは知らないはずです。電話で問い合わせた怪しいおじさんですから。そこで私がなぜ招待されているかをお話しておきました。すると「失礼しました。ようやく理解いたしました!会場におりますのでもしお時間があればお声掛けくださいませ」とかなり友好的に。

それでは、同行予定の方々に連絡しましょう!まずは19歳東大生ギタリストから。直ぐにとても楽しみにしていると返事が来ました。会場入口での待ち合わせです。さて次はご夫婦で私と同じマンションのお住まいの方ですが・・・。連絡してからしばらくして「本日仕事で大トラブルが発生して本日中に対処しなければなりません!申し訳ないのですがキャンセルを・・・」おっと!そうきましたか!しかしまあよくある事態なのですぐに次の行動に移ります。

いつも同行の橋本さんは現在中国へ出張中。そこでギタリスト是永巧一氏に・・・。留守番電話です。それでは次!「今バイトの真っ最中です!深夜までなので残念です!」との返事もあったりで面倒なので、頼みの綱のFacebookで募集に切り替えました。「急募 恒例ライブ直前ドタキャン祭り!今夜 Billboard Live Tokyo へ20時15分までに来れる方2名ご招待!」と出してみましたが、なかなか反応がなく・・・。

ではあの方ならと電話してみたところ「いま都内の仕事場なのでいけます!」との反応!ヤマハの山下浩さん決定!もうひとりです。その後も延々待ち続けていた所、ぎりぎりになりギタリスト山口和也さんから「行けます!」の書き込みがあって全員揃いました!ふう・・・。

と、そのとき18時にならんとする時に!マネージャーの Rick から「今夜のライブの手配が済んだよ!トラビス・カールトンが手配してくれたからね!楽しんできて!」とのメールが・・・。私の手配のほうが早かったのですが、まあ良しとしましょう。今回はツアーマネージャーが不在なの?Larry の息子でベース担当のトラビスが手配してくれたなんて!カドクラさんはトラビスに私の招待の件を確認したんですね!

すぐに準備して自宅を出て田園都市線へ乗り込んだところで、先程電話を入れた是永巧一氏から「どうされました?えっ?Larry?行きたかった〜〜〜!!!でも年末進行で忙しすぎて無理でした、またよろしく!」との電話がありました。そう・・・彼はこれから12月いっぱいはむちゃくちゃ忙しいんですよね!

待ち合わせぴったりに会場受付までたどり着いた私はすぐにチケット4枚を受け取って、全員が揃うのを待ちました。すでに山下さんは到着済み。次に山口さん、そして19歳東大ギタリストの小林くんが揃いました。その間にも二人の知人と顔を合わせて挨拶していました。やがて会場内へ。招待席はほぼいつもカジュアル席ですが今回も同じく。一番上の席へ。すると隣にはフリーザトーンの林さんが!ご挨拶して飲み物をいただきつつ開演待ち。

演奏が始まればいつもの Larry 節で堪能。ベテランの技に酔いしれつつ、あっという間に1時間以上が過ぎていきました。もちろんアンコールは「Room 335」でしたが、ちょっと短めのような気がしました。それでも充分余韻に浸っていられました。同行された方々は皆さん満足されたようです!それではすぐに楽屋へ向かいましょう!


トラビス・カールトン

5分ほど楽屋入口で待ってから、行き交う店員に声をかけて「ゲストリストで招待された田辺です。楽屋に入りたいのですが」と伝えてすぐにOKが出ました。楽屋に入ると目の前には大きな体のトラビスが立っていました。まずは招待の手配に関するお礼の挨拶をしました。その直後、林さんのギターにサインをしていた Larry が気づいてくれたのでご挨拶しつつ「あなたがウォッカ好きだとRickから聞いていたので、日本製の最高のウォッカを持ってきました!」と「飛騨ウォッカ」をプレゼントしました。「君も気に入っているの?」と聞かれたので「いや!私はアルコールが飲めないんですよ!」「そりゃ残念だ!」と和やかにご歓談でした。


その後はいつものように、同行されたみなさんとLarry の記念撮影、サインをいただきました。私はさらに、Larry 本の表紙にもサインをいただきましたが、ご本人は「私はこの本を持っていないんだよ!マネージャに言って手に入れてもらおうっと!」と言ってました。えっ?持ってないの?ご謹呈ってやつはやってなかったの?ヤングギターさん!


帰りの電車は19歳東大生ギタリスト小林くんと一緒の方向だったので、色んな話をしながら帰りましたが「実はLarryから君だけにと言ってこっそりピックをもらったんです!」と見せてくれました。え?私ももらったことがないのに!ライブを楽しむだけではなく Larry と肩を組んだ写真を撮り、こっそりピックをもらったと喜ぶ姿は一日前の彼には想像できない世界だったはず。学生は貧しいから高額なライブには行けないと言っていた彼にとっては記憶に残る夜となったでしょうね。喜んでいる姿を見ているとこちらにも幸福感が伝わってきました。誘ってよかったです!


禅駆動ユーザーになったばかりの小林くんと Mr. 335 !

「人生は明日何が起こるかわからない」と私の今一番好きな言葉を小林くんに伝えてお別れしました。

0時過ぎに自宅へ帰り着き、グッタリしてしまいしばらく動けませんでした。なんでこんなに疲れているんだろう?と、あまりの体力の消耗具合にしばらく不思議でなりませんでしたが・・・。ようやく気がついたのは、この日は朝食後いっさい食べ物を口に入れていなかった事に気づいたんですよ!やはり人は食べ物で動いているんですね!

さて長くなりすぎたので、この続き Paul Jackson Jr. の話は明日の別ページにしましょうか!


本日の結論
実はこの日、絶妙なスケジュールであったと気づくのでした!

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