母親的幸福感


2018年11月18日 幸福感はどこからくる?


2018年11月14日で 91歳になりました!


「また来年の誕生日に会いましょう!」

実に忙しい先週でした。まずは、母親で見つけた幸福感について書いてみます。

自分自身で「幸せだなあ〜!」と思える瞬間はそう多く発生しませんよね。私は2005年に鬱病に突入してから7年半は幸福感を持ったことがありませんでした。それはとても辛い日々でした。では、幸福感ってなんでしょうね?先日上京してきた91歳の母は、ひ孫たちが駆けずり回り遊びに夢中になっている様子を「幸福感」に満ちた顔で見つめていました。そこで浮かんだのですが「幸福感は自分以外の人が幸せそうにしているのを見つめることで生まれる感覚」ではないかとね。

それが今週三回も起こったので順次その状況を書いていこうと。最初は上にも書いた母についてです。私の母は昭和2年11月14日生まれ、つい先日91歳になりました。実家で一人暮らししているので「誕生日にはひ孫たちに会いたい!」と宮崎から一人で上京してきました。この歳でとても元気です!耳はかなり遠くなっっていますが、補聴器のおかげで会話は成立しています。

さらに、最近健康診断を受けたところ担当の女医さんからこう言われたとか。「どこにも悪いところが見つかりません!薬も全く飲んでいないとは驚きです!」すると母は「もう少し太りたいんですが・・・」と聞いたら「いやいや!今のままで充分です。今のままでいてください!」と返ってきたとか。


池袋サンシャイン水族館名物「空飛ぶペンギン」

自分の母が91歳になっても元気で動き回っている様子には「幸福感」がありますよね。母のリクエストで「池袋サンシャイン水族館」に行きました。当日は「埼玉県民の日」で水族館のチケット売り場は大行列ができていました。チケットを手に入れるまで1時間掛かりましたよ。それでも母は、列に並び続け「座りたい」とか一言も言いませんでしたね。もちろんその後は、館内に入ってずっと歩き回り、私のほうがちょっと座りたいと思ったぐらいで・・・。

91歳で水族館好きというのも面白いのですが、嬉々として魚を眺めている姿にはそこへ来ていた多くの小学生と同じ雰囲気を醸し出していました。あれ食いたいとか、何かを買いたいとかの欲望ではなく、ただ色んな魚を眺めていたいという感覚はおそらく母の「幸福感」を感じる瞬間なのでしょうね。

誕生日当日はひ孫も集まり、レストランで食事しました。レストラン側からケーキが提供されましたがその時に店員から「歌いましょうか?」と言われたので「流石に恥ずかしいのでやめてください!」とお断りしました。その分、私の家に戻ってからひ孫たちに「ハッピー・バースデイ」を歌ってもらいましたがね。


戦争を経験し、67歳で逝った私の父を看取り現在91歳に到達した母にとってのひ孫に囲まれた「幸福感」に満ちた数日間だったのでしょう。穏やかでいること、健康でいること、生き続けることそれらすべてが「幸福感」の源のような気がします。また来年の誕生日に会いましょう!


本日の結論
一人暮らしだけれど友達も多くて元気な母です。それを近所で見守っている弟に感謝!

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