勧誘的嫌口調


2018年10月30日 仕組みを知りたくて話に乗ってみた!

時間厳守と言いながら時間を守らない相手 だった!


「あんたらの収入になっているってことだから」

ある男との会話について。

少し前のこと、あるネットを使った情報商材についての案内があり、少し気になったのでその仕組を知りたくて連絡してみました。情報にはもちろん価格があり「絶対稼げる保証付き。当方のシステムで一円も稼げなかったお申込金を返金します」との断り書き付きでした。つまり極端に言うと1円稼がせれば保証しなくてよいわけですね。

とりあえず申し込んでみました。最初から懐疑的な私です。仕組みを知りたいだけですからね。申込金も私の好奇心を満たすためのコストと思えば問題ない趣味程度の金額です。すぐにマニュアルがPDFで送られてきました。長い内容でしたが、なんとか読み終え、事前準備を行いました。そしてそのマニュアルの最後に「担当者との電話予約をしてください」と書いてありました。

ようするに「内容が複雑なのでシステムの説明を直接担当者が口頭でお伝えします」との条件だったのです。直接電話で話さなければならない内容とは?たしかに、マニュアルだけでは尻切れでよくわかりませんでしたしね。とりあえず電話の時間を予約しました。10月13日13時でした。そしてこれには条件が書いてあり、その時間は厳守だというのです。担当者が電話して本人が出ない場合は契約を一方的に解除するというのです。静かに電話で話せる部屋で待つようにとの指示。何だこれは?

そして当日、12時23分にその電話はかかってきました。「時間厳守」ではなかったのか?電話にでると、その担当者は「私のスケジュールが早く空いたものですから、ちょっと早いのですがよろしいでしょうか?」とりあえず電話に出たもののその瞬間から「時間厳守と言いながら、自分の都合でかってには早めに電話してきたこいつは何者だ?」と疑問が浮かびました。そして話し始めると・・・ありがちな勧誘の口調。

まずは、担当者として当方の仕事の状況等を確認したいといくつか質問してきました。答えるたびに「すごいですね〜!」をやたらに連発。これでもかというほど「すごいですね〜!」と言い続けました。所ジョージじゃないんだからさあ、他の表現を使えよ!!!とさらに不快感が・・・。

でいよいよマニュアルの話に。「お読みになりましたよね?」「ん?どれのことを言ってるの?」とちょっととぼけてみた。更に説明が続き「マニュアルをお読みになってないとこれ以上話ができないのですが・・・」とPDFを開く指示が。開いてみて「ああこれなら全部読んだよ。読んだから私は電話の予約をしたんでしょ?」と突っ込んでみました。「ああそうですね」と答えたあとに担当者は「8ページを見てください」と説明を開始。

「ちょっとまって、まずはこの稼ぐというシステムの全体像を説明してよ。いきなり細部を言われてもわからないからさ」そして説明を聞いてみると、私が予測した展開になってきました。結局、この電話を受けて説明を聞いているうちにノセられて追加料金を払わせるんですね。例えば「毎月250万円稼ぎたかったら100万円コースです。2か月後にはその金額が稼げるようになります」ということ。んんん?じゃあ、申込金だけだったらどうなるの?「Free コースですのでいくら稼げるかはわかりませんし、いつから稼げるようになるかはわかりません。時間がかかります」というわけ。

仕組みを大雑把な掴みでいうと、アンケートとアフリエイトの組み合わせをシステム側で会員の作った某ブログに組み込み、最終的にはブログに集まったアンケートへの回答を週イチで回収しその回収データを本部へ送るというもの。たしかにそれが確実に実行されれば稼げるかもしれないですよね。でも自分のブログにそれほどのアンケートに答える人々がひっきりなしに集まるとは思えないのですよ。自分で振り返ると、それほど他人のブログで集めているアンケートに答えた経験はないなと・・・。

やがて気づくのですが、今電話しているこいつは何者?まず、英会話の勧誘なら最低自分が英会話出来ないと話にならないですよね。速読でもその指導員が速読できなければ指導できないし。ではこの担当者はなに?オススメされているそれらの有料コースは自分でやっているのでしょうか?もし、それほど確実に稼げるのであれば「あなたはなぜここで勧誘員をやってるの?」やる必要がないくらい稼いでるでしょ?でも勧誘員をやっている・・・。やってない・・・。どういうこと?

そのうち、いろいろ話しているうちに「こいつ勧誘ノルマがあるな!」と分かって来ました。そこで反撃です。「ふうん・・・。興味ないね。私はもっと違う稼ぎ方をやったほうがいいんじゃないかなと思うけど」と口走った途端「それはどんな方法ですか?違う商材ですか?」と食い下がってきました。「教えないよ。なぜそれをあなたに教えなきゃならないの?」すると担当者は「好奇心です。知りたいんですよお願いします!教えてくださいよ!」といい始めたのです。「いや教えない」と伝えるとしつこく「教えてくれ」を繰り返すします。これで私もキレました。

「これはいまビジネスの話をしているんだよね?」「はい・・・」「ではそのビジネスの相手が、興味が無いのでこの話を終わらせたいと言っているのに食い下がるのはどういうことだ?」「このままでは私が叱られます。それに、入会金を払っていただいたお客様に損をさせることになります。云々カンヌン」そして何度も「怒ってらっしゃいますか?」と聞いてきたのです。「いや、そうではなくて私は興味が無いと言ってるだろう!」

ザックリと書いてしまいましたが、このような勧誘員がいるわけで「この仕組を知りたいだけですから支払ったのはそのためのコストだと思ってください」「えっ???無料のコースもありますよ!」「それだと、やらなきゃならないことが多いでしょ?興味ないです」

「私のどこが至らなかったのでしょうか?」と言い始めたので「もう電話を切りたんだけど。この電話をかけている間に私が働けばそれなりに収入はああるんですから、もうこれ以上話しても無駄ですよ!」「そうですか・・・それでは退会処理をいたします」私のように断る客はまずいないんでしょうね。

このような勧誘の口調は「気持ち悪い」の一言です。途中で、ふと「悪」の匂いを感じさせる口調に変化したのに本人は気づいていないですからね。「断る理由を教えてください!」としつこく言っていましたし、自分のどこが悪いのか?と私に聞く時点で間違ってますよね。ノルマを果たせないと判明した時点で焦っていたんですかね。まあ、他の客は入会金おしさに、追加料金を支払うのでしょう。「カードでリボ払いしていただければ、毎月の収入がリボ払いの金額より上になりますから安心ですよ」とも言っていましたね。じゃあ自分でやれよ!その金額を報酬として支払うってことは、その裏ではそれを何倍にも上回る金額が動いてあんたらの収入になっているってことだからね。

結局は、裾野を広げて会員を増やして有料で会員にアンケート処理をさせ、毎週そのデータをかき集めて自分たちの利益にするって構造ですね。










本日の結論
二度とこのような勧誘はお断りします!

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