瞬読的実践弐


2018年10月09日 瞬読をさらに実践で追求してみた!

この本で二回目の実践確認してみた!



「人間の目は高速で動くものに対して必ず残像が残りますよね」

瞬読の効果をさらに確認追求するために、昨日も午後は読書にふけってみました。

相場英雄著「ガラパゴス」上巻。200,000文字程度と想定の本です。
メトローム・テンポ 80 に設定。ヘッドセットでカウント音を聞きながらスタート。
1ページ 44文字 x 20行 880文字 270ページ を55分で読了。

もう文字数ではなくページ数の計算をやった方が分かりやすいと思いました。270ページを55分で読了 = 1分あたり4.9ページ のスピードであったということですね。これは1ページあたり12.5秒で読んだことになります。1ページが約800文字ですので、私が「瞬読体験セミナー」を受ける前であれば、1ページ あたり60秒かかっていたわけですので、スピードにして当初の4.8倍にアップしたというわけです。そうなると1ページ1秒を極めるためには更に12.5倍のスピードアップが必要となるのですよ。ふえ〜〜〜!!!

なんとなく分かってきたこと。
基本的な動体視力強化レッスンを繰り返さないと、これ以上のスピードアップは無理と感じます。最終的には1ページ分を1秒で認識できるところにたどり着かないと、300ページの本1冊5分の読破スピードは手に入らないですよね。それには 1分 52,800文字 をクリアしなければならない計算です。もし1冊1分を目指すのなら、1分 264,000 文字 をクリアしなければならないということ。

つまり、レッスンを受けた子供達がムービーでパラパラと本をめくるだけで読むようになっていますが、それには1分 500,000文字以上の読破力が必要となるのですよ。ひょっとすると 1分 1,000,000文字の世界かもしれない!これはとっくに文字を読むというジャンルではなくなっていますね。音声を絡ませず印刷面の映像だけを高速で脳内処理する能力の拡張が必要となるのですね。

こうなると、ひたすら動体視力を強化するしか方法はない気がする・・・。となるとやはり、右脳の映像処理を鍛え続けるしか無いと。ううむ・・・。自力で動体視力を強力に鍛えるにはどうする?やはりセミナーで使っていたPCアプリがそれに長けているようです。なるほどね。あのセミナーで使ったアプリの理屈はわかったのだけれど、自力でアプリ開発は難しいなあ・・・。

実際に、あのパラパラめくる子どもたちもその同じアプリで鍛えただけと聞きました。やはりあのアプリの「速度調整」がキモだと感じます。段階に合わせて徐々に文字列の表示をスピードアップさせ動体視力を鍛えていくのですね。たしかに私自身もセミナーの最初にそのアプリ映像を見たときは、ついていくのがやっとでしたが、終わる頃には少し楽になっていましたのでね。訓練の持続がそれを鍛え能力を生み出すのだと信じます。

そこで思い出したのはソロバン達人の子どもたちが「フラッシュ暗算」というのをやりますよね。モニターに映し出される4桁ほどの数字が猛烈な速さで連続して表示され、それが止まったときにあっさりと合計を答えてしまうというアレです。私達凡人にはとてもついていけないスピードですが、彼らはラクラクとその課題をこなしていきます。アレもまた動体視力を異常に鍛えて、更にソロバンの暗算力も鍛えて合体させた結果でしょうね。「瞬読」には計算がありませんので動体視力の勝負だけ!と考えていましたが・・・。一つ不思議なことに気づきました。

残像はどう処理するのだろう?人間の目は高速で動くものに対して必ず残像が残りますよね。テレビも映画も残像の芸術です。あの本をパラパラめくるスピードだとどうしても残像が出てしまうはずです。それをどうやって打ち消すのだろう?ううむ・・・困った・・・理解できなくなり始めたなあ・・・。


本日の結論
まさか残像問題で躓くことになるとは・・・!

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