台風的記憶談

2018年09月30日 台風24号が今夜未明にやって来る!


9月30日昼過ぎの宮崎市。



「渇水の夏には台風を呼んでほしいくらいです!」

今年は台風直撃の当たり年!しかも勢力が強いやつばかり!昨今なんでこんなになったんだろう?

私は生まれてから18年間、台風銀座と呼ばれた宮崎県で育ちました。あのころは台風が発生するたび丁寧に宮崎県を通過していきました。台風の目に入り急に静かになってしまう状態を何度も経験しましたよ。

朝起きると、近所の家の屋根瓦がほとんど無くなっていたり、屋根全体が吹っ飛んで近所の田んぼで裏返しになっていたりしていましたね。当家では、ベランダのテントがビリビリに破けてしまったり、屋根の破風から雨が吹き込んで天井裏に溜まり、その後天井材が破けて大量の雨水が流れ込んできたことがありました。そのとき、たまたま近くに居て冷蔵庫が漏電し感電したことがあります。

子供の頃は、台風情報が入り始めて接近すると学校が休みになっていました。たとえ学校に行っていても、夕方に台風が上陸するとの情報があると、昼過ぎになり学校に遠い生徒から順番に下校させられていました。台風が来るかもしれないと分かっている朝は「明日は学校は休みだろうか?」と妙にウキウキしていましたね。

台風、水害、そして地震に襲われ続けている日本は、その国家としての体力がいつまで耐えられるのか?と気になります。膨大な災害対策費が必要ですよね。そして今年に入って、自衛隊はどれほどの出動をしたのでしょうか?自衛隊員の体力が心配でもあります。自衛隊を否定する人々は理解できませんよ。

前回の台風で保険会社が大変だとの情報が入っていました。確かに車の損害だけでも今年に入って膨大ですよね。以前聞いた話では、街が水没すると某コピー機メーカーは全国の支店総出でその地域に向かい対応に走るのだそうです。水没したコピー機等の事務機は二度と使えなくなりますからね。代替え機を集めるだけでも大変だとか。

こうやって延々と繰り返される自然災害が日本人を性格づけていると言えますね。耐え忍ぶという感覚。大自然に抵抗しても勝てるわけはなく、たとえ被害を受けてもそれに対して直ぐに対応を始める。泣いている暇はない。悲しみはあるが表には出さず受け流す・・・。そんな気概が日本人にあると思うのですよ。

熊本地震あたりから「地震兵器」などとワケのわからんことを流布する人々がいますね。彼らは大阪も北海道地震もそうだと言い切ります。自衛隊の基地のある場所が震源地であるのが根拠だとか。んんん?ますます意味がわかりませんね。もっとひどいのになると、このところの台風は安倍総理の謀略で「台風兵器」を使っているとか・・・。もうどこに根拠があるのかさえわからないですよ。ネット上にはそんな謀略論の御託を並べる情報が多くてね。それらに必要なエネルギー量とコストがどれほどのものか?知ろうともしないんでしょうね。

むしろ、台風をコントロールできる技術があるのなら、渇水の夏には台風を呼んでほしいくらいです!


本日の結論
HAARPは高周波活性オーロラ調査プログラムであり、オーロラ観測用の単なるアンテナです!

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