隣家的椅子譲

2018年09月27日 突然、椅子を新しくしたら!


この椅子が当家に運び込まれた。



「微かな香りを感じるように」

それは突然起こりました。数日前のこと、Facebook を見ていたら上の写真の椅子を安価でお譲りしますと書かれていました。さらに自力で引き取りに来ることという条件付きでした。この椅子は総革張りなのでかなり重いですよね。メルカリっぽいな〜と眺めていた時でした。それに気づいたのです。

実はこの譲渡を申し出されていたのは、当家マンションの隣の部屋に住む菊地さんだったのです。菊地さんは作曲家でありミュージシャンです。当家とは壁一枚隔てたお隣さんなのです。えええ〜〜〜!!!

当マンションの隣部屋はリフォームして音楽スタジオ仕様になっていてもちろんきっちり防音処理がなされています。そして、ご自分がスタジオを使わい時には、親しい方々に貸しスタジオもされていて、その際には御本人はスタジオエンジニアとして参加されます。私のペダル「讃田邉」や「May Queen」のデモ演奏はこのスタジオで録音してもらいました。

長時間の録音スタジオ作業は椅子に座っている時間が長く、このエルゴノミクスデザインの椅子でもかなり腰に負担が掛かるようで、最近になり腰の調子が悪くなったとか。そこで椅子を腰痛緩和向けのものに取り替えるので、使用中のこの椅子をどなたかに譲渡したいとの話でした。

私もほぼ毎日作業スペースで椅子に座っていますので、その気持は良く解ります。私は「YOCHET」という名の椅子を使用中です。これもかなり快適ないすなので不満はないのですが、肘当て部分がぼろぼろになって一度リペアしてもらったのですが、再度ぼろぼろになって来ました。そこで、気分転換に椅子を変えるのはどうだろう?と思ってしまったので、すぐに Facebook に「手を上げてもいいですか?」と書き込んでみました。運ぶのは隣部屋で近いですからね!

菊地さんも驚いたようで「一度現物をご覧になって、座り心地を確認されてからお決めください」との返事が。そして代わりの腰痛対策用椅子が菊地さんのスタジオに運び込まれてすぐに連絡がありました。とりあえず、試してみようとお隣へでかけまして玄関に用意されていた椅子に座ってみました。慣れていないせいでよくわからなかったのですが、特に不満もないので、すぐにお支払いして引き取りました。結構重いので当家玄関先まで運ぶのを菊地さんに手伝ってもらいましたがね。

今までの「YOCHET」に比べると座面の最低高が少し高いので、深く腰掛けると背筋が伸びる感じがします。背もたれは二段階の調整ができリラックスモードとお仕事モードが選べます。お仕事モードだと腰に当たる部分に突起がありホールドされて気持ち良いですね。座面の革は数年に一度張り替えるようです。菊地さんに聞いてみると、張替えをオーダーすると職人がやってきてその場で張り替えてくれるとか。作業料金も思ったほどではないので安心です。

そして・・・。一つ気づいたことがありました。
この椅子を部屋に置いてから、部屋の中になにか微かな香りを感じるようになりました。なんだろう?と考えていましたら思い当たりました。隣家のスタジオにお邪魔した時に感じる香りです。お香の香りですね。それがこの椅子に染み付いていてかすかに漂ってくるというわけです。決して嫌な香りではないので問題はないのですがね。今まで当家にはなかった香りなので戸惑いましたよ。


本日の結論
ファブリーズを使用するべきか?悩み中!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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