平成的最後夏

2018年07月29日 そういえばそうだね!

逆行する台風12号!



「ぜひ一度お試しください」

関東地方はやっと昨夜台風12号が通過して、台風一過の青空になりましたがやはり暑い夏が戻ってきましたね。またエアコン入れっぱなしの生活に逆戻りです。ということは自室に閉じこもる日々になってしまうと。引きこもりか〜!と自分に突っ込んでみたところで、誰も返事せずただ外は蝉しぐれと暑さだけ。

本日は取り立ててやることもないので、雑談しますか。

小耳に挟んだ情報だと、日本人は「蝉の鳴き声」を認識できるけれど、外国人は「蝉の鳴き声」を認識できにくいとか。夏の風物詩「蝉の声」ではなく「騒音」や「雑音」としてしか聞こえないようですね。解るような気はするのですが・・・。真夏に来日した外国人が田舎に行き「こんなにウルサイのには耐えられない!」と言っていたとか。そりゃあセミが全く存在しない国から来れば確かにうるさいわなあ!耳鳴りはもっとうるさいぞ〜〜〜!!!

最近気になるのが、SNSで声高に日本をケナス人々のこと。アベガーとか、社会のシステムだとか、東京オリンピックのこととか、まあケナスケナス。主張していることはわからんでもないが、目の前の「フェイク情報」や「朝日新聞の記事」に飛びついてそれを根拠に「日本はダメだ!」と言い始める・・・。笑っちまいます。あえて反論は書き込んだりしませんが、今日も散見しましたなあ。自分が知っている情報だけが正しいと思っているのは切ないねえ!

今回の台風12号も、日本を滅亡させるために軍事的陰謀で引き起こされたものという主張がSNSで流れてきました。なにこれ?と思いつつも読んでみると大笑いですね。東北の大震災も同じ方が陰謀説を唱えていましたが・・・「エネルギー」という概念を知らないんでしょうね。台風や地震を発生させるのにどれだけのエネルギーが必要になるのか?さらに言えば、自然現象をそんなにコントロールできる技術があるならありがたいことですよ!無いけど・・・。この台風12号が「軍事的陰謀により引き起こされている」と主張する根拠は「こんな逆行する台風は自然発生ではありえない!」ということだけ。たしかにレアなコースではあるが、過去に似たようなコースがなかったわけじゃない。なぜありえないと言い切るんでしょ?あんたは気象学者か?もし気象学者ならアホです。

最近、英会話メソッドの広告が多いですよね。やたらにメールやサイトへの誘導が送られてきます。共通するのは「私だけが開発したメソッド」で一日15分〜30分以内のレッスンで、60日〜90日でペラペラになるというやつです。どれも似たようなものです。20万円〜40万円といった高めのところから、本来なら20万円のところを今なら29,800円にしますと、ダンピングで誘うやつ。DVDで自主トレするやつや、ネットでSkypeを使ったレッスンなど様々です。珍しいのになると、毎日スマホに5分の動画配信するので、それを見るだけで早ければ1か月以内にペラペラになるというものもありますね。

私の実体験を書いてみると、2015年5月から3か月間ネット経由で英会話レッスンを受けていました。毎日のウェブサイトを使った文字と動画によるレッスンと、週一でSkypeを使った対面レッスンです。先生一人に生徒は2名から3名同時にSkype参加して生徒同士での会話をしましたが。実はこれがダメ。生徒間のレベルが違うので、会話がなかなか成立しないのですよ。参加生徒が私一人のときは先生と二人だけでしたので、レッスンがスムーズに進みましたが。3か月後の結果は・・・ペラペラにはなりませんでしたが、英会話に対する壁がなくなりました。無意識の抵抗感てやつですね。そこから先はダラダラと日々英文に接したり、原語で映画を見たりアメリカやイギリスのドラマを見たりしています。3か月間という促成栽培でなく、ジワジワと染みるように長年学び続けることのほうが大切かと。学ぶと言うより「英語に接し続ける」ことのほうが大事でしょうね。

よく「英語脳を作れ」といいますが、これは学習を続けているとある程度できるようになりますね。「英語を聞いて日本語に一旦翻訳して更に日本語で返事を考えて英語に翻訳し口から出す」という工程を経ると会話のスピードについていけず、会話そのものが成立しないので「英語を聞いてすぐに英語で返す」ようにしなければならないので「英語脳」が必要だというわけですね。でも、これって初心者は直ぐにできないですよね?

最近アメリカやイギリスの映画ドラマを見ていて気づいたことがありました。何度も「Don't let me down!」と言っているのが聞こえてきたのです。「ガッカリさせないで!」「期待を裏切るなよ!」というイメージですかね。ビートルズの歌詞でも有名なフレーズですね。映画やドラマの中では私には「ドレミダ!」と毎回聞こえます。ここ大事ですね。「ドレミダ!」=「Don't let me down!」であると一旦認識してしまえば、聞き逃しはないですよ。

何が言いたいかと言うと、英会話を実際にネイティブとやってみると「ドレミダ!」的な発音がたくさん出てくるのですよ。つまり、この様な音の塊を認識できるようにならないと会話が成立しにくいと。「What do you do?」は「お仕事は何をなさっていますか?」ですがカタカナで書くと「ワドゥユドゥ?」と聞こえます。これらをクリアするためには「英会話発音の原則」を知らなければならないということで、例えば初心者が混乱するのは「T」が消えたり「R」に変化したり「D」に聞こえるってこと。「Don't let me down!」でも「What do you do?」でもまったく「T」は聞こえてきませんよね。

ここで混乱の原因になっているひとつが「英語」と「米語」の違いですね。私が中高で習っていたの「英語」でした。しかし、今会話する相手はほぼ「米語」です。英語では「T」が強く発音されますが、米語ではほぼ「R」になるケースが多くてね。「Water」は英語では「ウォツァ」と聞こえますが、米語では「ワラー」と聞こえます。T だけでなく最後の R も英語では弱目でほぼ消えてしまいますが、米語ではしっかり R の発音をしています。

そろそろ結論にしましょうか。私達の年代は中高で「英語」を習っていて教師も発音が下手だったのに、この年になって出会うのは「米語」がほとんどであるという実情。なので「今から英会話を習う」のなら「米語発音の原則」をまず身につけないと、相手の言っていることが聞き取れずなかなか進歩しないってこと。「まず発音は置いといて」という方もいますが「聞き取れなきゃ会話にならない」ですよね。

てなことを書いていながらいつまでも上手くならない私です。

最近聞いた言葉で気に入ったのが「優れるな!異なれ!」意味は「群れた中で優れた一番になろうとしてもなかなか難しい。全く異なった新しいジャンルを自分で作り出せば自分が一番になれる」という考えかた。オリエンタルラジオ田中敦彦の言葉です。現実に行うのは難しいけれど納得行く言葉です。

もうひとり最近好きなのが「バカリズム」です。特に好きな彼のネタは「言葉に関する案 いろは問題」いろはにほへとを再構築するというもの。かなり知的レベルが高くないと、この再構築にはトライできないですよね。同じ文字を二回使わず全文字使って意味のある文章を作るという行為は、忍耐と体力と知力がせめぎ合い難産だったと思うのですよ。選択された言葉のセンスにも唸ります。以下がYoutubeのそのネタの動画です。ぜひ一度お試しください。

https://www.youtube.com/watch?v=FEnOsbAQRaM

最後はこの話。テレビから聞こえてきた「この夏が平成最後の夏だね!」という会話。これはかなり貴重な発言だと思うのですよ。例えば「この夏が昭和最後の夏だね!」ということは成立しなかったわけですよね。天皇崩御が無いにもかかわらず年号が変わることが予め知らされている状況は初体験ですから。ということで、これから来年5月までの間はすべての出来事が「この〇〇は平成最後の〇〇だね!」と言えるわけです。


本日の結論
さてと時間も潰れたし、今日はこのくらいにしますかね!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE