馬子的衣装鞘

2018年07月04日 届いたシースに収めてみる!


先日完成したナイフ用にシースを注文した!



「Fine clothes make the man. 」

暑い日々が続いております!と言っていたら台風で大変な地域もあるようで・・・お気をつけくださいませ!

まあ、いまさらワールド・カップの話も古いよねと思いながらちょっと書いてみることにしましょう。16強チームに生き残るために行った究極のパス回しは、あれこれ言う方もいましたが面白い表現をしていた方がいたので書いてみます。「あのパス回しをしてしのぎ生き残ったことを批判するやつは、大東亜戦争で負け戦だと分かっていながら玉砕した者と同じ考え方だ」とね。そんな考え方もあったかと感心しました。もう一つのポイントは、相手も全く攻めてこなかったこと。日本が取るべき最善策は「生き残ること」だったはずですよね。8強には生き残れませんでしたが、最後の試合はそれなりに満足できましたよ!後半頭に日本が2点先取した時は奇跡かと思いましたし!充分に楽しませていただきました!日本代表の皆様ありがとう!

さてと、またもやナイフ話になって申し訳ないのですが「馬子にも衣装」ってことがありましてね!先日作り上げたナイフにはシースがありませんでした。シースというのは刀で言えば「鞘」のこと。刃物をむき出しで保存するのは危ないので、革でシースを作ろうと画策したのですが・・・。材料費が思っていたより高額になると判断。さらに作るための時間はどうするのだ?と思いましたが、まあいまさら急ぐ人生でもないし・・・。しかしシースは必然ですので、またしてもeBayで検索したところ見つかりました!

イギリスのナイフや材料を販売しているショップが完成したシースを格安で販売していたのです。送料もイギリスから約500円ですから、日本で材料を買えるかどうかという金額で完成品が手に入ると言う計算です。ナイフといえども「試着」ができないのはどうなのだろう?と悩みつつ「とりあえず試しで1個だけ手に入れてみよう!」とオーダーしました。

流石に郵便発祥の地英国ですね!しっかり日本郵便に受け渡しオーダーから8日目にもう届きました。これで送料500円は安いですよ!同じようなものをアメリカから取り寄せるとたぶん2千円〜3千円程度の送料になるはず。なんでアメリカって送料が高いんだろ?

届いたら早速、ナイフを収めてみました。深く収まって、留め金はないけれどいい感じにハンドルが飛び出しています。ベルトに取り付けると程よく取り出せる感じですね。かと言って腰に付けてうろつく予定はないのですが。シースに収めると、少しリッチ感が出ます。いかにも手づくりハンドルでしたが、シースと共に商品らしさを漂わせますなあ。と自己満足!


この様な状態を「馬子にも衣装」と日本では言いますが、ふと「英語にはそんな言葉があるの?」と気になって検索してみました。いくつかの表現があるようですが、わかりやすく私はコレを選択しました。Fine clothes make the man. てなことで、新しい知識が増えましたよ!

同じ本日、さらにもう一つの材料が届きました。「真鍮バー 4mm厚 20mm幅 300mm長 」です。これは、次に作るナイフのヒルト材です。ヒルトというのは「鍔」のこと。ヒルト無しで作ることも可能だったのですが、あえて作ることを選択しました。こうやって面倒な作業を次々に呼び込むわけです。趣味ってそういうことでしょ?面倒なことをあえて楽しむ = 趣味という精神構造だと思うのですよ。


左右用に2枚のヒルト材を切り出します。

本日は作業開始に至る覚悟がなく、あれこれ妄想しつつ部材にカットラインを設定したところで終わりです。先日公開したデザインとは少し違っています。斜めのラインで作ろうと考えたので、これから先の作業がちょっと面倒になります。と言うか、カッティングに精密さが要求されるわけですね。そのための工具もオーダーしているのですが、それがいつ届くのやら。ハンドル材はカーリーメイプルです。それらすべてが揃ったら作業開始ですよ!次のナイフ用のシースも発注したしね!作らんわけにはいかんのよ〜〜〜!!!

ところで、私が最近ナイフ作りをやっていることに対して妻は無関心です。「いつもの病気が出たか・・・」といった思いでしょうか。私が面白そうなことを見つけると、ほぼ1年間〜3年間は飽きるまでやり続けますからね。しかも、こういうことをやっていると精神状態も安定するのですよ。老人の盆栽いじりと同じようなものだと思っていただければ!


本日の結論
ちゃんと昨日はペダルも作って発送しましたのでご心配なく!!!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE