刃物的高額化

2018年06月07日 何気なく正体を調べたら!


BUCK 501Classic II



「私の手にぴったりで心地よいですね」

今日は一日中、ナイフに関するアレコレを自宅でやって研究をしていました。ネット検索で面白い結果も見つかったりして、楽しかったのですが・・・。

上の画像をご覧ください。私は美しいナイフだと思うのですが・・・。フォールディングナイフです。ハンドルはアルミで細かなイングレーブ処理がされ、真ん中あたりに所有者のネームが彫れる部分がありますね。これはナニモノ?

1989年にアメリカのアトランタへ撮影に行った際、時間が空いた時にスタッフが「射撃の練習をしたい!」とアメリカでありがちな発言を(発言したのは私ですが・・・)探してもらうと、いわゆる射撃場は近くに無くて銃砲店の中に試射場があると判明。さらに分かったのはコーディネーターはアメリカ人なのに、一度も銃の発射を経験したことがないと言っていました。

全員で銃砲店に行って射撃練習の申し込みをしたところ「当店では誰も日本語が出来ないので射撃のインストラクションが難しいので・・・」と一旦断られました。そこであえて手を上げたのが私!「私はアメリカで何度も射撃場に通っているので、日本人に対して指導ができます。任せてください!」と勢いでOKをもらってしまいました。

さらに、この銃砲店は銃の販売がメインなので、射撃練習場は販売する銃のチェック用なんですね。つまり、練習場としての代金はいらないということ。試射用の拳銃を借りて、弾さえ購入すればOK!でした。私は日本人スタッフに安全を確保するための基本的な指導を行い、いよいよ射撃開始。かなりの数撃ちまくったのは言うまでもありません。

驚いたのは、22口径の弾はバーゲンの100発入りを箱買いをすると、日本で買うエアガン用のBB弾と同じような価格であったこと。逆に45口径をバカスカ撃っていたコーディネーターは法外な弾代にぶったまげていましたがね!

全員がそれぞれに楽しんで事故もなく終了して精算も終わったところで、ふと見ると銃砲店内のワゴンでナイフのバーゲンをやっているのを発見。「綺麗なナイフだなあ!ケースも革にイングレーブでしっかりした物だし記念に買っちゃおう!」と一本のナイフを購入しました。この完璧にポリッシュされたミラーブレードのカーブに一目惚れというやつ。30ドル程度だったと記憶しているのですが・・・。


BUCK 501Classic II

昨日、机の中にあったなあと思い出し引っ張り出して、ネットで その正体を検索してみました。すると!!!1970年代に作られた「BUCK 510 Classic II」という機種だと判明!今頃になって正体を知った私です。そして日本でネット販売しているショップを発見!その価格を見ると・・・期間限定特価128,000円!なにそれ〜〜〜!!!ビックリいたしました! その証拠が以下の画像です。



久しぶりに、ブレードを出して握ってみるとハンドルサイズが私の手にぴったりで心地よいですね。実際には眺めるだけで一度も使ったことがないナイフですが、この価格を知ってしまうともう絶対にモノは切れませんよね!そういうわけで再び引き出しの奥でひっそりと眠り続けることになりました!



本日の結論
寝かせてみるもんだね〜〜!!!

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