小銭的皐女王

2018年01月17日 準備が整いました!


オーストラリア5セントコインで弾いて欲しい!



「付録は5セントコイン」

昨年末の12月23日に「May Queen」開発にご協力いただいた清水一雄さんへ、横須賀でお仕事中にお邪魔して最終型をお届けしました。これにて開発終了です。この時点で咳が激しくてかなり辛かったのですが、帰り道の電車内で徐々に体力を奪われ始め、最寄り駅の日吉駅に到着した時は歩くのもやっと。駐車場へ行き車に乗り込んだ時は「このまま運転して帰れるのか?」と不安になるほど。

やっと自宅マンションに到着したものの、駐車場から自宅玄関までの階段が果てしなく遠くて「たどり着けるのか?」と思えるほどでした。なんとか玄関に入ったものの、そのままベッド直行で倒れてしまいました。実はこの時点で、妻もインフルエンザA型で3日前から寝込んでいました。私はそれをもろに染されたってことです。

夫婦で倒れて長い苦しいインフルエンザとの戦いが始まりました。咳き込み、眠れず、発熱39度。食事もできず脱水症状で起き上がることもできず、ベッドから動けず状態。4日後なんとか近所の病院へ行ってインフルエンザA型認定でタミフル投与。悲惨なまま2017年が終わりました。

2018年元旦もまだまっとうに起き上がれず、せっかく届いた豪華な「洋風おせち」にもほとんど手を付けること無く、水分ばかり採っていました。1月3日やっと風呂に入る気になり、体重計測したところマイナス7kg!太腿の筋肉がゴッソリ削げ落ちている感じで、歩くのが苦痛でした。

しかし、体調が悪くても年末に引き受けていたオーダー分のペダル製作を9日までに製作・発送しなければなりませんでした。1月10日には宮崎に向かわなければならなかったからです。6日から作業を始め、9日に発送完了。なんとか間に合わせました。体調が悪すぎたので宮崎行きのエアチケットは買っていませんでした。65歳になったので、その日空席があればシニア割引が使えるので問題なし。ちなみに片道15,900円です。10日朝起きて体調を確認。まだまだ咳が止まっていませんでしたが、出発を決意し羽田へ向かいました。と・・・ここまでが年末年始の私の情けない動きです。

その裏で別の動きがありました。

清水一雄さんと開発していた「May Queen」が完成に近づいた時、清水さんからこんな発言が。
「ブライアン・メイはコインをピックにして弾いているんですが、オリジナルの6ペンスコインはもう生産されていないので、マニアは代わりにオーストラリア5セントコインを使っていますよ。6ペンスコインとサイズも周りのギザギザの数も一緒なんですよ!これをMay Queen のおまけに付けられるとマニアは喜びますよね!」

なるほど!早速調べてみましたところ、国内で大量確保は難しいという現状が見えてきました。ヤフオクでは1個350円で出品されていますがね。送料まで入れると500円ですか・・・。本来は1個5円以下ですから500円で買う気はしませんね。

そこで、思いついたのは最近私のペダルのユーザーになられたオーストラリア在住の方です。奥様は日本語がかなり堪能であると知っていましたので、奥様宛に当方の事情をメールでお伝えし、まとまった量の5セントコインを送ってもらえないかと相談しました。すると、早くも翌日には「銀行で400個確保したよ!」との連絡がありまして「送料が高いけどいいですか?それに税関でも何かあると困るので、あなたの手元に届いたらPaypalで支払ってください」との心遣いがありました。

そして9日後、オーストラリア5セントコインは無事に手元に届きました。まとまった量の金属ですから重量はかなりずっしり。コインと送料を入れて約6,500円でした。つまり、1コインあたり16.25円ってことですね。ピックとして考えればかなり安いですよね。この画像はほんの一部です。


ということで「May Queen」発送の際には、必ずオーストラリア5セントコインを添付することが出来るように成りましたのでご報告いたします。ジャキジャキのブライアン・メイサウンドをお楽しみくださいませ!


本日の結論
コインだけの販売は無しですよ!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE