百田的読了本

2017年06月21日 久々に痛快な本を読んだ!


朝日新聞へ掲載された広告



「頭のなかですぐに現実のあのことだと変換しながら読めます」

昨日から空梅雨が一気にかなり激しい雨になって、例年の梅雨の雨量が一晩で降り注いだとか!宮崎の日南方面では国道が土砂崩れで通れなくなっているようですね。まあ、あの場所は大雨がふる度に破壊されていますが・・・。国土交通省の皆様!復旧へ向けてご活躍ください!

さて、大雨と言えば「晴耕雨読」という言葉がありまして、耕すことが出来ない日はボ〜ッとしてないで部屋にこもって本を読むという素晴らしい言葉ですね。てなことで、私も昨日からずっと本を読み続けております。昨日読んだのは、百田尚樹著「今こそ、韓国にあやまろう」でした。

まず最初にこのタイトルを眼にした時に「何だこれは?」と反応する私でした。百田氏が本気で書くわけがないはずのタイトルですし、ひねりを利かせた本であると気づき、一昨日駅前まで行ったついでに購入。あっという間に読み終えてしまいました。私が既に知っている事実も多く書かれていたのですが「大韓民国」について歴史的背景を知らない方は、この本一冊で韓国の現在と過去と何が今問題なのかをほぼ知ることが出来ます。しかも大笑いしながらね!腹抱えて笑える程の大笑い本です。日本人必読の韓国歴史入門書でしょう。そして百田氏のツイッターではこのように書き込まれていました。



この文章をそのまま捉える日本人は一人もいないかと思ったら、あららら、知人が「ふざけるな!なぜ謝らなくてはならないのだ!」と息巻いておりました。うふふふ・・・そこで「反論は、ちゃんと読み終えてからにしてくださいね!」とご注意申し上げましたがね。どうも、多くの方がタイトルを見ただけで間違った解釈をされているようです。まずは読んでみてください!

百田尚樹著「今こそ、韓国にあやまろう」は逆説的に韓国と日本の関係を説明しています。内容について詳細は避けますが、とにかくありとあらゆる面で「韓国人から頼まれもしないのに、日本人が無理にやってしまってごめんなさい!」と詫びる形式で全体が構成された本です。

例 文盲率90%以上を30年で40%まで下げてごめんなさい。
  ハングルなんて劣等文字を覚えさせてごめんなさい。
  勉強したくなかった韓国人に学校をたくさん作って教育を施してごめんなさい。
  ハゲ山に木をたくさん植えて山々の景観を変化させてごめんなさい。
  アジア最大のダムを作って川の流れを変化させてごめんなさい。
  名前を必要としなかった女性にも名前を持たせてごめんなさい。
  鉄道網を国中に張り巡らせて、交通形態を変化させてごめんなさい。
  等々、さらにここには書けないような内容もあり、
  ありとあらゆる併合時代の日本の施策に対し「日本が勝手にやってごめんなさい」と詫ています。


などのように、歴史的根拠をあげて、日本人が施した悪行(事業)を謝罪しています・・・。かなり皮肉たっぷりの歴史確認本ですね。笑える文体であるにも関わらず、日本人として素直に対韓国の歴史的背景を確認できるという素晴らしい「反日本」を装った「嫌韓本」ですよ。韓国の正体について今まで余り知らなかった方は目が醒めるはずです。ぜひご一読ください。アパホテルにこの本を英語翻訳して置くべきだとの意見も一部ではあるようですがね。

余談ですが、私は1979年頃に仕事で韓国へ行きました。横浜から船で往復し、その船内の撮影でした。釜山に朝ついてから夕方までは丸一日観光バスで釜山の観光地巡りをしました。取り立ててみるべきところはなく、昼食は焼肉でしたが不味くて「何だこれは?」と感じました。そして面白かったのはバスガイドのおばさん。「皆さん換金しましたか?でも、決して買い物はしないでください!変なもの買わされますから!」から始まって「私達韓国人は、日本に対してとても感謝しています。日本のおかげでここまで近代化出来たのです。本当に有難うございます!日本の皆様!」ととても強い口調で感謝の言葉を述べていたのです。その国が今では・・・。


そして昨日、まだ読んでいなかった百田尚樹著「カエルの楽園」を手に入れました。これまた日本の防衛論に関して解りやすく寓話で解説した本です。


簡単に書くと「憲法9条を後生大事に守り抜くとどうなるのか?」という未来への警鐘本です。日本人全員が読むべき本であると感じました。寓話なのに、それが意味するものは何であるかが手に取るように解ります。頭のなかですぐに現実のあのことだと変換しながら読めます。私が驚いたのは、これほどわかり易い文章で「憲法問題」と「周辺国問題」を端的に説明できていることです。国民が持つ「違和感」の正体もやがて明確になっていき、衝撃の結末へと向かいます。私も以前からこの本の内容と同じことを感じていましたので、読み終わって「その通り!」と納得いたしました。

百田尚樹氏はテレビで喋ると過激に走り、各テレビ局からお出入り禁止状態だそうですが、その状態こそがこの本で危惧されているマスコミの問題点であると感じます。ご一読くださいませ。


本日の結論
百田氏の著書を読み始めたら面白くて「海賊と呼ばれた男」も買ってきました!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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