実態的苺駆動
2016年04月03日 続新製品発表!


手作りケーキ風 FUZZ !


「STRAWBERRY FUZZ」

一度始めた馬鹿な遊びはさらに進行いたします!
「巻駆動 TWIN」完成後、なんとなく祭りの後の寂しさがありまして、次のバカネタ・ペダルの妄想をしていたのでございます。そして散歩中にあるネタが思いついて製作に入ろうとしたのですが、自分の中で「巻駆動 TWIN」ほどの盛り上がりに欠けておりました・・・なんかちょっと違うなあ・・・とね。

そんな時ふと思い出したことがあったのです。もう4年ほど前でしょうか、久々に私が昔働いていた会社に顔を出した時、面白いものが放置してありました。かつてコマーシャル業界で働いていた私はそれが何であるかはすぐに分かりました。そして聞いてみました。「これは捨ててしまうの?捨てるんならもらってのいいかな?」もちろん即OK!でした。

そのブツは「KODAKのムービーフィルム200feet用空き缶」私が手に入れたのは、元CM業界人としてその缶が捨てられるのは忍びなかったからです。で、もらってどうしたのか?数日後に完成させたのが以下のファズ・ペダル「Kodak FUZZ」です。



Kodak FUZZ

まあ、こういうものは作っただけで満足してしまいますね。使われることもなく、クローゼットの中で眠り続けていました。そして先日のこと、こいつの存在を思い出したんです!さらに進化させるとどうなるのか?やってみよう!春だし!

てなことで、思いついたのがやはり食品サンプル。サイズ的にちょうど家庭で作るケーキ程度ですので、いちごショートケーキでなんとか完成できないのかと妄想を始めました。そんな時、たまたま家の補修で必要になったので「シリコンコーキング剤」を購入しました。ただし大した量は使いませんので、残りがもったいないなあと思っていたのですが・・・。これだ!これだ!と突然ひらめいたのです!

調べてみると、自作のフェイク食品ではこの「シリコンコーキング剤」が生クリームの代わりによく使われているようです。後は苺の食品サンプルを手に入れて、レイアウトやノブ作りを研究すればよいわけです。はい・・・やっちまいました!洋服で言えば仕立直しってやつですね!はい!ノブが出来ました。




初めてのフェイクケーキ作りですから、ノウハウがないので、まあやっつけといえばそうなんですが、なんとか形にはなりましたなあ。細かな仕上げは荒いのでそこはあえて「自家製ケーキ風FUZZ」と言い切って、生クリームの塗り方が下手な分をタイトルでごまかしました。もうすぐ64歳になろうとしているジイさんがやるこっちゃないなあと思いながらも、なんとなくウキウキしながらの作業でした。ですが・・・一つ盲点が。「シリコンコーキング剤」が固まるのに1週間も掛かるんですよ!作業がなかなか進められずに参りました!






FUZZとして使用する時は、一番手前の苺を取り外します。するとそこにはちゃんとフットスイッチがありますよ。ちなみに、こいつは電池駆動だけです。

こういう遊びは、一旦始めるとなかなか止まることを知らず、頭のなかに幾つかの次回作が渦巻いております(えっ?まだやるの?)他人から要求されたものを作るのではなく、自分で面白がりながら自分の手で作り上げる喜びがアドレナリンを放出してくれるんでしょうね!ちょっとハイになれます!

本日の結論
量産は決していたしません!(製作時間がかかりすぎ!)

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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