開放的無呼吸


2015年10月27日 2年半使用の結果!



2013年5月から使用し続けていたCPAP。
睡眠時無呼吸症候群治療の機材です。



「CPAPの使用を停止したいんですが・・・!」

今を去ること2年半前。私がリビングルームでうたた寝をしていた時のことでした。妻は私が呼吸をしていないのに気づいたのです。さらに妻が観察を続けると、1分後に苦しそうに息を吹き返したと。その後も度々息が止まっているのに出くわして気になっていたそうです。

その頃私は、毎日お昼ころになると猛烈な眠気に襲われて眠りこけることが増えていました。幸い自宅で仕事をしているので誰に咎められることもなく、日々長めの昼寝を繰り返しておりました。しかし、それはひょっとして「睡眠時無呼吸症候群」になっているのではないか?との不安がありまして、きちんと検査してみようと決意しました。

病院に夕方行き全身にセンサーを貼り付け、コンピュータに繋がれ一晩過ごします。朝6時には開放されます。そして、その一晩の呼吸の状況をチェックして「睡眠時無呼吸症候群」に罹っているかを判断します。私は見事に「かなり重症です!」との結果に。医師に言わせると「こんなに酷いデータはなかなか無いですね!」でした。1時間あたり20回以上の無呼吸状態が発生しており、更に一番長い無呼吸状態は80秒以上。これじゃあ、寝ている間は殆ど息をしていないようなもの。

かなり危険であるとの医師の判断で、すぐにCPAPの使用を始めるよう勧められました。

かくして、2013年5月から練るときにはずっとCPAPを使用し続けていました。CPAPは睡眠時に無呼吸状態になるとその瞬間、強制的に空気を鼻に送り込んできます。これによって呼吸を確保するわけです。CPAPにはコンピュータが入っていて毎晩の呼吸状態を記録し続けます。そのデータを毎月1回医師に提出し、呼吸状態のチェックをしてもらいます。

当初、CPAPの使用はいつまで続ければいいのでしょうか?と医師に聞いたところ「一生ものです」と即答されました。ううむ・・・辛い。この先、ずっと毎月5千円のCPAPレンタル代を支払い続けなければならないのか・・・。呆然としました。

真面目に2年間使用し続けてきて、毎月のデータを見ているうちに、1時間あたりの呼吸停止数が徐々に減ってきたのです。今年の春からはそれがかなり少なくなり、ついには1時間に0.3回との記録が出始めました。それが数か月続いていて医師の判断ではほとんど普通の人と同じ状態らしいのですが・・・。

そんな中で9月にアメリカへ8日間旅に出ました。CPAPを持って行けないので、この間は使用しないことにしました。ですが・・・なんの体調の変化も感じなかったのです。かつて感じていた昼間の眠気は?朝の起床時のだるさは?全く無しです。とても快調でした。

そこで、帰国後も1か月間CPAPを使用しないで寝てみました。何も問題なし。体調はすこぶる良しです。なんだ???CPAPを使い続ける必要があるんかいな?毎月の通院日が今週月曜日でしたので、その日に思い切って医師に相談してみました。「CPAPの使用を停止したいんですが・・・!」とね。もちろんその理由も述べました。

すると医師は「本当はずっと続けるべきなのですが、ご本人がそうおっしゃるなら一度止めてみましょうかね。また体調が悪くなったらご相談ください」とあっさりCPAP停止を快諾してもらえました。そして本日、CPAPの貸出会社が回収にやって来ました。すぐにCPAPを返却して、ついに今夜からCPAP無しの生活に戻りました!

とはいえ、これからまたしばらくは様子を見つつの生活ですね。明らかに睡眠時無呼吸症候群の徴候が出たり、昼間の眠気や目覚めの悪さが如実になってきたら、再びCPAP生活に戻らなければなりません。

睡眠時無呼吸症候群の対策は痩せること!とにかく体重を減らして喉周りの無駄な在肉を減らさなければなりません。そのためには、この先ずっと食生活に気をつけて、歩いて運動量を増やして体調と体重管理をしっかりやり続けなければならないですね。頑張ろうっと!


本日の結論
あああ〜〜〜この開放感〜〜〜!!!

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