作業的塗装剥


2014年09月04日 徐々に作業開始!


TOPとBACK の塗装を剥がしてみた。


「日頃の運動不足が如実に現れた結果でしょう」

今朝起きたとき、妙に腰が重くて鈍痛がしていました。何が起こった?寝相が悪かったのかい?不快な体調にいささか違和感を覚えつつ朝飯を済ませた時、ようやくその原因に気付きました。

私が6年前に手に入れていたテレボディーが有ります。アメリカからebayで購入したものですが、残念な事に塗装がいい加減でした。素人が頑張って塗装したものの、結局上手く行かなくて売り飛ばしたという感じです。しかし、塗装の下に見える素材はかなりいい感じのキルトなのでこのまま眠らせておくのはもったいないと考え始めました。本年7月頭の事です。



塗装を剥ぐには時間がかかりますし、騒音や埃も出るので作業の場所が限られます。さてどこでやろうかと考えていたところ、千葉の知人が「うちのビニールハウスなら使っていいですよ」とお誘いを受けました。ありがたい事であります。しかし、その直後から忙しくなって遠方へ出かける時間が取れなくなりました。まあ、真夏のビニールハウスは作業するに地獄でしょうから秋になるのを待っていたのも理由のひとつですがね。

オーダー連続のドタバタがようやく落ち着きを見せ始めた8月26日のこと。私は横浜へライブを楽しみに出かけました。その際お客さんで来られていたのがギターレストアのプロ「濱野さん」でした。久しぶりにお会いして世間話をしているうちに「塗装剥がし」の話に。

濱野さんの説明によると、塗装がポリ系なら物理的に剥がすしか無いけれど、ラッカー系なら「アセトン」で拭けばキレイに剥がせるとか。ほほう!それは良い事を聞きました!当家には作業用に「工業用アセトン」が1瓶まるまる有ります。まずは塗装剤のチェックをしてみましょう。

帰宅後バック面で試してみると、見事にアセトンをたらした部分の塗装が浮き上がり、ティッシュで拭き取るとかなり楽に取り除ける事が分かりました。では、本格的作業は天気の具合と風の向きが条件に合う日に、ルーフバルコニーでやる事にしましょう!で・・・9月3日午前中に仕事を終わらせて外を見ると、条件に当てはまる天候だと判断。午後から作業を行う事にしました。

キッチンペーパーをアセトンでビショビショに濡らして、塗装面に貼付けます。10秒ほど置いてから一気に擦ると塗装が浮き上がりズルズルと溶けて剥離出来ました。かなり風が強かったのでアセトンは蒸発するそばから飛んで行ってしまい、蒸気にも咽せる事無く、快調に続ける事が出来ました。約30分ほどでTOPとBACK両面の塗装をほぼ取り除く事が出来ました。木地に染み込んでいる塗装はサンドペーパーでキレイな面が出るまで擦り取る事にしましょう。これは電動サンダーでやればすぐに終わるでしょう。



中腰での剥離作業は思ったより疲れたので、塗装が残っているサイド面は後日改めてやる事にしました。楽しみは少し延ばした方がよろしいかと。

で、話は頭に戻ります。
今朝起きて違和感を感じた腰の痛みは、この剥離作業でしばらく中腰を続けていたので発生した筋肉痛のようです。情けない・・・日頃の運動不足が如実に現れた結果でしょう。この先、サイド面の塗装を剥がして全体を木地が出るまでサンドペーパー掛けを行い、下地が整ったところで次の作業に移りましょう。

今度の仕上げは、オイル塗装にする予定です。当家でラッカー塗装をきちんとやるには設備が無いし、シンナー臭くなりますのでね。木工用のみつろうを今回は試してみようかな。


本日の結論
平面を剥がすのは簡単だけど、サイドの曲面が面倒なんです!

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