「弾駆動の製造を誰に外注出来るか？」

台風がまだ通り過ぎないので空が暗いけど、午後遅くなれば抜けそうなので夕方から出かけるとしましょうかね！その前に先日からちょっと心騒ぐ状況が生まれたので忘れないうちに書き留めておきましょう。

9月13日から16日にかけて、私は群馬県片品村に出かけました。そして帰る予定日の朝、9時頃から停電になり3時間ほど停電状態が続きました。その際、私のiPhone5の充電量が残り少なくなっていたので持参したバッテリーで充電しようとしました。ところが！

充電用バッテリーを入れていた黒い袋を開けてみたところ、そこにはバッテリーと共に現金10万円が入っていたのです。なんで？なんでなんで？妻がこっそり忍ばせてくれるはずも無く・・・。そうか！そうだったのか〜！思い出しました！

本年5月のゴールデンウイークに実家へ2週間帰省した際、手持ち現金の予備として10万円をこの袋に忍ばせていたのですよ。それをすっかり忘れ切っていたのです！しかも、実家での2週間で使い切ったと思い込んでいたのです。なるほど！どうりであの時「えらく現金の手持ちが早く減ってしまったなあ・・・」と感じたはずです・・・。

で、5か月経って突然目の前に出現した10万円！これはどう解釈したらよいのでしょうか？

1　使い果たしたと思い込んでいたので、これは降って湧いた10万円として好きなものを買う。

2　使い果たしたと思い込んでいただけで、現実には使わなかったお金なので預金する。

さあ・・・どちらの思考が正しいのでしょうか？

というのも、私は1か月ほど前から中型カメラの「HASSELBLAD」が欲しいと物欲が湧き始め「いまさら銀塩カメラを買ってどうする？お前は一体何を撮影するのだ？」と自問自答し「撮影対象が見つからない・・・」と一旦その欲望を押さえ込んでいたのですよ。そこへ降って湧いた10万円です・・・。「HASSELBLAD」はもう生産されていないカメラなのでので中古でしか手に入りませんが、その価格がほぼ10万円前後なのですよ。またしても物欲のスイッチがONになるではあ〜りませんか！ かといって、手に入れたところで撮影に使う事も無く、時々取り出してはシャッターを切りニヤリとほくそ笑むだけなのでしょうがね。

HASSELBLAD　503CX
だいたい、男というものは使いもしない道具を集めたがる性が有り、弾きもしないギターだって買いあさっていた私です。かなり手放したのに、まだ20本ほど当家に転がっています。その前にはナイフをいろいろ集めたし・・・。エアガンなんぞも集めまくったし・・・。結局それらは今、何の役に立っているかといえばギターがかろうじて仕事に反映されている程度でね・・・。

結局、こんな趣味の無駄買いについてある年齢になって振り返ると「あれって一体なんだったの？」と集めた当時の気持ちがよく分かりません。亡き父が集めていた「記念切手」や「旅行の際に集めたペナント」なども、父が亡くなってしまえば母が持て余すだけのものとなっただけです。

〇〇グッズや骨董品と言われるものを一生集め続ける方もいるのでしょうが、その方が無くなった時、集めたグッズの行く先をジックリ考えるとちょっと悲しくなりますね。そんなこんないろんな思いが男心をかき乱し、この10万円をどうしようか・・・。と悩むのでありますが・・・。

そんな日々に妻がこう言ったのです。

「あなたが元気なうちに、ギターやアンプそれぞれの値段と、誰に譲るか、売るとしたら誰に相談したらよいか、弾駆動の材料の価格や、材料加工の手配先等、全てリストを作ってください！」

還暦を過ぎ、いろいろ病気が発生したり今年の頭には脳の海馬が誤作動も起こしたので、いつ私が倒れて動けなくなるかもしれないと。さらには私の口がきけない状態になった時、今の状態では何も分からないと妻は言うのです。口は動かせるが私の体が動かなくなったときは、弾駆動の製造を誰に外注出来るか？なども考慮しなければならないとね。

確かに、妻の言う通りです。私が介護状態になったり、突然死したら妻は何をどう処分していいのか分からないのですよ。少しでも妻の資産として残す為には、どうすれば効率よく処分出来るかをシミュレーションしておく必要が有りますなあ。そうすると、まずは元気なうちに必要なギターだけ数本残して、残りを全部売り払う事を最優先に考えた方がいいかなあ・・・。せっかく集めたものを手放すのは忍びないが・・・。千々に乱れる男心ってヤツですなあ！

というわけで、趣味でブツを集める男どもの収集癖は還暦までに卒業しておいた方がよろしいなあと思い始めた今日この頃の私です。


本日の結論
で、HASSELBLAD はどうするの？

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。

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