櫓弁的誕生日

2013年05月14日 本日より通常モードに戻って2年目スタート!


これを私と Robben の記念写真と呼べるのか?



「15分でパッキングしますので!」

本日、5月14日は私の誕生日(61歳)であり、株式会社tanabe.tvの創立記念日でもある。今日から会社は2年目に入ったのだ。なんとか1年は持ちこたえたが、この先どうなるか全く予断を許さない。円建てで販売している私のペダルは、海外からのオーダー者は買いやすくなるのだろうが、海外から取り寄せていたパーツが値上がりし続けているので私はちょっと辛くなり始めているのだがね・・・。

さて、そんな事はさておいて!昨日のご報告をしよう。

5月13日は、朝から一気にペダルの仕上げを行っていた。夜になると、COTTON CLUB のRobben Ford ライブに出掛ける予定があったのだ。マネージャーの Rick に招待してもらってRobben のライブに行くとなれば、Robben への手土産のひとつも持って行かずばなるまい。そこで「弾駆動 TWIN CUSTOM」持って行こうと決めていたのだが、GW明けの忙しさでなかなか手をつけられず、前夜から作り始めてようやく13日午前中に完成したのだ。ふう・・・なんとか間に合ったぞ!

 

今回の招待者は計4名。私と、いつも音楽系公式通訳として活躍していただいている橋本様。それに、ようやく交通事故裁判が決着したので、お世話になった増田弁護士。最後にいつも基板を作っていただいているアルニックの野村社長の合計4名だ。会場入り口20時待ち合わせとした。

私は18時半に家を出た。まずは路線のことを全く考えず、日吉駅から乗って渋谷でJRに乗り換えれば良いと思い込んでいたのだが・・・。東横線渋谷駅が地中深く潜ったので乗り換えに時間がかかって面倒臭いなあと感じていたのだよ。ところが日吉駅の切符売り場で路線図を眺めたところ、もっと簡単なルートが見つかった! 東急目黒線で目黒駅まで行きJRに乗り換え出来れば楽なはずだ。

読みは当たり、スムーズに行けたため19時半に COTTON CLUB へ到着してしまった。私と同じく野村社長も早々と到着してしまってお一人でお茶していたようだ。このとき、1stが終わってお帰りのユーザーから声をかけられたので、例のピックを差し上げた。その直後、やはりお帰り客の中に ジュディ・オング さんを発見!目線が合ったので手を振ると、彼女もニコヤカに手を振って応えてくれた。相変わらず若々しくてきれいだったなあ!そう言えば、ジュディさんのお父さんと上海でお会いしたのを思い出した。15年ほど前のことだけど。

やがて集合時刻になり4名が揃った所でお互いのご紹介。この段階で、私はお願いしていた「ブツ」を野村社長から受け取った。その「ブツ」が何であるかは次回の更新のときに書く事にしよう!

受付のあとしばし待たされ20時過ぎに会場内へ案内された。比較的ステージに近いRobben の立ち位置に対して正面のテーブルだったが、隣りの人が邪魔になり私は見づらい位置になってしまった。ステージの DUMBLE AMP. がよく見える位置だ。飲み物を注文した後は、雑談しつつ開演を待つ。野村社長は DUMBLE サウンドを生で聴いた事が無かったのでとても楽しみされていた。Robben の使用ギターは2本。エピフォンのセミアコとSG。

そのうち、マネージャーの Rick がステージに上がって来たので、声をかけに行ってみた。「ハイ!Rick! 招待ありがとう!」「ハイ!田辺さん!グレートなショーだから楽しんでね!」とすぐに気付いてもらえた。と言っても、4回目の顔合わせだから・・・当たり前か!

21時になり、メンバーがステージに上がって来た。ギター、ドラム、ベース、キーボード、トロンボーンの5人編成。その演奏内容については書く事は無い。心地よい大人の時間が過ぎて行った。ギターのトーンは、ほとんど歪みを感じない。ダンブルトーンが心地よかった。セミアコはハイが強めに出ていた感じ。SGの方がミドルは気持ちよかった。典型的な Robben のサウンドに感じたね。が、やはりハイがちょっと強めだったなあ。こちらも歪みはかなり低かったけど。詳しくは、最新のCDでお聞き下され!

アンコールも無事に終わり、Robben が楽屋に引き上げたところで、Rick を探しすために見渡したらすぐに見つかった。Rick に歩み寄り、まずは招待のお礼を伝えTシャツを差し上げた。ここで、もう一人のユーザーから声をかけられた。同じくピックをお渡しした。そして、そこで意外な事実を知らされた。今夜は大阪への機材移動の為、ステージの機材をこれから「15分でパッキングしますので!」という。つまり、Rick の案内で楽屋へ行く事が出来なくなったのだ。記念写真も撮れないという事に。

しかし、Robben がロビーでサイン会をやるので、それに並んで「弾駆動 TWIN CUSTOM」を直接渡して欲しいと Rick は言うのだ。なるほど・・・。そうであればと、4名はロビーを目指すのである。ロビーではすでに20名ほどが列を作って Robben の登場を待っていた。我々も列の最後に並ぶ。 やがて私の番が来た。まずは「弾駆動 TWIN CUSTOM」を取り出し「あなたへのギフトです!」と手渡した。一瞬 Robben は怪訝そうな顔をしたが、ペダル裏面のシリアルプレートを見て納得したようだった。Robbenからは「2in1ですね?」と返って来た。当初の目的は達したので、次の行動へ移ろう。

「サインを2ついただけますか?ひとつは来れなかった友人のため。もうひとつは私のため」

まずは知人の内田朝陽君から頼まれていたサインをいただいた。そして次に私用を頼んだ際「あなたのお名前は?」と・・・。おう!そうかそうか!1年前に1回会っただけだもんな!覚えているわけね〜し!そこで私が来ていたTシャツの文字を指差し「tanabeです!」これでようやく書いてもらったサインが以下のものだ。



4人全員がそれぞれCD等にサインをもらって、本日のノルマ達成である!

最近思う事は、他人から受けたありがたい行為に対して、何をお返しするかについてだ。単にお礼の菓子折りを送って済ます手も有るのだが、どうせやるなら私にしか提供出来ない嬉しい体験でお返ししたいと考えるのだよ。今回のライブもそうだね。ご同行いただいた皆様に、少しでも感謝の気持ちが伝わっていれば嬉しいのだがね。

今回は、誰も酒を飲まずジュースやアルコールフリービールだけで済ませてしまったし、ライブが終わってもすぐに解散してしまったので、語り合う事もあまり無かった。いずれどこかでゆっくりとお話ししたいものだ。


本日の結論
ところで・・・野村社長から受け取った「ブツ」とは・・・。

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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