「被害額は最大105円ですから！」

やや涼しくなって来て、気持ちよい日々ですね。

さて、10月5日のジョブス命日に iPhone5 をSBショップで受け取った私は、各種設定を済ませてすぐに使い始めました。当家はLTEの電波が入る地域なので、アクセススピードが気持ちよくサクサク動いて問題無し！とは言え、自宅ではWifi も飛び交っているのであまり意味は無いのですがね。でも明らかにLTEの方がスピード感が有りますよ。

本日で使用開始から1週間が経過。そして、この間に起こった大きな問題点が2つありました。まず最初に感じたのは、バッテリーの消耗が激しいこと。半日持たない状況でした。しかもただ本体を置いていただけで使用はしていないのです。最初の充電後は数時間でバッテリーインジケーターが赤になりました・・・。「なんぢゃこりゃ〜！」と松田優作のあの台詞を叫びたくなるほど。詳しい人物の話によると、数日でその現象は終わり問題なく使えるようになるとの話でしたが・・・。

もうひとつの問題点は発熱です。充電していると iPhone5 が熱いと感じるほど発熱しました。充電が100％になるとその熱は無くなるのですがね。さらに、テーブルの上に置いていると感じないのですが、一旦ポケットに入れてしばらくするとカイロみたいにホカホカと熱を発し始めるのです。冬場は助かりますが、夏は暑くて使い物になりませんなあ！

発熱するということは、エネルギー不滅の法則から言えば、その分だけ無駄に電力を消耗しているということですよね。バッテリー消耗の原因にこの発熱もありそうです。逆ですか・・・バッテリーを急激に消耗するから発熱すると考える方が合理的ですね。

そこで原因を探るため使用開始2日目に、しっかりバッテリー消耗時間を計ってみようと企てました。一晩充電して朝8時に充電終了。3時間後、インジケーターはほぼ50％消耗を表示。6時間後には早くもインジケーターが赤に！これでは勤め人が朝家を出て外回りをしていたら、14時過ぎにはもう充電しなければならなくなる勢いでの消耗具合です！こりゃあ使い物にならんなあ〜！といささか焦りました。しかも致命的なのは、私は iPhone5 をただ机の上に置いていただけで、使用はしていなかったのです。自然放電だけでこの現象は納得出来ませんなあ！

この先頻繁に通信やデータ送信に使うようになると、さらに使用時間は短くなるわけですから、バッテリーは2時間〜3時間程度で消耗してしまう可能性もあります。ますます使い物にならなくなる状態に向かって行きますねえ・・・。しかし！これが本来の姿なら、もっと世間には酷評が溢れていてもよいはずです。確かにネット上に「バッテリーの消耗が激しい！」との報告は多いのですが、それを感じていないユーザーもいる訳ですからなにか対策があるはずです。

使い始めて6日目になると、バッテリーは約7時間程度もつようになりました。しかし！これもまたほぼ使わない状態ですから話になりませんね。そろそろこれが自然に改善する限界だろうと、バッテリー対策の解決策をネットで探してみました。いくつかの対策法が見つかったのですが、試したところ効果はあまり感じられませんでした。ですが・・・その中に簡単な方法で絶大なる効果があったと書かれている方法がありました。本当に？と思えるほど簡単な方法でした。以下の一行です。

「iCloud の同期を一度解除して、再度同期させる」たったこれだけです。

早速試してみました。寝る前に対策を施し、01時に充電状態が100％になったのを確認して充電用のプラグを外しました。100％充電状態で朝まで放置していたらどうなるのか？ちなみに対策前に一晩寝かせておいたらバッテリーはほぼ空っぽになっていたのですが・・・。

翌朝起床して、iPhone 5 を確認してみると・・・。おおお！！！驚きました〜〜〜！！！なんと！バッテリー残量が98％だったのです！この違いはいったいなんなのでしょうか？たったあの一行を実行しただけでこの結果です！私にはその理屈がよく分かりませんが結果として大成功です！これでようやく実用レベルに戻りました！大成功！

さらに、そのまま放置しておいたらどうなるのか？チェックしてみると、朝8時に98％だったのが、夕方18時時点で25％に減っていました。なんとかギリギリ実用レベルですね。しかし、もう少し頑張ってくれないと出かける際には辛いですね。同時に使っているiPhone4だと1日放置していても20％程度しか減らないんですけどね・・・。さらなる効果的バッテリー節約法はあるのでしょうか？

バッテリー異常消耗がほぼ解決したことで、当然ながらもうひとつの問題点であった発熱現象もかなり解決したと考えるべきでしょう。そこで、発熱についてもテストしてみることにしました。前日までの状態はズボンのポケットに10分も入れていると、ホッカホカに発熱しました。本当にカイロ状態だったのです。

ではテスト開始！これもまた簡単なテストですが、ズボンのポケットに iPhone 5 を突っ込んでしばらく待って発熱具合を確認するだけです。8時にポケットに入れ、朝のテレビニュースを眺めながら1時間ほど放置しました。9時に取り出してみると、体温で微かに暖まっていますが、明らかに今までの発熱とは違いますね。冷たいままの iPhone 5 に戻って合格です！

ということで、バッテリーの消耗が激しいと感じたら「iCloud の同期を一度解除して、再度同期させる」を実行するとスッキリとは言えませんが、かなり解決するという結論でございました！お試し下さいませ！

iPhone 5 ネタでもうひとつ。

液晶面の保護のために、多くの方が保護シールを貼っていますね。自分で貼ろうとすると、かなりの確率で失敗するようですが・・・。結構な値段ですし、汚れたからといって度々張り替えるのももったいないし・・・。なんて考えていたところ、100円ショプで売っている保護シールが使えるとの情報を知りました。

さっそく100円ショップで探しました。スマホ用の保護シール数種類があったのですがその中で縦方向が一番長いものを購入。さらに探していたら、iPad 等に使うためのA4サイズの液晶保護シールも見つけました。念のためにそれも購入。

自宅に戻り最初に買ったスマホ用を貼ってみました。一見上手く行ったかに思えましたが、よく見ると小さな埃が間に挟まっていました。どうも気に入りません。一旦剥がして埃を取り除き再度貼付けましたが、角の部分が浮き上がってしまいどうもそのまま使い続けるのは不快な状況でした。100円ですので深追いはやめて、とっとと「失敗した！」と認めてしまいましょう！

では次にA4の保護シールを必要サイズに切り出して使うとどうなるのでしょうか？

まずはカッターナイフの刃を新しくして準備完了。A4から必要サイズを切り出して、iPhone 5 に貼ってみると・・・ほほう！大成功！しばらく使ってみましたが全く問題無しですね！A4サイズからiPhone 5 用が10枚程度は切り出せそうです。つまり、保護シール1枚あたり10円程度だってこと。これであればちょっと汚れたら頻繁に貼り替えできますね。保護シールをまだ貼っていない方は騙されたと思ってお試し下さい。騙されたところで被害額は最大105円ですから！


本日の結論
やっと、iPhone 5 が真っ当に使えるようになりました！

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。

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