難聴的突発性

2012年04月05日 えっ?入院って!

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tanabe.tv はこれより10日前後休業とします。
詳しくは本文を読まれたし!



「復活するまで、どうかお待ちいただきたい!」

それは4月4日の朝から始まった。

目覚めた私はベッドの上で右耳に違和感を感じていた。圧迫感があり、聞こえづらかったのだ。突発性難聴か?過去にも経験があったので、一日様子を見て回復しなかったら病院に行こうと考えていたのだった。そしていつものごとく、ペダル製作の作業に朝イチから没頭した。

ふと気づけば、夜中となり24時を過ぎていた。取りあえずその日の成果は4台。一日1台とか2台とか言っていたあのコントロールはすでにとっくに失い、作れるだけつくる行動を繰り返していた。後処理を行い、あれこれやっているうちに02時を過ぎていた。やっと就寝。

そして問題の4月5日朝が開けた。
6時過ぎに目覚めて、ベッドの中からリモコンを使ってテレビをON!するとやけに音量が小さく感じられた。横向きに寝ているので左耳は枕で塞がれていたのだが・・・。右耳だけでテレビの音を聞いている状態だった。テレビの音を上げてみた。いつもは24程度なのだが、ある程度聞こえるまで上げたところ38にもなってしまった。おいおい!どうなっちまったんだ〜!

そこで起き上がり、左耳に小指を突っ込んで音を塞いでみた。おおお!!!なんてこったい!右耳はほとんど聞こえなくなっているではないか!圧迫感もあるし、こりゃあ本格的に難聴状態だな!さらに、音が小さいだけではなく全体的にジョワジョワとしたノイズっぽい感じで聞こえてくる。完全に役立たずの耳になっているのだ!

すぐに妻を叩き起こして、本日の行動を決めた。まずは行きつけの耳鼻科に朝イチで行き、診断してもらう。中華系のその医師は昔からお世話になっている漢方医だ。以前はその漢方薬で見事に復活出来たのだが。

今回の検査はキツかった。あれこれやられて聴覚検査も2回やって、その医師が下した結果は・・・。

「突発難聴は朝起きると突然起こっている。直るか直らないかそれは分からない。紹介状を書くのですぐに関東労災病院に行った方が良い!早い方が良い!すぐ行けるか?」

そう言われちゃあ、ボヤボヤしていられない。すぐタクシーに乗り、隣駅の「関東労災病院」へ飛び込んだ。大病院である。新しいのでこぎれいで気持ちよい。すぐに手続きをして耳鼻科へ突入。しばし待たされたが、思っていたよりは早かった。若い医師が対応してくれ、またしても検査開始。こちらの状況を詳しく話したところ「これは突発性難聴ですね。原因は分からないんです。数値から見て脳腫瘍の可能性は無いと思います。たぶん過労でしょう。安静にしてしばらく休むべきです。仕事は休めますか?」

「はあ・・・休もうと思えば・・・」

「それではすぐに入院して下さい。ステロイド系の薬で治療します。ステロイド系は効き目は強いのですが、副作用も強くて、それをコントロールするためには入院する必要があります。2週間程度ですね」

「えっ?ちょっと待ってください!どうしても4月14日に行かなければならないところがあるのですが」

「そうですか・・・それではこうしましょうか。明日朝から入院してもらって4月14日の朝点滴を済ませてから退院というのはどうですか?もちろんそれまで様子を見て入院の日にちは短くもなりますが」

「分かりました。まずは入院して様子を見ましょうか。直すことが優先ですからね」

「では、最後に採血してからお帰り下さい。入院の手続きに関しては看護師からご説明しますので」

なんてなやり取りがあり、私は突然入院が決定したのである!4月6日の朝9時半には入院手続きを行い、ベッドに横たわるのである。治療と安静と両方を兼ねた入院なのだ。幸い、他の悪い部分はなさそうなので、ひたすら寝転がって休養することになるが・・・点滴がうざったいなあ・・・。たぶん、暇で暇でしょうがなくなるだろうから、溜まっていた本でも持ち込んで読破することにするか。

考えてみれば、今年に入ってからはずっと働きっぱなしだったもんなあ・・・。昼夜関係なくぶっ続けで働いていたもんなあ・・・。やはり、自分で自分に無理を強いていたんだろうなあ・・・。

そう言うわけで、しばしペダル製作は休止。完成をお待ちいただいている皆様には申し訳ないが、まずは治療をして健全なる肉体に戻ってから再び作業を開始するので、復活するまでどうかしばし待ちいただきたい!


本日の結論
自宅で働き過ぎって・・・どうなのよ!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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