更新的停滞有
2012年02月28日 シャレじゃ済まない状況に!


燦駆動を試奏中の藤田氏


「30台程度かなあ」

2月23日に、Robben Ford の新しいペダルボードが発表されてから、さらにオーダーが加速している。まだ1週間も経っていないのにハッキリ言って連日の作業に対して飽きが来ている!趣味を仕事にしてはならないという典型的なパターンにはまってしまったようだ。

ちなみに外野がうるさいので、オーダーリストはイチゲンさんが観られないようにリンクを外してしまった。thegearpage.net の Robben Ford に関する処でもまたDUMKUDO関してのあれこれ討議が始まってしまった。Z○ndrive の回路を真似ているとか、またしても言い出し始めている人物がいる。すると他の人物は「証拠はどこにある?見せてみせて!とあおり始めた。その話はすでに3年半前に大激論になり、収束したはずなのになあ。今頃になってようやく知った人物が騒ぎ立てようとしているようだね。もう、私にはどうでも良いけど。

それに、やたらと「高い!」との発言も多いのに気づく。何を基準として言っているのか?そりゃあドル建てだと送料入れて370ドル程度だから高いだろうさ!初めてアメリカに渡ったころは、240ドル以下だったんだけど、その後ドルが没落したからこんなことになってるんだ。私は価格を変えたつもりは無いけどね。安く買いたかったら国家の経済実力を上げて、ドル相場を上げなさいってば!

それに、高いというのなら自分で作りゃいいじゃん!情報はネット上にいくらでも転がっているんだし。私も個人的にそれらの情報を参考に作れているわけだし。ただし、オペアンプが手に入らないだろうけどね。JRC4558D艶ありを手に入れるコストやその努力に無いして「高い!」とほざく連中は何も考えていないのだろうな。自作したらもっとコストが掛かるって知らないんだろうなあ・・・。

まあ、なんでこんなことを書いているかというと、ストレス解消なんだよ。部屋にこもってハンダ作業やケースへの穴あけ作業をくり返していると、少しイラダチを感じるんだよ。「追い込まれ感」が少しあるんだね。これを放置しておくとまた「鬱病」に戻りそうな気もする。そこで、ちょっと息抜きが必要ってわけ。 これからは更新頻度がかなり少なくなると思うけど・・・。よろしくね!

もうあまり、更新が出来るまとまった時間が取れないので、これを書いているのもちょっと苦しいのだが、一日当たりの製造数を制限して一日一台にしてみたらこれがス〜ッと楽になったんだ。そうなんだよ!オーダーに対していままでと同じように対応しようとしていたから大変になっていたんだね。

そういうことで、どんなにバックオーダーを抱えてしまおうと、私は基本的に一日に1台とし、最大2台までしか作らないことにした。この根拠は製造にかかる時間だ。弾駆動を作るのに、1台あたり約5時間〜6時間かかる。発送の手配を入れると6時間以上掛かるのだ。2個作れば2倍とまでは行かなくても9時間〜10時間程度はかかってしまう。TWIN CUSTOMだと完全に1日1台しか作れない状況だ。

生産数に制限を設けることで、1日20時間以上働くなんて馬鹿なこともしなくなるし、なんとかこの先も精神状態を保ちながら対応出来るだろう。お待ちの方々に対しては申し訳ないのだが、私が倒れたらそれでオシマイになるのだからね。いずれにせよ、在庫のオペアンプが枯渇したらそれでこのプロジェクトは終了するのだけどね。 てなことで今日は2台完成させようか。


ご報告が遅くなったが、先日の日曜日2月27日にお近くにお住まいの藤田さまが当家を訪問された。tanabe.tvを10年も読み続けておられる人物である。私のかなり昔からのドタバタ具合を観察し続けてこられていた。つまり、初顔合わせでももう10年来の友人のような感覚で話が出来たのだ。もちろん、ペダル誕生のいきさつから現時点までの推移をつぶさに観察され続けていた。今回の Robben やLarry の件については自分のことのように喜んでいただいた。嬉しい反応である。

お土産には「栗どら焼き」を頂いた。しっとりとした皮に包まれた丸ごとの栗と、程よい甘さの餡が嬉しい美味しさだったね!ごちそうさま!さらに藤田さまはご自分でもギターペダルを製作されていたという。そしていまはそれも止めてしまったと。そこでご自分で集められていたパーツや専門書も「私はもう使いませんので、ご参考にしてください!」と、お土産として持ち込まれてきた。ありがたいご配慮である。

そして、この日のメインは「燦駆動」の試奏だった。まだあまり世間に出ていないファズだが、手に入れた方は皆さん気に入っていただいているペダルなのだ。これもまた材料が枯渇しているので、そうたくさんは作れないのだがね。で、試奏の結果として藤田さまは激賛!「燦駆動の音の良さには本当に感動しました。こんなに使い勝手が良くて気持ちの 良いFuzzは初めてです。こちらももっと評価されればいいですね!」とありがたい評価でした。もちろん試奏後すぐに「この場で燦駆動をオーダーしてもよろしいですか?」と発注済み。燦駆動もまた材料が枯渇しているのでこれから先何台作れるかは分からない。30台程度かなあ。


燦駆動を試奏中の藤田氏



本日の結論
さてと、今日もそろそろハンダ付けの作業を始めるか〜!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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