船帆的椅子届
2012年02月01日 貢ぎ物のイスが届いた!


SAYL


「娘夫婦に感謝しつつ」

もう2月か・・・1月はあまりにも忙しすぎて、自分の部屋に缶詰状態で1か月間を過ごしたなあ・・・。本当にあっという間だったね。そんなバタバタのさなかに嬉しい出来事があった。1月23日のこと。例の Robben Ford の情報が流れた日の午前中、娘から電話がかかってきた。「おとうさん作業中?」まさに作業の真っ最中だった。「横浜中華街に行くよ!」と娘から強制的発言が飛び出してきた!

実は、娘のご亭主は関西出身だが、今まで一度も横浜中華街に行ったことが無いと先日聞いたばかりの私だった。そこで「近々、お互いに時間が取れたら中華街に行かないか?」と誘ってみたのだ。当方のスケジュールは関係なく、娘は強引に1月23日午後にその中華街行きを決定した模様!ちょっと作業に疲れていたので、息抜きを兼ねて昼飯を食いにいくか!と私は合意し2時間後、彼らの車に乗せられて当家を出発した。

車は第三京浜道路に乗り、首都高へ入った。羽田方面に向かい「みなとみらい」に差し掛かったとき、車は動きを変えそこで高速を降りたのだった。私のイメージと違う進み具合だ。なんでだ?と思っていたら「ちょっと大塚家具に寄ります。椅子を見たいんですよ!」とご亭主は言うのだ。まあ良いだろう。ついでだからね。

地下駐車場に停めてエレベーターで4階の受付へ。担当者に案内されてさらに10階へ。椅子の陳列フロアにたどり着いた。そこには、業界標準とも言えるアーロンを始めとして、数々のお高い椅子がずらりと並んでいた。もちろんここで座り具合を体感し機種選択するのだ。「お父さんこの椅子に座ってください!」と婿殿から勧められるままに腰を下ろすと、なかなか心地よい腰のホールド具合だった。

その椅子は「SAYL」と名付けられた椅子だった。セイルか・・・確かに背もたれが船の帆のようにデザインされている。面白いデサインだね。さらに案内担当者に頼んで座面の角度を調整してもらい、少し前下がりにしてもらった。これでデスクワークがやりやすくなる。なるほど、細かな調整が嬉しい椅子であると判断出来た。納得したところで・・・。

「お父さん!この椅子どうですか?気に入りましたか?そうであれば、プレゼントしますよ」えっ?婿殿は何を言っているのだ?6万円もする椅子だぞ?で、話を聞いてみると。以前から私の作業状況を見ていて、そのうち腰を痛めるだろうと。そこで椅子をプレゼントしたいと夫婦で考えていたのだ。そこにRobben Ford の情報が流れたのである。これからのオーダー集中が予測されるので、いち早くこの椅子を選択したようだ。感謝!

ありがたいことではないか!さらにもうすぐ還暦でもあるのでそのお祝いも兼ねているうようだ。しかし、そうなると・・・おいおい!椅子の色は赤にされてしまうのか?確かにこの椅子はカラーリングがたくさんあり、さらに背もたれや座面、フレームの組み合わせが選択出来るシステムなのだ!しかしそれを行うと価格が上がり、さらに輸入品なので納期も遅くなるようだ。

そこで私が選択したのは「黒一色」だ。ショールームに「黒一色」ならショールームにサンプルが置いてあるという。すぐに担当者が持ってきてくれた。さらに、その展示物現物でよければかなり安く提供出来ると担当者は言うのだ。婿殿は私に気を使って「やはり新品の方が・・・」と躊躇していたが、私も大人である。そんなことは全く気にならない!「展示品の方が安ければそちらで充分ぢゃないですか!」見た目にも痛んでいそうな気配は全くないし。てなことで約4万円で無事に購入完了!


選択した黒一色

1月30日その「SAYL」は当家に届けられた。すぐに使用開始。そのまま作業を続けたところ、ほぼ12時間ほど座りっぱなしとなった。結果として、腰への負担が軽くなっている感じがする。まあ、働き過ぎは良くないのだが、作業をやらざるを得ない状況に追い込まれ始めている私にとってジャストミートな貢ぎ物であったと言えよう!

婿殿もプログラマーとして日々、長時間の椅子生活を余儀なくされている。しばらく前に椅子をアーロンに買い替えたところ腰痛が楽になったと。そこで、私にもプレゼントしたいと考えたようだ。いろいろ調査した結果、アーロンと同じ機構を持ち、前傾姿勢がとれる椅子が発売されていると知り「SAYL」を選択したようだ。ありがたい配慮ではないか!

と、娘夫婦に感謝しつつ、本日も半田ごてを握りしめる私なのだ!


本日の結論
今朝、またしても面白い展開のメールが届いた!数日後には発表できるかと!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE