経過的交差点
2012年01月17日 相変わらず〇〇な担当者!


裁判という言葉が飛び交い始めたが・・・。

「それぐらい自分で調べなさいよ!」

昨年12月18日に当家が遭遇した交通事故は、本年1月12日ようやく現場検証を終えた。

前回の更新でその際のいきさつを書いたのだが、加害者は現場で警察官に対して明らかに嘘をついているのが露呈した。ノーブレーキで突っ込んできたにもかかわらず、遥か手前でブレーキをかけたと説明していたのだ。しかしそれは「ここでブレーキを踏めば、停止線の手前で必ず止まれたはず!」現場の警官によって即刻否定された。もし、本当にブレーキをかけていたとしたら、相当なスピード違反をしていたことになる。いずれにせよ、加害者の重大な過失は明らかなのだ。

現場検証の翌日夕方になり、AI○から妻の携帯に電話がかかってきた。1回目、呼び出し音が鳴っていたが妻は発信者の名前を見た途端、携帯をテーブルに置いて出ようとはしなかった。さらに10分後に2回目がかかってきたがそれに対しても妻は対応しなかった。放置プレイである。これが意味するものは何か?

前回のAI○とのバトルにより、妻は相当あたまに来ていた。そのストレスから帯状疱疹が出てしまったのだ。医者に行ったところ「それはAI○の担当者を替えてもらった方が良いですね。因果関係を証明するのは難しいですが、確実にそのストレスから帯状疱疹が出ていると思いますよ」というわけで、妻はAI○担当者の声を聞きたくなかったようだ。AI○に対しての嫌がらせでもあるのだがね。妻はこう言った「どうせ週明けにかかってくるわよ!」

その予想通り、1月16日の午後AI○から電話がかかってきた。

今度は妻もすぐに対応して電話に出ていたが・・・。相変わらずAI○は 90:10 だと言い張っていた。そこからまたバトルが再燃!妻は毅然と戦い続けていたが、その途中お笑いの会話が始まった。

妻 「あの交差点で、こちらが一旦停止しなかったのも事故原因の一つだとあなたは言うけど、
   こちらは優先道路でしょ?なぜ一旦停止しなければならないの?」

AI○「優先道路というのは、お互いに譲り合った場合、
   優先的に通っても良いという意味で・・・。
   一旦停止しなくても良いという意味ではありません」

妻 「あの交差点で、優先道路を通過しているバスもパトカーも一旦停止はしない。
   あの交差点で一旦停止なんてするのは、あなた一人だけですよ!」

そもそも事故現場の交差点へ先に進入しているのは当家の車なのだ。つまり、AI○の論理で言えば交差点に後から入ってきた加害者側は「どうぞどうぞ!お先にどうぞ!」と当家へ譲らなければならない状態にあったのだ!明らかにAI○の論理は破綻している!これだけでもAI○担当者の〇〇さ加減が分かろうというもの。

そもそも、一旦停止の道路標識を見落とし、路面の「止まれ」表示を無視し、カーブミラーも確認せず、夜のブラインド交差点へノーブレーキで進入した加害者の行為がどれほど危険で愚かであったのかを、加害者自身がまだ理解しているとは思えない。謝ろうとする姿勢が全く見えてこないのだ。(会話中の「加害者」と表記している部分は本来加害者の個人名です)

さらにAI○担当者は言う。

AI○「加害者は弁護士特約に入っているので、弁護士を立てて裁判すると言っていますよ」

この言葉で、AI○は当方を脅したつもりなのだろうが・・・。愚かである!まず、加害者がそんなことを言うはずは無い。実は、裁判をすると明らかに加害者が不利な状況に陥るのは目に見えているからだ。そこで妻はこう反撃した!

妻 「へえ!いいわね!望むところですよ!
   あなたが変な知恵をつけてるんじゃないの?
   こちらにも弁護士はいるし、損保40年のベテランも相談役にいるし、
   みんな、絶対に 100:0 で勝てるから頑張れ!って応援してくれてますからね。
   現場検証のときに、警察官でさえ頑張ってくださいと応援してくれましたよ!

   裁判になって困るのは加害者の方じゃないの?
   こちらが勝てば、こちらの裁判費用も全部加害者が払う必要があるでしょ?
   それにね、たかだか10万円程度のことで、半年、1年と長期間裁判に引っ張りだされるのは、
   会社勤めの加害者には辛いんじゃないの?
   こちらは暇だからいくらでもつき合うわよ!」

AI○「・・・・・・」

妻 「それにね!100:0 の判例は存在しないってあなたは言い張ってるけど、
   判例タイムズを読んだことは無いの?」

AI○「読んでいますよ・・・」

妻 「あら?それで判例が無いって言ってるわけ?
   勉強不足ね〜!100:0 の判例がちゃんと載ってるわよ!」

AI○「それは判例タイムズのどこに載っていますか?」

妻 「あんた何いってんの!それぐらい自分で調べなさいよ!」

この調子である。AI○担当者はこれで15年選手だそうだ。もちろんこれだけではなく、もっと長い複雑な会話がなされたのだが、素人だと思っていた妻が急に「判例タイムズ」なんてな言葉を発したものだから、AI○もちょっと焦ったようだ。それ以降、高圧的な態度がなくなり言葉遣いが丁寧になって来たと妻が笑って言っていた。

「弁護士を立てるぞ!」とか「裁判に持ち込むぞ!」と言えば当方がビビってしまい、すぐに言いなりになるとAI○が考えていた節がある。それに対して当方が「どうぞどうぞ!望むところ!」と言い始めたことで、AI○の計算が狂い始めたようだね。ようするに、当方はそのようなテクニックを使う相手に対して誠意を全く感じていないのだ。AI○が加害者の代理人として誠意を持って保証に当たるべきだと考えるはイカンのかい?

加害者側が本当に弁護士を立てて来たら、そのときはその時。逆に弁護士の方が論理的に話がしやすい気もするなあ。まあ、この先どうなるかは分からないが「一度ぐらい裁判を経験するのも面白いかもね」と、思うくらい夫婦で興味津々なのだよ。


本日の結論
金額の問題ではなく、当家のプライドが掛かった戦いなのだ!

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