検証的交差点
2012年01月12日 現場は近所!


車の中で妻は調書作成中

「言い切った妻に拍手!」

昨年12月18日に当家が遭遇した交通事故は、年をまたぎようやく本日現場検証となった。昨今は警察も忙しいので、加害者、被害者の双方のスケジュールが合う日をあらかじめ確認し、警察の交通科に連絡して現場検証の日を予約するというシステムだ!てなことで本日2012年1月12日13時に港北警察署へ夫婦で出頭した。

当家からは車で20分ほどの距離にある警察署だ。車で出てカーナビに従い走ってみると・・・あら?警察署の場所はほぼ知っていた私たちだが、どうもカーナビが指し示す位置がおかしい!違う場所へと誘導するのだ!なんでだ?なんでだ?おおお〜〜〜!!!きっと警察署が移転したのだな!このカーナビは古いデータのままなのだろう。と、自分たちの信じている場所へ車を進めるとやはりそれで正解だった。13時ぴったりに到着出来た。

警察の2階にある交通科に向かうと、そこにはすでに加害者のおばさんが来ていた。診断書等の必要な書類を警官に渡してしばし待った。警官は「事故車両の写真はありませんか?」と聞いてきた。ん?ちょっと待てよ?事故車両の写真は保険屋が用意すると連絡してきたのに、加害者はそれを受け取っていないという。もちろん当家にも届いていない。いったいどうなってんだあのAI○担当者は?これで3つ目の嘘をついたぞ!もう許せんなあ!

5分後、事故現場の交差点へと移動し現場検証となった。事故現場は当家マンションから1kmの位置なので、また自宅へ戻るような結果となった。その道中に妻と話をして、事故現場に妻が到着したら私は一旦家に帰り、事故当日に撮影していた事故車両の画像をプリントアウトして現場立ち会いの警官へ渡すことにした。

予定通り、私は事故現場から自宅へとんぼ返りし、画像をプリントアウトし飛び出した。現場に行ってみると、加害者と警官が交差点で細かい事故の状況を確認していた。妻がそこにいなかったので聞いてみると、警察車両の中で被害者の事情聴取を受けていた。私は、その車の外でしばし待つことに。


かなり長い時間待たされたが、やがて妻が出てきて「今度はあなただって!」と言うので警察車両に乗り込んだ私だった。警官は丹念に説明を始め、被害者調書を作るのでご協力をと言ってきた。そりゃそうだな。私は助手席に乗っていて、体を痛めた被害者だからな!で、かなりネホリハホリ細かなことまで聞かれたが、最終的には警察官も加害者の運転がひどかったことは分かっていたようで、加害者の違反行為に対しての処罰や罰金等についても言及していた。私は加害者を罰することはあまり好みではないが、見過ごすことも出来ないので「適切に処罰してください!」とだけ言っておいた。

私の証言と妻の証言は一致していたようで、警察官はなるほどと相づちをうちながら、私の話をきちんと細部まで聞いていた。交差点に進入したときのスピードも聞かれたが「この道路は30km制限なので、交差点に入るときは徐行して25km程度になっていたと思います」と伝えておいた。妻からも同じ25kmと聞いていたようで、警官は納得していたなあ。

事故が起こった交差点はブラインド交差点なので、そこを日々通っている当家としては充分に注意し通行する交差点なのだ。その辺りも強調しておいた。「危険性の多い交差点にしては、一時停止の交通標識が見づらい位置にある」と苦情を伝えた。その理由は標識が高い位置にありすぎるのだ。以下の画像を見ていただきたい。午後になると西向きに走るので、サンバイザーを下げていると「一時停止」の標識が確認しづらいのだ。でも、当家が事故に巻き込まれたときは夜だったので、その言い訳も通用しないんだがね。

まあ、いずれにせよ以下の画像で分かる通り、ブラインド交差点なので、通常の神経であればとても怖くて一旦停止しないで突っ込むことは出来ないよな!普通は、一旦停止しさらに徐々にノーズを出して左右を確認した後にしかここを通過出来ないはず。


加害車両側の視点

最後に、事故について他に何か質問がありますか?と警官が聞いてきたので「加害者よりも保険屋がひどい!」と言っておいた。すると警官は「ちなみにどこの保険屋さんですか?」と聞いてきた。ほほう!気になるかい?「AI○ですよ!」と答えたら、その警官は「そうですか外資ですか・・・詳しいことは知りませんが日本の企業とはかなり違うようですね・・・」と言外に外資系は対応が悪いと言っている気がした。

私の事情聴取が終わればすべて処理は終わる。後は、事故証明書が出来上がるのを待つばかりだ。警官は最後にこうも言っていた。「事故の内容について保険屋から問い合わせがあっても、捜査内容は保険屋に話しませんから」とね。なるほど。お礼を言って、我々夫婦は自宅へ戻った。

その後、妻と話していたときに大笑いの話を聞いた。

加害者は自分の走っていた速度をかなり過小報告していたようだ。現場検証中に妻がいる前で「この辺りでブレーキを踏みました!」と加害者が言ったところ、警察官は「それはありえないですよ!あなたが言っているスピードでブレーキを踏めば、必ず停止線手前で止まれますから事故は起きませんよ!」つまり、かなりスピードオーバーしていたか、ノーブレーキで突っ込んだか、のいずれかでしかあの事故は起こらなかったと警官が言っているようなものですなあ。私もあの瞬間にブレーキ音は聞いていないし「加害者は嘘をつく」典型的なパターンだね!墓穴を掘ったな!加害者おばさん!

結局、当方にはいっさいおとがめの話は無し。つまり当方に過失は無いということ。

そう言えば、警察官はこんなことも妻に聞いてきたという。「あの事故が起こらないように、あなたがとるべきだったと思いつくことは何かありませんか?なんでもいいのですが」それに対し妻は「私はやるべきことはすべてやりました。やるべきだったと思うようなことは、一切ありません!」言い切った妻に拍手!


本日の結論
さてと、AI○はどう出る?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE