2011年12月27日 試乗と頭金と事故車両!
2011年12月25日クリスマスの夜。妻は食事会があるので出かけていきました。私は一人でテレビを見つつ、イタリアのクリスマスケーキである「パネトーネ」を主食として食べていました。そしてデザートは昨日届けられた「草加せんべい」でした。久しぶりに一人でこたつに入っていると、ちょっと悲しみが湧いてきて「あれ?何この感覚?」と焦りましたが、その時見ていたテレビ番組が「報道の日」で、3.11のその後の取材を丹念にやったもの。やたらに流される津波の映像を目にして、あのときの感覚に引き戻されたのでしょうね。
「よく走ったね!お疲れさま!残念だったね!」
22時になり、妻が帰宅するというので駅まで迎えにいきました。代車の「日産TEIIDA」を運転しつつ妻といくつかの会話を交わしましたが、ひとつ「そうだよなあ・・・」と思える妻の発言がありました。
私 「なんだか・・・金もないのに新車を買ってよかったのかなあ・・・」妻 「買うべきだったんじゃないの?世の中不景気だから、経済を回さないとだめでしょ!
そうしないと、お金がまたこちらにも回ってこないしね」
私 「そうか、経済を回すか・・・。そのうちまたLOTO6が当たるかもね!」
なんてな、たわいない会話でしたが、積極的に金を使い自分が行動することで、新しい展開も生まれるというもの。萎縮が一番いけないだろうと思いますね。防音室が欲しいときにLOTO6が当たり、Macが壊れかけたらLOTO6が当たり、今回は車が必要になったので・・・早速LOTO6を買ってみようっと!(そうはうまく行かないってば!)
12月26日12時が試乗車の約束時間でしたので、妻と出かけました。環八の瀬田交差点近くにあるディーラーです。それにしても、カタログもほとんど読まず試乗もせずで契約を済ませて、いきなり頭金を払いに来て試乗というのも無茶ですなあ!娘夫婦も試乗したいというのでディーラーで待ち合わせ。12時ぴったりに到着してみると、入り口に試乗車が用意されていました。すぐに試乗開始!246に出て渋谷方向に向かい、しばし走った後に裏通りに入り約10分ほどの距離をぐるりと回って戻ってきました。その後、娘夫婦も試乗でひとまわりしてきました。
プリウスα s
スタート時にスイッチを入れてみると、全くエンジン音が聞こえず、ただフロントパネルに表示が出るだけ。これがハイブリッドというやつか!エンジン音が聞こえないと車に乗って「出かけるぞ!」との思いが弱まりますね。走り出してすぐにエンジン音が聞こえて来ましたが、とても静かです。低速走行中の室内が静かすぎて、ドライブ感覚はかなり薄く感じます。車というより、電気製品と言った方が良い感覚です。
ブレーキは、ちょっと経験したことが無いニュアンスの利き方でした。電磁ブレーキなので、独特の踏み込み感があります。効きはかなり良いですね。気をつけないと慣れないうちは急ブレーキになりそうです。ドライブモードは、EVモード、エコモード、ノーマルモード、パワーモードの4種類。エコモードで走り出してみたら、加速が辛かったですよ。長距離をのんびり走るときはエコモードでもよろしいのでしょうが、街中だとノーマルモード、キビキビ走りたかったらパワーモードですね。ようするに、メリハリある走りにはガソリン消費がつきものであるということですか。
今までエスティマに乗っていたので、プリウスαは少しチープに感じました。これはしょうがないですね。価格差がかなりありますから。それよりも運転席の高さが低いのに慣れていないので、試走中はとても気疲れしました。1週間もすれば慣れるのでしょうがね。
さて、私が今まで乗っていたエスティマはどうなったのでしょうか?聞いてみると、ディーラーの屋上においてあると。では娘夫婦にもその姿を見てもらおうと屋上へ行きました。改めて見直すとやはり無惨です。しかし、そこはtanabe.tvですから、思い出を残すために以下のような記念写真を撮影いたしました。このとき撮影してもらったディーラーの営業さんは「ハイチーズ!」と声をかけてきましたよ。あああ・・・。
改めて事故車となったエスティマを見ると、不思議な人格的風格を感じました。一応、6年も丁寧に乗ってきたエスティマですから、妻は「よく走ったね!お疲れさま!残念だったね!」と車に声をかけていました。この車が修理され東南アジアのどこかでまた走るかもしれませんね。それとも単なるスクラップとなって、新しい車の材料に生まれ変わるのでしょうか?
いずれにせよ、私たちがこのエスティマに面会するのはこれで最後です。さようなら!
本日の結論
金さえたっぷりありゃあ、買い替えもエスティマにしたのになあ・・・。
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